概要
映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』のラストから『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』に至るまでの14年間のこと。
庵野秀明曰く、構想は存在しているらしく、その一部が「EVANGELION:3.0(-46h)」として映像化された。
この間あった事
- ニアサードインパクトによって第三新東京市が崩壊。
- 碇ゲンドウと冬月コウゾウがNERV司令、副司令の座を追われ、新たに渚カヲルと加持リョウジが新司令、新副司令となる。
- 何らかの方法で初号機をトリガーにサードインパクトが発生。
- 加持が自らを犠牲にサードインパクトを止める。
- 葛城ミサトが加持との子供を身ごもる。生まれた子供は相田ケンスケのもとに預けられる。
- ニアサードインパクト、サードインパクトを生き残った人々によって第3村が作られる。
- 鈴原トウジと洞木ヒカリが結婚。
- ミサトを中心とした旧NERVスタッフによって反NERV組織ヴィレが結成。
- ヴィレクルーによりNHG一番艦「ヴーセ」が強奪される。
- 式波・アスカ・ラングレーが復活
- エヴァンゲリオン8号機やエヴァオップファータイプ、エヴァンゲリオン第13号機が製作される。
- 北上ミドリがエヴァンゲリオン・インフィニティの成り損ないである「ハイカイ」に襲われているところをアスカが救出。それを機にシンジに復讐すべくヴィレ入隊を決意。
余談
上記の通り、庵野監督は「構想は存在している」と語っているがそれもそのはず、この内容は本来ならば『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』で描かれる予定だったためである。
しかし「主人公であるシンジが丸々一本登場しないのはまずい」ということを理由に先送りにされてしまい、本来ならば『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で描かれる予定だった内容を前倒しし『Q』に製作しなおしたのである。
『Q』のスーパーロボット大戦参戦に伴い、庵野監督は機体のみ参戦だけを許可し、「これからどんな内容になるかわからないから、完結するまでは『Q』のシナリオ再現をしないでほしい」とスパロボスタッフに頼み込んだ。スパロボスタッフ側も「まだ終わっていない作品をこちらで勝手に完結させるわけにはいかない」として了承。そのため現時点で最終参戦作品である『V』や『DD』共々『破』のあたりで原作再現を終了し、オリジナル展開へと入っている。