妲己(鬼灯の冷徹)
だっき
CV:柚木涼香
人物
酒池肉林等、あらゆる贅と淫楽を極めたという九尾の妖狐。度を越した行動に対し、あの鬼灯も彼女をドSと評した。おまえが言ry)
原作小説では「蘇妲己」は肉体の器にされた不幸な少女であり、本名は「千年狐狸精」であるが、本作では妲己が本名になっている。
才色兼備であり、古代中国の皇帝の紂王だけでなく、かつて日本の鳥羽天皇も誘惑しようとしたが、陰陽師に本性を見破られた上、逃げて蝉に化けても池に正体が写ってしまっていたため、石化した過去を持つ。
現在は、衆合地獄の花街で「花割亭狐御前」という白澤贔屓のボッタクリ妓楼のオーナーをしている。
余談だが、妲己繋がりで藤崎竜の漫画版『封神演義』とのイラストも存在するが、CVを担当した柚木涼香は同作のアニメ版である『仙界伝封神演義』で、妲己の妹である王貴人(玉石琵琶精)を担当していた。
人物関係
EU地獄のレディ・リリスとは、親友とも言えるような仲。「世界悪女の会」においてはツートップと称されている。
いい男(=お金持ちで自分の思いのままにできる男)の情報交換をよくしている。
因みに、アニメOPにおいては、2人仲良く手を取るシーンが出ている。
単に店を贔屓にするだけでなく、プライベートにおいても簪を10本大人買いしプレゼントしてくれるなど、彼女にとってはカモ…もとい良いお客様である。
因みに、白澤はレディ・リリスとも愛人関係にある。しかし、彼女らの性質上、特に気にしていない。
野干の檎は、店の店員である。彼が昔大借金を作り八寒地獄の湖に鎮められそうになったところを肩代わりして、以降トイチ(10日に1割つく利子。現世では違法)で返済契約で雇っている。
ちなみに小学生の頃のミキを見て、彼女を自分の店の従業員にしようと目論んでいたが、その前にアイドル事務所に引き抜かれた為失敗に終わっている。
荼吉尼とは、中国から逃亡して日本に潜伏していた際、平安時代に出会って意気投合し、コンビを結成。狐形態で荼吉尼を背中に乗せ、日本中で好き放題やっていた。
荼枳尼天の尊像が「狐に跨る天女」なのは、この二人のせい。
現在は、荼吉尼が鬼灯のスカウトで閻魔庁のお迎え課に就職したため、コンビを解消しているが、「世界悪女の会」のメンバーとして親交は続いている。
原作25巻で彼女の身長170cm、体重48kgと判明する。BMIは16.61で、シンデレラ体重よりも下回っていて、装飾品で見た目は分かりにくいが、身長の割にかなり痩せている(彼女の身長で判断するとシンデレラ体重は52kg、美容体重でも54.9kg)ただし装飾品を合わせるとプラス5kgになる。
意外だが、今のところ、主人公の鬼灯との絡みはない。