イエスタデイ・ドーパント
いえすたでいどーぱんと
イエスタデイ・ドーパントとは、「仮面ライダーW」第33-34話に登場したドーパントである。
「さあ、始めましょうか。左翔太郎君?」
概要
謎の女性・不破夕子がイエスタデイメモリを胸元に挿して変身したドーパント。風都南地区の地上げに関わった西山不動産の社長と部下の3人を能力で始末し昏睡状態にした。
相手に8の字の刻印(恐らく砂時計を模している)を撃ち込み、翌日に手首のスイッチで相手の意識を奪った上で操作することで昨日と全く同じ行動を取らせる能力を持つ。この際にメモリの毒素も刻印と共に排出できるので、メモリ使用者特有の精神障害も起こらない。相手への攻撃と自身の防御を同時にできるその合理性は劇中でも井坂深紅郎にも高く評価されていた。
さらに刻印を付けられ上記の昨日の行動をとらされた人間はその後丁度24時間後に昏睡状態に陥る(ただしエクストリームメモリで無効化は一応可能)。
夕子はこの能力を上手く利用して先の3人を事故死に追い込もうとし、依頼人を装って近付いた左翔太郎にもこの能力を使って操ることで園咲冴子の暗殺を目論んだ。
外見
砂時計を模した頭部をしている。身体には随所に時計の意図が見られる。
副作用
このメモリの副作用として、メモリブレイクされると全ての昨日を失う、すなわち記憶喪失になるという副作用がある。