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スコット・ラングの編集履歴

2022-05-08 22:26:06 バージョン

スコット・ラング

ありおとこ

スコット・ラングとは、アメリカンコミックのヒーロー『アントマン』の二代目変身者である。 コミック版と実写映画版である『マーベル・シネマティック・ユニバース』版では扱いと立ち位置に大きな違いがある。 特に、MCU版のエンドゲームにおいては、物語序盤の最大のキーマンとなる。

概要

アメリカンコミック「アントマン」の二代目変身者。

原作版とMCU版ともに、細かな違いはあるものの、おおむね正義感の強く娘馬鹿な小市民と言った感じの描写が目立つ。(特にMCU版)

原作・MCU共に、先代のアントマンであるハンク・ピム博士のスカウトを受けて二代目になった元・泥棒というのは変わらないが、MCU版と原作版の最大の違いは、MCU版では二代目である彼の活躍に焦点を当てている事であり、実質的にアントマンと言えばスコットの事を差すことになっている。


MCU版では、シビル・ウォーからアベンジャーズに参戦する。

この時、新ヒーローとして共にスパイダーマンが作中に登場しており、彼がアイアンマン陣営に参加するのに対して、スコットはキャプテン・アメリカの陣営に参加する。

MCUフェーズ3の総決算作品であるエンドゲームにおいては、作品序盤で物語のキーを握ることになる。


原作版

貧しい家族を支える父親として電気技師として働いていたが上手くいかず、強盗となるも逮捕されてしまったが、釈放後その腕を買われスタークインターナショナルの設計部門に雇われ、アベンジャーズマンション設計にも携わった。


しかし娘のキャシーが難病になり、治療の為再び強盗の道へ。ピム博士からアントマンの装備一式を盗み娘の命を唯一救える医者を誘拐から救う為奔走する。


すべてが終わった後ピムに装備を返しにいき、自首するつもりであったがスコットが正義の人であると見抜いたピムは彼にアントマンの装備を託す。以降、彼は二代目アントマンとなる。


死と復活

アベンジャーズ・ディスアセンブルド事件にて、スコットは命を落とす。しかし、後に彼の娘キャシーが、スコットが使っていた装備から発せられるピム粒子を長年浴びたことでアントマンとしての能力が使えることが発覚。 彼の意思を引き継ぎ、スタチュアとして活躍することとなった。


後年、スコットはチルドレンズ・クルセイドにて、ヤングアベンジャーズの活躍により復活。しかしスタチュアは同イベント内でドクタードゥームの手にかかり命を落とす。


しかし2014年のイベントAXISにおいて、キャシーも無事蘇った。


映画(MCU)版

2015年、彼スコット・ラングを主役に据えた映画『アントマン』がMCUに参戦した。

ANT-MAN最小のヒーローは巨悪を討つ


演:ポール・ラッド(日本語吹き替え:木内秀信

第一作『アントマン』

窃盗罪で服役していたスコット・ラングは、更生を心に誓い再出発するが、中々再就職できず、離婚した妻が引き取った娘のキャシーが慕ってくれることだけが唯一の救いだが、養育費の未払いを理由に、娘と会うことまで禁止される。

どん底まで落ちた末に、スコットは昔の泥棒仲間とともに再び泥棒を行う事を決意し、ハンク・ピム博士の屋敷に潜入した末に奇妙なスーツを手に入れるが、そのスーツによって散々な目に遭った末に、再び警察に逮捕される。

しかし、そんなスコットに対して、被害者である筈のピム博士が身元引受人となり、スコットは釈放される。

実は、当時、平和維持組織「S.H.I.E.L.D.」に所属していたピム博士は、自身の弟子であるダレン・クロスがS.H.I.E.L.D.と敵対していた秘密結社ヒドラと取引しようとしていたことを知り、それを阻止するために潜入技術に長けた人材を求めており、元泥棒であるスコットの手腕を見込んで、彼に「アントマン」になってほしいと依頼する。

これによってスコットは身長を変えることのできるヒーロー・アントマンとなる。


第二作『シビル・ウォー:キャプテン・アメリカ

アベンジャーズ本部基地に潜入した際に、サム・ウィルソンと戦闘を行い、これが縁でキャプテン・アメリカ陣営にスカウトされ、独断でキャプテン・アメリカ陣営に所属してシビル・ウォーに参戦する。

この時の行動が元で、今まで世間に秘匿されていたピム粒子の存在がばれてしまい、これが理由でピム父娘もFBIに追われ逃げ続ける羽目になって絶縁されてしまう。


第三作『アントマン&ワスプ

時系列的には、MCUのインフィニティ・ウォーと被ることになる。


シビルウォーにて、キャップ陣営に加担した為に、ソコヴィア協定の内容に則って逮捕・投獄されるも、司法取引によって自宅軟禁にて二年間の刑期を務めることになる。

独断でシビルウォーに加担したせいで、ピム父娘から絶縁されていた。

しかし、刑期満了三日前になって、謎の幻覚を見たためピム父娘に連絡を取る。それはピムの妻であり、二代目ワスプであるホープの母親であるジャネットと精神がリンクしてしまったためであった。ジャネットを量子世界から連れ戻すことに協力するため再びアントマンになる。


今作では、物質をすり抜ける能力を持つ女性ヴィラン『ゴースト』との戦いの末に、今まで量子世界で行方不明となっていたジャネットを救い出し、ジャネットの能力によって『ゴースト』を救い、刑期を満了させるという大団円を迎える。

しかし、量子エネルギー採取の為に再び量子世界へと出向いたほんの少しの間に、突如としてピム一家との通信が切れてしまう。(これ以降エンドゲームでの描写)体感時間で五時間後に現実世界に帰還したが、サノスのせいでピム一家も含めた宇宙の生物半数がチリとなって消えてしまった五年後の光景を見るというだいどんでん返しを食らうことになる。


第四作『エンドゲーム

アベンジャーズのメンバーからは、インフィニティ・ウォーの際に消滅したと思われていたが、実際には現実世界とは時間の流れが違う量子世界に居たことで、結果として五年後の世界にタイムスリップすることになる。

その後、自身の経験からピム粒子を利用して量子世界を経由したタイムトラベルが可能であることをアベンジャーズに伝え、スコットから聞いた話を元にトニー・スタークによってタイムマシンが完成する。


タイムマシンの完成後は、スティーブ、スターク、バナーと共に過去のニューヨークに戻ってインフィニティ・ストーンを探しに行く。

しかし、スタークのミス(曰く、不可抗力)によってキューブを失ってしまい、失敗してしまった。

その後、ピム粒子の確保とストーンの獲得の秘策を思い付いた二人が更なる過去に飛ぶのを見送り、セプターを片手に先に戻ることとなる。


最終決戦でサノス軍との戦いに参戦、その際巨大化してみせ、カル・オブシディアンを踏みつけて倒すなど活躍した。また、復活したホープと共に量子トンネルを再起動させるという重要な役割を果たす。


関連キャラ

ハンク・ピム

初代アントマン。

スコットの先輩に当たるキャラであり、MCU版では少々偏屈だが頼れる仲間として共闘する。


ホープ・ヴァン・ダイン

スコットのサイドキック

ワスプ(アベンジャーズ)』参照。


キャシー・ラング

愛娘。キャシーもスコットを慕っている。MCU三作目では自宅にいなければならない筈の父がいなくなっていることに気付くもアドリブで誤魔化すなど賢い子。

後のデシメーションで消滅しなかったため、四作目では15歳に成長した姿で登場。

父のパートナー、あるいは父のようにヒーローになりたいと想っているようだが……?


ダレン・クロス

MCU版におけるヴィラン

ハンク・ピムの計略において対立することとなる相手であり、粒子を使った兵器開発を阻止することが目的となる。


サム・ウィルソン

翼を広げ空を飛ぶヒーロー『ファルコン』その人。

MCU版一作目では発信器を巡り、激闘を繰り広げた。

「メンバー入りのオーディションだ、二度は負けないぞ」


関連タグ

MCU アベンジャーズ インフィニティ・ウォー エンドゲーム

ワスプ(アベンジャーズ)

スパイダーマン

キャプテン・アメリカ


フリント・マルコ…同じく妻子持ちで強盗の前科を持つMARVELキャラ。こちらも家族思いであるが、過去に強盗で人を死なせたために妻からは絶縁され、スコットとは逆にヴィランとなってしまった。


イーサン・ウィンターズ…中の人(吹替)が同じ妻子持ちの主人公。

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