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概要

髪は金髪。予備パイロットとしてホワイトベースに乗艦したが、ガンペリーガンタンクのサブパイロット、砲撃手を務めるなど様々な役割を果たし、一年戦争を最後まで生き延びた。

ファーストガンダムの登場人物の中ではU.C.0120年までと最も長く存命ならびにその去就が判明している人物である。(一年戦争の関係者まで範囲を広げるとU.C.0153年まで存命しているウモン・サモンなど更に上を行く者もいる。)

来歴

一年戦争(『機動戦士ガンダム』)

コズンを独房へ連行したり、民間のパイロットを装って潜入したブーンとキャリオカの部屋に歩哨で立つなど、パイロット任務以外の仕事もする。ア・バオア・クーから脱出する際には、救命用スペースランチのパイロットを務めた。

AOZ 刻に抗いし者

今作品では彼と思しき「J.J」と呼ばれる人物が登場しているが、明確に彼であると言及はされていない。

『機動戦士ガンダム ピューリッツァー』

軍を除隊して民間企業に入社した後の姿が見られ、キッカ・コバヤシの取材を受けている。サナリィに入社した元整備クルーのオムル・ハングが接触し、ジョブの才能を評価していた事、その才能をサナリィで発揮しないかと持ち掛けれている。後述の通りサナリィに入社し、本社の幹部まで昇り詰めた彼は間違いなく才能のある人物であった。

『機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのメモリーより―』

宇宙世紀0105年ではサナリィの社員として登場。ジャーナリストになっているカイ・シデンとサイド3で開かれている「一年戦争展」のプレオープンで再会する。

彼は一年戦争戦後は帰郷し故郷の人々からは英雄として持ち上げられていたが、次第に戦時中の細かい情報が広まると「正規軍人だったのにアムロら民間人より活躍できなかった」ことを責められるようになり、耐えられなくなって軍を退役し、一時期はアムロやカイらを恨みながら、スペースデブリの回収作業員をし、その後にサナリィの社員としてサイド4で長く生活していたと言う。

機動戦士ガンダムF90FF

サイド4のサナリィの本社で、フォーミュラ計画F90の開発責任者として動いている。

「提出された数値に違和感を感じる」として、実際にF70を動かして試験も行っている。

後に、1年戦争時の回想としてアムロとの遣り取りが流され、ニュータイプとオールドタイプの格差を目の当たりにし、ニュータイプに対し劣等感を抱くと同時に、ニュータイプであるが故の不幸を察し、しこりめいた感情を抱くようになる。

そのしこりはF90のNタイプ(=ニュータイプ専用兵装)試験の為ならば、13歳の子供もパイロットの対象にする程で、傍目では『新型開発』の為に倫理をも捨てた風に見えるが、「…君を不幸にするつもりはないさ…」と、本気か方便か判断が付かない言葉を漏らしたりしている。第2次ネオ・ジオン抗争の際にも後方のサラミス改に乗っており、援軍のMSをアクシズへ送っていた。そしてアムロが見せた人の心の光を目撃し、号泣する。

その後、どういう経由か不明だが、ロンド・ベルの隊員でカラバ時代からアムロ・レイに付いていた彼の部下のボッシュ・ウェラーと個人的な接触をしている。なお、後述の漫画「F90」では、この関係がある事を匂わす場面は無い。

オールズモビル戦役(『機動戦士ガンダムF90』)

第一次オールズモビル戦役時にサナリィの幹部として乗艦。フォーミュラ計画のモビルスーツ開発に関わり、F90やF91の機体設計を行った(先述したF90FFによればF90開発責任者)。

この時、地球連邦軍第13実験戦団の実験部隊に2機のF90を預けるのだが、隊長のボッシュ・ウェラーとは他人行儀であり、F90FFで追加された描写との関係は描かれていない。また、F90が強奪された直後にはノヴォトニー等周囲の混乱をよそに冷静沈着に振る舞いながらも「ふっ……良いデータがとれそうだ」と割ととんでもない事を口走っている。その後デフ達の不始末について上層部に取りなしをするなど便宜を図っている。

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』では

レギュラーの一人として出番もそれなりに多く、ガンキャノンの正パイロットとして務めている。またアムロ達にルウム戦役時の黒い三連星の活躍を語る等、リュウと共に先輩的立場を務めていたが、スレッガーには新米扱いされていた。ア・バオア・クー戦においては新編成のジム隊で出撃した。

主な搭乗機

関連項目

機動戦士ガンダム 機動戦士ガンダムF90 機動戦士ガンダムF90FF

サナリィ フォーミュラ計画 F90 F90FF

ハゲ機動戦士ガンダムF90の時代では57歳前後と思われるからしょうがないが、それにしても頭頂部がすっかり行ってしまっている……。

ボッシュ・ウェラー

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