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ヴローヴ・アルハンゲリの編集履歴

2022-01-17 20:27:14 バージョン

ヴローヴ・アルハンゲリ

ゔろーゔあるはんげり

ヴローヴ・アルハンゲリとは『月姫 -A piece of blue glass moon-』の登場人物である。

CV:津田健次郎


プロフィール

スペルVlov Arkhangel
性別男性
血液型O
年齢おおよそ400歳
誕生日5月4日
属性混沌・善
身長188cm
体重79㎏
好きなもの妻、熊、ご当主
嫌いなもの蛇、吹雪、流氷
天敵混沌、薔薇、改造魔

概要

リメイク版月姫に登場した死徒。中ボスという立ち位置としてはリメイク前のネロ・カオスに相当する。

貴族服の上に毛皮のコートを着た白髪の男性。


初登場はアルクェイド遠野志貴が潜伏していたホテルに眷属を伴って現れて、交戦。その時に真祖の姫君に名を問われてそこで自身の名を明かした。


死徒二十七祖十九位、年齢は400歳ほどと祖としては若く、最近(100年ほど前に)代替わりをしたためかアルクェイド及び聖堂教会は名前さえ知らなかった。


元々は先代である十九位ゼリア・アッヘェンバウムの眷属でⅥ階梯の死徒(下級)であり、Ⅶ階梯以上の死徒(上級)では無いので主である祖を殺せるはずがないのだが、北海に現れたアカシャの蛇の暗躍の果て、主を殺害、代替わりをして祖になった。

その為ロアとその関係者を憎悪している。


彼にとって、人間の血液は暖を取るための霊薬であり、血液失くては我が身は凍死してしまうと述べている。


かつて何名もの死徒二十七祖が集まりフランスの片田舎を壊滅させた「フランス事変」にも参加している。


10人の妻がいる。死徒なのか人間かどうかについては不明。『メルブラ』にて彼と交戦した軋間紅摩が「10人分の魂を護りながらの戦い」と評したことや、『月姫』の彼が最後の10人分の血液(魂)だけは使わずに敗北したことから察すると、その10人の妻は彼に血を吸われて魂として彼の中に存在する。


能力

気化熱の如く世界という概念を蝕み燃え広がる蒼い炎と、自身の魔術である灼熱の炎の掌(3000度の超高温)を射出し、剣のようなサイズの大鉈を用いた接近戦も行える。

だが、これはあくまで彼が『正気』から逃げた先の『狂気』による戦い方であり、血液を失い、瀕死の重傷に追い込まれた時、彼は『灼熱の夢』から『絶対零度の地獄』へと目が醒める。


彼が主を殺害して手に入れた原理血戒の性質は『凍結』であり、その能力の本質は極寒の冷気を纏う呪い。その力は強大で摂氏-100℃の猛吹雪を常に吹き散らし、その気になれば街一つを氷漬けにできるほど。


この状態になったヴローヴは、極寒の地獄に囚われているという呪いのせいで歩くことすら困難になるが、それを補うほどのフィールドを覆う氷点下の寒波を操れるようになり、空気中の水分を凍結させて氷の槍として射出したり、自身の周囲に鋭い氷の棘を地面から展開して自身の身を守ったり、愚かにも突貫してきた獲物を絶命させることも出来る。

この寒波自体の通常の自然現象とは異なり、シエルの着用する第七聖典の鎧である「ヴァージンペイン」の対神秘を始めとした極限状態への防御でも完全に防ぎきれないほど。

ヴローヴが宿した呪いは彼を中心とした周辺に働く為、近くにいる生命はその寒さに耐え切れず凍え死んでしまう初見殺しそのものである。


彼に血を吸われ死者となると燃えさかる死体となり通常の死者よりも危険な存在となる。


また、死徒になる前はとある王国の騎士であり、正気に戻ってからは主より授けられた『概念武装』である自身の身の丈を大きく超える騎士槍を用い、弱体化しているとはいえ性能としては自身よりも格上の真祖の防御力を、または代行者の第七聖典の1つである『対象が衰弱死しない限り絶対に壊れない』という概念を纏った鎧を一部破壊するほどの刺突をもって両ルートに置いて対峙した両名に大ダメージを与えている。

ちなみに作中の描写で衝撃波とともに総質量7千tを誇るアルクェイドの放った岩盤の雪崩を大槍の一突きで破壊する程のパワーを見せている。


だが最も恐ろしいのは正気に戻ってからの騎士としての経験や技量の数々。

片手を失ってもシエルの巨大な蛇腹剣ブレイド相手に凌ぎを削る様は一流の騎士と評される腕前であり、志貴からも『シンプルに人殺しとして卓越している』『正気であれば、吸血鬼でなければ、嫉妬するほどの騎士だっただろう』と評されている。


さらに驚異的なのは、一見して普通の人間であり、自身に向かって突撃してくるまで存在を意識してさえいなかった遠野志貴に対し、接触する直前に『あの人間には自分を殺す用意がある』と、彼の有する直死の魔眼一度も見ることなく戦士としての直感だけで脅威と認識し、迷うことなく全力で後退したという点だろう。

その後も身体スペックだけで言えば数段劣る遠野志貴を相手に一切油断することなく万全の警戒を行い、まさしく騎士の鏡と言える観察眼と判断力を発揮し続けた。


メルティブラッド TYPE_LUMINAでの性能

原作リメイクに伴いボスポジションとして参戦。

過去作の青子もかくやという弾幕シューティングが可能。

超高速かつ様々な軌道に派生可能な波動拳と、発動から一瞬で画面端まで届く地走り弾を所持。

更には原作再現として初期ラウンドでは飛び道具は炎を操り、1ラウンド取られると飛び道具のエフェクトが氷に変化し性能が大幅に強化される。

飛び道具からでも体力を半分近く奪えるのはほぼヴローヴのみと非常に火力に恵まれている。

また近接性能も悪くはなく、打撃ヒットからでも大ダメージが取りやすい。

ただし切り返し手段が皆無であり、ゲージをこれでもかと払ってシステム技に頼らないと、相手に転ばされたら死ぬまで起き上がれなかったりするなど防御面にやや不安がある。

次いで発売時点では最もキャラクターサイズが大きく、一部の攻撃が他キャラクターより当たりやすいなどの欠点もある。最も小さい都古と並べるとその違いは顕著。

そのピーキーな性能ため、メルブラプレイヤー間でも評価が大幅にブレており、キャラランク最上位と言う人もいれば最下位と言う人もいる。


都古のボスラッシュモードシナリオでは「冬将軍マロース」として登場。名前の由来がロシアのサンタクロースポジションだからか、都古にプレゼントを渡そうとして拒否られ、ガチで悲しそうな反応をしていた

ちなみにプレゼントとは氷漬けにされた二世代前のカードゲームのエクステンドパック。郵便に半年も掛かる僻地にいた為か、本人はこれが最新だと思い込んでいた。流通を見直せと志貴に指摘されて戦闘に突入する事に…。



関連タグ

月姫リメイク 月姫 -A piece of blue glass moon-

死徒 死徒二十七祖


シグルドスルト……型月中の人繋がり。特に後者は炎と氷の両方を扱うという点で似通っている。


アルケイデス(Fate)・・・人として積み上げた戦闘経験により、相手に自らを殺す手段があると直感したことでただの人間から全力で後退した共通点を持つ。

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