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データ

形式番号CB-X5
所属地球連邦軍
開発地球連邦軍
全高12.8m
全長34m/47m
全幅26.5m
全備重量185t
ペイロード110t
最高速度マッハ0.75/マッハ1.3
武装大型ミサイル

概要

地球連邦軍が開発したMS用の汎用輸送機。3基のローターで上昇し、4基のジェット・エンジンで前進するVTOL機である。

コンテナ内部にはMSを1機、もしくは2機搭載可能である。このコンテナは着脱も可能らしい。またMSだけでなく人員輸送用としても運用され、胴体部には兵員室があり左右対面式で計12名分のシートがある。

ホワイトベースを始めとするペガサス級強襲揚陸艦の中央部の第3デッキに搭載出来るようになっている。

ガンダムの空中換装を行うだけでなく分離後のパーツ回収も単機で行うことができる。

またコンテナ左右に大型ミサイルを搭載する事で戦闘にも使える。

ホワイトベース搭載機は難民の避難やガンダムの空中換装を行ったりした。また大西洋の戦いではミサイルを搭載して戦闘に参加、その際はカイ・シデンミハル・ラトキエが搭乗した。しかし被弾により操縦席からの対潜ミサイル発射操作ができなくなった際、コンテナへ降りたミハルが予備発射装置でミサイルを発射、ズゴック(劇場版ではグラブロ)を撃破するが、発射の際の爆風でミハルは機外に吹き飛ばされて帰らぬ人となってしまった。

ホワイトベースが再び宇宙に出た後もまだ搭載されていた模様で(38話でブライトがテキサスコロニー内に発進命令を出していたが、画面での登場は無い)、恐らくはア・バオア・クー最終決戦において爆発するホワイトベースと運命を共にした模様。

ホワイトベース隊以外にも極東方面軍が運用していた(陸戦型ジムを搭載)他、戦後も一部が運用されている模様。

尚、『機動武闘伝Gガンダム』にもネオホンコンにてガウなどと共に登場している。

バリエーション

  • ガンペリー・シギント

MSV-R』、『ジョニー・ライデンの帰還』に登場。

型式番号:CB-X5SGT

一年戦争後期に開発された強襲型のガンペリー。MS支援能力を強化しつつ全天候状況における飛行能力も強化、戦域においての滞空性能も向上し、機動力も向上していると色々と改良が施されている。

支援機能の強化と飛行能力の強化は重点的に行われており、機体のドーサル部と大型化したコンテナ部にミノフスキー粒子下に可能な限り対応出来る各種電子装備が追加されている。これらの機器が収集した情報をコンピューターや専門の情報士官が総合的に判断し、地上で活動しているMSに対して豊富な情報送信を可能としており、この機能に関してはディッシュ等の偵察機と同等の能力を持つと言われている。この高度なセンサー群と情報解析能力は飛行の際にも有効活用されており、粒子散布下において編隊レベルでの低空高速夜間飛行も出来る。さらに情報解析システムと操縦システムが連結されたことで、ミノフスキー粒子散布下でのオートパイロットも実現。偵察支援行動を行う関係からエンジン部の換装による滞空時間の延長や攻撃を受けた際の各種撹乱機能なども大幅に強化されており、空挺部隊用はミノフスキー粒子散布機能も搭載されていたと言われている。主にジム・ナイトシーカーを搭載していた。

一年戦争後も特務部隊や空挺MS部隊によって運用しているのが確認されている。

  • グランペルリ

『A.O.Z Re-Boot ガンダム・インレ-くろうさぎのみた夢-』

火星ジオン残党軍レジオンがガンペリーの設計をベースに開発した地上輸送艇でガンペリーの陸戦型と言えるもの。こちらは航空機ではなくホバー移動する艦艇となっているがこれは火星での飛行が禁止されている為である。

飛行機では無くなったので運用範囲は狭まったが、依然高い走破性を持っており、ギャロップのように後部にカーゴユニットを牽引することが可能。カーゴは通常は一つで運用するが、複数繋いで列車のような大量輸送をこなすことも可能。

居住設備も備えており、ペイロードも大きいため、人が住めない火星では、生活の場としても運用されている。

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