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ジムニーの編集履歴2021/10/28 15:37:47 版
編集者:道無
編集内容:余談に追記

ジムニー

じむにー

スズキの軽オフロードSUV。普通自動車仕様の派生車種であるジムニーシエラについても取り扱う。

概要

1970年より販売されている軽自動車で、本格的なオフロード走行設計となっている。

日本国内の普通自動車仕様はジムニーシエラとして販売。

日本での歴代モデルはショートボディのみであるが、インドでは全長4,010mmのロングボディのモデル(SJ413型マルチ・ジプシー)がある。

海外ではトレッド幅(左右のタイヤ間の幅)及びフェンダーの拡大と、1.5Lエンジン搭載などのアレンジがされている。

アルトキャリイ/エブリイ等とともに2014年3月までマツダOEM供給され、「AZオフロード」の名称で販売されていた。

初代(1970年〜1981年 LJ10〜SJ10型)

センシティブな作品

2代目(1981年〜1998年 SJ30〜JA22型)

3代目(1998年〜2018年 JB23型)

4代目(2018年〜 JB64型)

1〜3期はいずれも10年以上のロングライフモデルである。

前身はオート三輪で一世を風靡したホープ自動車が開発したホープスター・ON型4WDである。

この車両は形式登録はされたが、ホープ自動車が四輪車事業から撤退し結局18両の製造で終わった。

その後スズキが商標権を買収。

ジムニーの当初の開発コンセプトは「どのような悪路も走行できる軽4輪貨物車」であり、長年4ナンバーの貨物車扱いでMT仕様のみであった。

ところが三菱自動車パジェロミニがライバルとして出現した影響などもあり、乗用車化への再設計が施された。

ジムニーは第2期後半よりATもラインアップされているものの、現在もMTをメインとして開発されている。

ラダーフレーム構造も引き続き採用。

2021年現在は東南アジアを中心とした海外販売にも重点を置いている。

自動車のインフラ整備が全体的にまだ行き届いていない同地域では、壊れにくく整備しやすい構造が求められるためエブリィやキャリイなどに取り組まれた技術も使用。

4代目JB64型が日本国内でデビューした際は購入希望者が殺到し、現在も最長で1年強の納車待ちが発生しているようである。

国外での車名

1986年に北米市場で「サムライ」として発売されるが、横転事故をきっかけとする集団訴訟や米国との関税問題などの影響もあってか1995年に販売終了となる。

またインドにある子会社のマルチ・スズキ社が現地生産する「マルチ・ジプシー」がある。

こちらは日本でJB23シリーズに移行した後もSJ30〜JA22系列の設計のまま2017年まで生産された。

先述のロングボディ4ドア仕様も存在する。

類似車種

かつては三菱のパジェロミニをはじめ、ダイハツテリオス/テリオスキッドホンダZやそれらのOEM車などのライバルも存在した。

しかし生産コストの問題等もあり、2021年現在の日本においてはジムニー以外の本格オフロード軽SUVの生産は行われていない

余談

昭和ライダーシリーズにおいては立花藤兵衛がLJ20、谷源次郎がSJ10を所有(車体カラーはどちらもマスタードイエロー)。

宇宙刑事ギャバンでは初代ギャバン(一条寺烈)が保有しており、変身前の移動に使用していた。

また宇宙刑事から見ても魅力的で便利なクルマだったのか、後任のシャリバンシャイダーも保有している。

ただし軽モデル(SJ30)を所有していたのはギャバンのみで、シャリバン、シャイダーのそれは白ナンバーモデル(SJ40)である。

一方で二代目ギャバン(十文字撃)はJB23を所有していた。

ジムニーの編集履歴2021/10/28 15:37:47 版
編集者:道無
編集内容:余談に追記
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