「楊戩」は
人物
※以下の説明は藤崎竜の漫画「封神演義」による。原作小説とは異なる。
概要
崑崙山の道士。変化(へんげ)の術の使い手で天才道士と呼ばれる。
実は通天教主の息子で妖怪仙人。幼い頃、金鰲と崑崙の不可侵条約の為に王奕(おうえき)とトレードされたが、出生を隠匿し、崑崙十二仙である玉鼎真人の門下で育つ。
師をも凌ぐ実力を身につけ仙人の免許も持っているが、弟子の育成に時間を割くよりも自身の技を磨きたいが為に道士を名乗っている。仙人名は清源妙道真君。
プライドが高い故に少々態度が傲慢な所があり、初登場時には、太公望が自分の上に立つ実力を持つか否かを試すテストを行った。
しかし太公望の器を知り、即座に自分を恥じ謝罪するという実直な面も見せている。
それ以後は、太公望の戦略を良く察し実行する右腕となり共に戦う。
生物や物体に変身できる変化の術を宝貝無しで使うことができる唯一の道士。
道士や仙人に変化した場合にはその相手が持つ宝貝もコピーして使う事ができるが、自身より上のレベルの者への完全な変化はできない。
戦闘外の場所で妲己に楽しんで変化する事が多い為女装趣味という疑惑がある。
アニメ『仙界伝・封神演義』では太公望の監視役という設定も追加された。
万が一太公望が封神計画に背く行為をした場合、彼を抹殺する使命を持っていたが、
結局は太公望との友情を捨てきることができず和解。
仲間たちからジト目で見られたものの元の鞘に納まった。
漫画版に見られた傲慢さはあまりなく、爽やかな性格となっており、吸命棍の弱点を見抜きながらも間に合わず引っ掛かったりするなど、ちょっぴりドジな一面を見せていた。
崑崙山の防衛システム(対象に偽の未来を見せる)では、相当イヤな未来を見せられたらしい。
ゲーム版ではとある疑惑が持ち上がっており、太公望に白い目で見られていた。
余談だが、作者は単行本の後書きにて「妲己と並んで描きにくいキャラ」とコメントしている。