コズン・グラハム

こずんぐらはむ

コズン・グラハムとは、アニメ『機動戦士ガンダム』に登場するキャラクターである。

概要

CV:兼本新吾（劇場版Ⅱ）/田中崇(アニメ初登場回)※声のみ

ジオン公国宇宙攻撃軍のランバ・ラル隊に所属している。階級は少尉。

ザクⅡに搭乗し、ランバ・ラルと共にホワイトベースと戦闘、セイラの搭乗するガンダムのメインカメラを破壊し鹵獲寸前まで追い詰めたが、アムロの搭乗するガンキャノンが加勢、近接武器を持たないガンキャノンの格闘戦でボコボコにされ逆に鹵獲、地球連邦軍の捕虜となった。

その後はブライトから尋問されるが、口を割ることはなく独房入りになる。独房入りになる前にセイラにシャア・アズナブルの現況を聞き出され、「左遷されたがその後のことは知らない」と明確に答えて彼女を安堵された。

独房入りになった直後に奥歯に仕込んだ爆薬を利用して脱出し、通信室に侵入してホワイトベースの情報をランバ・ラル隊に送った(この時ジオン側にガンダム、ガンキャノン、ガンタンクの正式名称を伝えている)。

伝達後、シャアの一見でセイラをジオンの諜報員だと思いこみ、独房入りしていた彼女を脱走に誘うが、同行を拒絶されたうえ通報され脱走が露見してしまう。ハロにつまづくなどコミカルな描写こそ見られたものの脱走自体は順調に進み船外へのエアロックを封鎖したうえでランドムーバーを装備して脱出を図る。しかし、オムル・ハングがエアロックを破壊するために発射したロケット弾の爆風に扉ごと吹き飛ばされ死亡。彼の死はセイラによってブライトに報告された。

結果的に彼はホワイトベースの全貌、兵達の実態を知る初のジオン兵となり、後のランバ・ラル隊によるゲリラ戦の情報にも生かされることとなる。

関連タグ

ジオン軍　ランバ・ラル

アンドリュー・グラハム、グラハム・エーカー…グラハム違い。