CV:関智一
概要
アニメ「ポケットモンスター」シリーズのオレンジ諸島編から登場する、ポケモンウォッチャーの少年。
赤いヘアバンドとタレ目が特徴。口癖は『観察させてもらいます!』。
原作ゲーム(オレンジ諸島編当時に発売していた『ポケットモンスター赤・緑』)の登場人物をモデルにしていない、アニメオリジナルのキャラクターである。
デザインはヒロシと共に杉森建氏による(参考リンク)。年齢は13~15歳くらい。
製作者によると、オレンジ諸島の珍しいポケモンを描写するためのキャラクターであったとのこと。
尚、出身地や家族構成などは一切明かされておらず、レギュラーキャラの中では唯一の身元不明である。
人物
好奇心旺盛で観察力に優れる。
ポケモンの生態に詳しく、絵が上手い。水や水素の化学式を言える知性派でもある。
公開当時「ルギア爆誕」を見ていたちびっ子たちは、彼が何を言っているか理解できなかったのではなかろうか。
また、同作の初期ビジュアル (広大なジャングルの上空に完成版とは全く異なるジラルダンの飛行船が浮いているもの)では、ラプラスはケンジの手持ちと勘違いされる場合があった。
たまに空気が読めず、余計な一言を言う事がある。
人の良い性格であるためか、カスミの姉・サクラにいい様に扱われてしまったりと、損な役回りをされることが多い。
ロケット団のヤマトとコサブロウの調査によると「人がいいのだけが取り柄の助手」。
オーキド博士に憧れており、自分のレポートを見てもらうためにサトシたちに同行。
オレンジ諸島編終盤でジョウト地方へ旅立つサトシと別れ、その後はオーキド博士の助手としてポケモンの研究や世話を行っている。
サイドストーリー(ポケモンサイドストーリー)ではヒロシと共に事件の推理をしたり、プテラに飛び乗ったり、超人的な早さで絵を描くなど中々の活躍を見せている。
ケンジの出番に関して
ケンジはそれまでレギュラーだったタケシとの入れ替わりで登場したが、理由はアニポケの海外進出の際、タケシの容姿(特に細目)は外国人の受けが悪いだろうとスタッフが判断したためである。
しかし実際に放送が始まると、保護者ポジながら三枚目で女好きな性格のタケシはそのキャラの濃さから普通に海外でも人気があると分かり、金銀編への移行を境に立場を奪い返される形で、ケンジは初登場から1年も経たずにレギュラーから外れてしまったのであった。
その後のシリーズにおいては、金銀編ではオーキド博士の助手として準レギュラーポジションを保っており、AG編でもまだある程度の出番を得ていたが、DP編以降はめっきり登場回数が減り、OPや背景などに映っていたり、オーキド博士などから一応存在に言及されたりすることはあれど、言葉を発するなど「登場」することはほぼ無くなっていたのだが、新無印のマスターズエイト編のプロモーション映像にてサトシの試合をオーキド博士やハナコと共に見守る形で久々に姿を見せた。
手持ちのポケモン
関連イラスト
関連タグ
ポケットモンスター(アニポケ) アニポケ オレンジ諸島 ポケモンサイドストーリー
コテツ:ベストウイッシュシーズン2に登場したライバルキャラ。頭に布類(ケンジはヘアバンド、コテツはバンダナ)を巻いている、優しい性格だがどこか抜けてる所がある、手持ちにみず複合(スワンナ)がいる…という点が共通している。