データ(GXビット)
全長 | 17.1m |
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重量 | 7.5t |
概要
基本的に本体のガンダムと同じ性能と武装を持つ高級機であり、廉価版な量産機とは一線を画すスペックを誇る。Gビット自体は無人だが、ガンダムに搭乗するニュータイプの精神波で操作し、ガンダム1機で12機のGビットが操作できる。
フラッシュシステムの補助により「全ての機体に自分が乗っているように自在に操作できる」のが特徴であり、実質的にニュータイプが13人に増えて完全連携を取って襲い掛かってくるのに等しいという圧倒的な脅威度を誇る。
主にガンダムX専用のGXビット(GX-Bit)、ガンダムエアマスター専用のGWビット(GW-bit)、ガンダムレオパルド専用のGTビット(GT-bit)が存在する。(ビットMSの形式番号は掲載メディアごとでバラバラであり統一されていない。)そして、物語終盤では上記3機とは一線を画す異なった素体のD.O.M.E. Gビット(G-bit D.O.M.E.もしくはD.O.M.E.ビット)も登場している。
公式からの名称は「ビットMS」だが、全てGが冒頭に付くのが共通しているためか視聴者からは「Gビット」の名称で呼ばれることが多い。
GXビット
サテライトキャノンをはじめ、ガンダムエックスと同等の兵装を有している(全長と重量も全く同じ)。
このため、劇中では13機同時にサテライトキャノンを放つという凄まじい使い方もされた。
頭部デザインが異なり、胸部のバルカンは二門に減った上で親機ではコクピットの有る胸部中央に移設されている。
その他のタイプも基本的に武装は母機と共通となっていて、デザインも基本は同一の意匠を持つ。
戦後の機体であるDX仕様は登場していないが、GXのシステムを移植していることからDXでも運用できると思われ、スーパーロボット大戦ではDXでも使える(ただし、オールドタイプのガロードでは使えないため、ティファの協力を必要とする)。
GTビット
レオパルド同様バックパックに左腕用インナーアームガトリングを持つが、前腕がGXビットと共通などオリジナルと比べると装備は減っている。
リーオーのような丸みを帯びた肩アーマーが特徴。
GWビット
エアマスターと全く同型の大型ウイングを背負っており、ファイターモードにも変形する。ビットMSでは最もオリジナルとの違いが少ない。
D.O.M.E. Gビット
D.O.M.E.のマイクロウェーブ送電施設を防衛するための専用ビットMS。その包囲網は凄まじく、新地球連邦と宇宙革命軍の量産機群を相手にしても圧倒的戦闘力で一方的に殲滅するほどの強さを誇る。
武装はリフレクターが2枚になったサテライトキャノンとビームマシンキャノンとGXビットの系譜を引き継いでいるが、デザインは大分スマートに洗練されている。
劇中での活躍
宇宙革命軍のコロニー落とし作戦に応戦すべく投入されたが、この戦いが引き金となり、戦争は泥沼化し、地球は壊滅的被害を受ける事となる。
本編においては3度に渡って登場し、中でも中盤で登場したラスヴェートはビットMS(bitラスヴェート)の外観が母機の外観と全く同じであった為、識別のし辛さからティファが見抜くまでガロードらを大いに苦しめた。一方、GXタイプはジャミルがルチルの助けを借り起動したが、最終的には必要ないとジャミル自身により破壊された。
外伝「UNDER THE MOONLIGHT」ではディクセン・モードエックスにより操作されるビットMS仕様のディクセンが登場している。