ドゥードゥー♪
ドゥドゥドゥドゥ~
ドゥドゥドゥ~ヴァ~♪
概要
『美少女戦士セーラームーン』に登場する天王はるか(セーラーウラヌス)と海王みちる(セーラーネプチューン)のGLカップリングの俗称。
百合界に君臨する偉大な存在としてその名が通っている。
セーラームーンや『少女革命ウテナ』が百合の二次創作人気を高めていくことになるが、まだまだ百合が現在ほどの認知度のなかった当時から、そのカリスマ力で看板を引っ張ってきたと言っても過言ではない。
はるかとみちるが男装の麗人と美少女令嬢のカップルとして登場する旧作アニメ版では、登場毎に熱愛ぶりを見せつけて主人公の月野うさぎ達を圧倒または赤面させ、ゴールデンタイムの女児向けアニメ番組ということで物議を醸した。公式が病気シリーズの常連である。
謎のコーラスと花吹雪やキラキラが流れる演出はもはや伝説。堂々たる恋人っぷりで、百合を苦手とする人々からも支持を得ることもカリスマたる所以。
旧作アニメ版では根っからの正義の味方であるうさぎ達と対比して、世界を守るには手段を選ばない非情な一面を持ち、場合によってはうさぎと真っ向から対立する。
前世からの運命共同体という関係だが、プライベートのはるかは可愛い女の子を見るとすぐナンパする浮気性で、本妻の貫録を持つみちるにがっちりと手綱を握られている模様。
上記の内容は全てアニオリ展開であり、原作でもカップルではあるがそこまで密着した関係ではなく、二人ともうさぎに従順。むしろはるかはうさぎを気にしており、みちるもそれを許容しているらしい。
原作のはるかの性別ははっきりしていないが、pixivでは旧作アニメと同様にほぼ女性(=百合)として扱われる。
名言集(アニメ)
はるか(どうせこの手は汚れている。何を犠牲にしてもどんな手段を使っても、必ずタリスマンを手にいれてみせる!)
みちる「はるか・・・大丈夫よ。私はあなたの手が好きよ」
みちる「はるか・・・死なせないわ」
はるか「ずるいじゃないかみちる・・・自分だけの世界へ行くなんて」
はるか「このままずっと二人で走ろう・・今夜は帰さないぜ」
はるか「痛いよみちる・・もっと優しくして貰いたいな」
みちる「よくってよ?後で二人っきりになったらね」
みちる「随分仲良くなったのね」
はるか「なんだ、妬いてんの?」
みちる「うふふ、そうかも」
みちる「はるかが妬いてくれるなんて珍しいわね」
はるか「妬いてなんかないさ。ただ、みちるが僕以外の誰かに目をむけるのが許せない」
みちる「はるかさん、そういうのを嫉妬と言うんですのよ」
みちる「はるかのいない世界なんて、守ってもしょうがないじゃない」
みちる「大人になった方が、楽しい事がいっっぱいあるのに・・大きなお世話よね」
はるか「・・コホン」(赤面咳払い)
みちる「最近・・・甘い物の食べ過ぎじゃなくって?」」
はるか「・・・寝言はベッドでしか聞かないことにしている」
はるか「僕の切れ味は、鈍ってないはずだけど?」
みちる「試してみる?」
はるか「二人きりのときに、ゆっくりとね・・」
関連イラスト
余談
その1
2008年のフジテレビ系ドラマ「ラスト・フレンズ」が放映された際、主人公の二人(美知留と瑠可)はこの二人がモデルではないかと散々囁かれたが、真偽は不明。
「瑠可」はモトクロスのレーサーで男勝りの短髪の女性、更にその片思い相手が「美知留」である。連想しない方が難しい。
その2
毎回、霊能力者やSM嬢など一つの特殊な世界にスポットを当て、そこに生きる人達だけを回答者として出演させるBSスカパーのクイズバラエティー番組「ダラケ! お金を払ってでも見たいクイズ」の2014年11月6日放送分がレズビアンカップルの回であり、レズビアン界では有名な女性が「この人になら抱かれても良いと思える人物は誰?」という問題にて、答が「セーラーウラヌス」であった。
しかも、普通なら架空の人物だとは誰も想像し得ないこの問題で正解者までおり、キョトンとなって「セーラーウラヌスって誰?」という司会者(千原ジュニア)に、親切丁寧に説明するレズビアン達。
現実の同性愛者まで惚れさせていたとは、カリスマ恐るべし。
その3
セーラームーンから戦う少女物はプリキュアに代わり、早数十年。
『キラキラ☆プリキュアアラモード』に登場するメインキャラクター、剣城あきらと琴爪ゆかり。
プリキュアシリーズでは初となる高校生プリキュア同士のコンビであり、男にも女にも見えるあきらとクールビューティなゆかりという組み合わせ。
OPやEDでは2人がセットで動くカットが多く、色味やキャラクターのデザイン面でも中学生トリオとは明確な区別化が図られている。
詳細は下記の『あきゆか』へ
その4
「はるみち」「みちはる」というCP表記を最近の百合CPのようにコンビ名の表記揺れとして扱うと一部のユーザーに対して地雷を踏み抜かせる可能性が高いため、タグの取扱いは要注意である。
このCPは受け・攻め違いの住み分けが厳格かつ徹底的に行われてきた歴史があり、特に古参の東映版放映当時からのお友達は表記に大変敏感かつ繊細な反応を示す。
20年以上の歴史を重ね、『カリスマ』の名を献上されるに至ってなおも、未だに受け攻め論で戦争を勃発させる事ができるあたりから放映当時のCP戦争の激しさをお察しいただきたい。(代表例:百合姫初期編集部内の抗争)
Crystalの輝きに導かれて参入したお友達はうっかりミスに注意しよう。
タグ付けに迷ったらこのカリスマタグを有効活用だ。