概要
レシピッピを強奪した怪盗ブンドル団を逃がさないようにするための牢獄であり、本作におけるバトルフィールドでもある。
ローズマリーの奥の手であり、デリシャストーンが壊れていても展開できる唯一の能力。
『トロピカル〜ジュ!プリキュア』最終回のCパートでも先行登場している。
性能・特徴
- デリシャスフィールド内
半径数10m程度を光に包むことで、その範囲内の空間はお菓子状のオブジェが散りばめられた広大な砂漠と荒野のステージの様な世界に様変わりする。これがデリシャスフィールドである。
光に包まれた範囲内にいる者をデリシャスフィールドに閉じ込めるかどうかはローズマリーが任意に選べる。基本的には敵とプリキュアのみをフィールドに入れて、そのほかの一般人は立ち入れないように弾いてしまう。
デリシャスフィールドの内部は元の数10mをはるかに凌駕する広さになっており、ほぼ無限の広さを持つようだ。ここが元の世界から切り離された異空間であることがわかる。
基本的には、レシピッピを奪ったブンドル団の幹部、及び使役する怪物ウバウゾーを街中から隔離するためにデリシャスフィールドは展開される。
ブンドル団の団員がこのフィールドに閉じ込められると、奪ったレシピッピを外へ連れ出すことができなくなる。
あくまで「レシピッピを連れ出せない」だけなので、レシピッピを持たない状態であればこの空間からは脱出は出来る。機能としては敵を閉じ込めるのではなくレシピッピを閉じ込めるものと言えるだろう。
そしてプリキュア達もまたこのフィールドの中に入り込み、ブンドル団からレシピッピを取り戻すために戦いが繰り広げられることになる。
なお、なんらかの事情でデリシャスフィールドへ迷い込んだ一般人を逃がす必要が出てきた時は、ローズマリーによってこの空間から外へと出られる穴が作り出される。
- デリシャスフィールド外
デリシャスフィールドは外から見ると、街の一角がオーロラのようなもので囲まれた形に見え、その後消える。一般人はこのオーロラを超えてデリシャスフィールドへ立ち入ることはできないようだが、ゆいは自力で突入してきた。らんの場合は残ったメンメンの想いが共鳴して、デリシャスフィールド内にワープしたようである。
戦闘はデリシャスフィールド内で行われるため、今のところプリキュアの正体は一般人にバレていない。
また、デリシャスフィールド内での戦闘は今のところ現実世界には影響を及ぼさないため、現実世界での破壊や一般人の巻き込まれを気にせずに戦える。
従来のシリーズでも戦闘中の現実世界の破損は、戦闘終了後に元に戻るのがお約束ではあったが、それでも周囲に大きな被害が出るような戦い方はプリキュア達は避けていた。だが本作では周りを気にせずに自由に動き回れるので、従来作と比べると戦場の「広さ」「高さ」が際立っている。
- 欠点
ローズマリーがいないとデリシャスフィールドが展開出来ない為、その間は被害が大きくなる前にウバウゾーの足止めをしなければならないという欠点があり、実際第6話では和実家にいたローズマリーがしんせん中学校に到着するまでの間、ゆいは生身の状態でサッカーボールを蹴っ飛ばしてウバウゾーの足止めをしていた。
しかし、従来作の場合は物理的被害を及ぼしたが、戦闘終了後に原状復帰がなされる事が多いため、継続的に見れば被害が少なかった。対して本作のあ場合、ウバウゾーを倒してもレシピッピを取り返されるものの、「一時的に味の変化を起こしている」事は確かであり、これは店の評判低下に繋がるいう心理的な被害が残ることからこのフィールドの最大の欠点となる。
関連タグ
歴代特撮シリーズの隔離異空間は「特撮ワープ」を参照。
その他
- シリアス玉(とんでも戦士ムテキング):ただし、日本編になってからはストックが切れたため登場しなくなった。
- デジヴァイスV
- 領域展開
- シュガー・ラッシュ:元ネタとされる。
- オリジネシア荒野大地:現在の所、広大な砂漠と荒野ステージなので。
- 軌道演習ZONE(出撃!マシンロボレスキュー)
- ディバイディングドライバー(勇者王ガオガイガー)
- 捕縛フィールド(シンカリオン)