概要
『ヒーリングっど♥プリキュア』の風鈴アスミことキュアアースが闇堕ちしたという世界線の二次創作である。
第43話にて、アスミはビョーゲンズはビョーゲンズの力を吸収する性質がある事から、ネオキングビョーゲンのバリアを突破するには、ビョーゲンズの力と一緒に技を放てば届くのではないかと提案する。「わたくしの中にビョーゲンズを宿すのです。ダルイゼンがのどかにメガパーツを埋め込んだように、わたくしの中にメガパーツを宿せば…」と言い出した。
しかしシンドイーネはメガパーツを自身に埋め込み更に進化。戦いの末、浄化されたシンドイーネの一部(ナノシンドイーネ)を取り込んだアースは、幸い多少の違和感があるくらいで問題なく動けた。
…が、あのシンドイーネの一部を取り込んで、本当に大丈夫だとは思えなかった視聴者によって、ダークグレースのように闇堕ちキュアアースのイラストが描かれている。
…何というか頭がシンドイーネにやられている作品が見受けられる。
アスミに残された懸念
最終回後もアスミの体にナノシンドイーネが残っているとしたら、もし何らかの事情でアスミの免疫力が弱った時に(例えば、環境破壊が進み地球そのものの力が弱る等)、アスミがシンドイーネに体を乗っ取られテラビョーゲン化する可能性は充分にある。
(実際に、一度感染してしまえば治ったように見えてもウイルスが体に潜み続け体調を崩した時に再び症状が現れるヘルペスウイルス等のウイルスが存在する。)
万が一そんな事態となれば、ヒーリングアニマルやプリキュア達は仲間であるアスミさえも、地球の為に浄化するのだろうか……?
だが、作中のテラビョーゲンの誕生経緯を見る限り、「宿主を闇堕ち」させるわけでは無い。むしろ心配すべきはシンドイーネが復活し、キュアアース達プリキュアに復讐する可能性である。特にアスミ=キュアアースを宿主にして、プリキュアの浄化技の耐性を備えた進化をする可能性があり、そうなってしまえば絶望しか存在しないと思われる。
案外仲良くやっていけるかも…?
もう一つの意味…。
一見和やかに終わった『ヒーリングっど♥プリキュア』最終回であるが、人間という種に批判的なヒーリングアニマルのサルローの登場で、環境破壊を行う人間文明の行く末次第では、地球を守るためにヒーリングアニマルたちが人類を浄化する可能性が示唆された。
女王テアティーヌは「いざという時がくれば人間を浄化する覚悟がある」と言い、地球の精霊であるアスミも、「その時」が来てしまったら人間の味方をしてくれるとは限らない…。
関連タグ
ダークグレース…キュアグレースが第27話において闇墜ちをしたらの二次創作。
暴風鈴アスミ…「風鈴アスミ」の黒化タグ。