ブラックピット(ファイター)
ぶらっくぴっと
概要
第4作『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』から参戦。
ファイター番号は28'、通り名は黒き翼。
発売に先駆けてパルテナの参戦ムービーのラストに登場しており、参戦イラストにも小さく描かれていたことから、ブラックピットも何らかの形で参戦することは確実視されていた。
特徴・変遷
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
コマンド | ワザ名 |
---|---|
通常必殺ワザ | 神弓シルバーリップ |
横必殺ワザ | 豪腕デンショッカー |
上必殺ワザ | 飛翔の奇跡 |
下必殺ワザ | 衛星ガーディアンズ |
最後の切りふだ | ブラピの狙杖 |
ピットのコピーだけあってか、性能はピットとほとんど同じ。
『for』では何故か百裂攻撃と横強攻撃の性能がピットの下位互換になっていたが、『SP』では統一された。
しかし、ピットとは通常必殺ワザ、横必殺ワザ、最後の切りふだで使用する神器が異なり、それぞれ大きな性能差がある。
通常必殺ワザは「神弓シルバーリップ」。
ピットの「パルテナの神弓」と比べ弾速と威力は優れるが、その代償としてほとんど曲がらなくなっている。
『SP』では威力の差が大きくなり、ベクトルがピットよりも低くなったため、より撃墜性能が上がっている。
横必殺ワザは「豪腕デンショッカー」。
ピットの「豪腕ダッシュアッパー」が上寄りにふっとばすのに対し、こちらは電撃属性で横寄りにふっとばす。このため中央よりもガケ近くで使った方がより撃墜しやすい。
最後の切りふだはピットと全く異なり、「ブラピの狙杖」で真横にいるファイターたちをまとめてふっとばす。
低ダメージなら後投げから繋がるなど、ピットより相手を撃墜しやすいのが魅力。
ちなみにこの「ブラピの狙杖」、『for』までのゼルダのデータを流用したワザなのだが、あちらと比べ打点が高いため、カービィなど一部のファイターにはしゃがみで回避されてしまうので注意。
これらの違いにより、ピットを技巧派とするなら、ブラックピットはパワー型とも呼べる性能をしており、ピット以上に初心者に適したファイターといえる。
自分に合う方を選ぶのはもちろん、2人を使い分けてみるのも面白いかもしれない。
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL
コマンド | ワザ名 |
---|---|
通常必殺ワザ | 神弓シルバーリップ |
横必殺ワザ | 豪腕デンショッカー |
上必殺ワザ | 飛翔の奇跡 |
下必殺ワザ | 衛星ガーディアンズ |
最後の切りふだ | ブラピの狙杖 |
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではピットのダッシュファイターとして続投。服や羽のデザインは原作に近くなった。
性能差があった弱百裂攻撃と横強攻撃はピットと同性能になって強化された。通常必殺ワザの「神弓シルバーリップ」も弾速と威力がさらに上がってベクトルも横方向になった。前作以上のパワー寄りの性能を手に入れ、差別化が徹底された。
オンライン対戦ではシンプルなパワー型で尚かつ使いやすい性能なのかピットより使用率は上回る。
撃墜性能自体はブラックピットが上で汎用性の高い豪腕デンショッカーは撃墜、復帰阻止にも役に立つため豊富。神弓シルバーリップも性能変化したものの、弾速増加とベクトル変化によって撃墜手段にも使える。
その分、パワー寄りな故にコンボ力やダメージ稼ぎではピットより劣るので相手にプレッシャーをかけて自分が有利になるよう、攻め続けるのが吉。
ちなみにピットが対戦相手がブラピの状態でスマッシュアピールを使うと、ブラピは、冥府軍との決戦のあと、ナチュレ率いる自然軍の幹部になった話が聞ける(同時にピットが使った光の戦車も自然軍が回収したらしいが、『SP』ではピットの方が切りふだで使う)
勝ちあがり乱闘「つくられた戦士」
ROUND | 敵 | 備考 |
---|---|---|
1 | ミュウツー | |
2 | ダークサムス | |
3 | リンク×3 | 全てダークリンクカラー |
4 | クラウド | |
5 | キャプテン・ファルコン | ブラッド・ファルコンカラー |
6 | ピット | |
BOSS | ガレオム | 味方:ピット |
人工的または非自然的に生まれたファイターが登場。
例外として、ROUND6ではコピー元のピットを相手にする。
その他
後日談
「エンジェランド」でブラックピットを相手にしている時にピットがスマッシュアピールを行うと、「冥府軍との決戦の後、ナチュレ率いる自然軍の幹部になった」という話が聞ける。
同時にピットが使った光の戦車も自然軍が回収したらしい。『SP』ではピットの方が切りふだで使うのだが、この文章は修正されておらず、矛盾が起きている。