概要
シンジュ団のキャプテンの一人で、ヒスイ地方の東の沖合にある火山島・火吹き島の島キング・ウインディの世話役を務める女性。
本作の女性キャラの中でも胸が非常に強調されており、その大きさは前にぶら下げてあるゴーグルが胸の上にのるほどである。
数年前に子供を庇って亡くなった先代の島キングの子供となるガーディを保護しており、相棒として別個体のガーディを連れている。
「支えるべきキングが不在、後継者の育成も不十分」としてキャプテンの資質を疑問視されており、そのことに心を痛めているカイから島キングの後継者育成を依頼される形で邂逅することとなる。
ただし後継者の育成不足には理由がある。先代キングの子供のガーディは、自分を助けて父親が亡くなったトラウマで臆病な性格になってしまい、ガラナもこれを尊重し、悪評を受けることを承知でガーディをキングの後継者として育成していないというのが真相。
また、コンゴウ団のススキには、先代ウインディの事件の際実はガラナ自身も助けてもらった恩があり、彼のことを慕っているのだが、評価の良くない自分と関わっているのを見られることでススキにまで悪評が及ぶことを恐れ、表立って会わないようにしている。
団長のカイとは長の座を競い合った仲らしく、年齢差はあれど親しげにガラナちゃんと呼ばれることが多い。一方で彼女自身はそう呼ばれることを快く思っておらず、シンジュ団の長としての自覚を持ってほしいという思いからなのか、主人公などの人前では呼び捨てにするように度々注意している。
余談
名前の由来であるガラナはブラジル原産の植物。
果実がモンスターエナジー(キューバリブレ)やドクターペッパーなどの飲料に用いられるほか、
ヒスイ地方のモデルとなっている北海道ではガラナ飲料なる飲み物も販売されており、古くから親しまれている植物でもある。
なお、現代の人物で彼女の子孫にあたる人物は不明だが、彼女の髪とススキの顔、肌色を受け継いだ子孫がイリマという説がある。
また髪色と髪型はソニアとマグノリア博士に似ており、関連深い人物であるススキはルリナと共通点が多い事もあって彼女らの先祖であるという説もある。
何気にヒスイガーディが「ガルルワ!」と鳴く点にも繋がりがある。