概要
虹ヶ咲学園スクールアイドル部とは、ラブライブ!シリーズのスマホアプリゲーム「スクフェスALL_STARS」(通称:スクスタ)に登場する部活の1つ。
メインストーリーのセカンドシーズン(第20章)から登場。
虹ヶ咲学園理事長の娘である鐘嵐珠が、虹ヶ咲学園に転入と同時に部を立ち上げた。
最新の機材・設備が完備され、天才作曲家のミア・テイラーもいるため、なに1つ不自由のない活動が行える。
あなたが部長をするスクールアイドル同好会とは別の存在。
ソロ活動がメインなため、現時点ではμ'sやAqoursの様な「グループ名」は存在せず、劇中では単に「スクールアイドル部」と呼ばれている。
pixiv上のタグでは、他の学校のスクールアイドル部と区別するために、学校名をつけて「虹ヶ咲学園スクールアイドル部」となっている。
メンバー
スクールアイドル
※桜坂しずくも一時的に在籍した期間がある。
活動
定期的に講堂でライブを行っているが、観客が入りきらないほど人気らしい。
ほぼプロと変わらないパフォーマンスを見せつける。
ただし、その分練習もハードであり、一定の技術力を持たないとステージで歌うことは出来ない。その間は鐘嵐珠のバックダンサーを行う。(果林と愛は短いながらソロパートを、しずくはソロ曲を貰えた。)
曲は全てミア・テイラーが1人で作っており、人気が出る曲やパフォーマンスを分析によって作成している。ミアが流行らないと思ったり、気に入らないと思った曲は容赦なく捨てられるため、1回しか披露されない曲も相当ある模様。
スクールアイドル同好会との衝突
鐘嵐珠は、「自分が用意した最高な環境で活動することが一番」と思っており、同好会メンバーを部に勧誘した。
鐘嵐珠の幼馴染みである三船栞子と、高みを目指す朝香果林、鐘嵐珠のことを知りたい・練習をしたい・更に上を目指して挑戦してみたい宮下愛は部に移籍したが、残りのメンバーは考え方の違いにより同好会に残った。
ただし、桜坂しずくは自身の成長と悩み解決のために、一時的に部へ移り活動した(第21章)。更に鐘嵐珠は、同好会監視委員会を設立し、同好会が虹ヶ咲学園構内での活動を一切行えないようにした。このため、同好会メンバーから不満が噴出しており、事実上スクールアイドル部と対立状態となっている。
ただし、あなた、歩夢、璃奈は部に移ったメンバーを応援したり、一緒に食事したりしているため、そこまで関係は悪化していないようだが、かすみ、エマはランジュのみならず、部に移ったメンバーに対してわりと怒ってる様子。
廃部に至るまでの経緯
同好会との対立がこのまま続くかと思われたが、22章において同好会が、監視委員に邪魔されないオンラインライブを開催したことで状況が一転。まず、しずくが同好会に戻ったきっかけのライブを見てスランプに陥ったミアを璃奈が救い、二人が友人になったことで、ミアから同好会への態度が軟化し、心境が良くなった。そしてランジュは、妨害できない以上は無意味と、監視委員を解散させた(そもそも監視委員に選ばれた右月と左月は、元々同好会のファンであったため、意図的にライブが終わってから同好会の前に現れるようにしていた)。更に、愛が主催したトーナメント式のライブ対決を通じて愛への、果林とエマの喧嘩を経て果林への、部に移動した理由が明らかになり、少しずつ関係性が修復されつつある。
第28章にてランジュが帰国を決意し、事実上解散状態になる。結局ランジュは同好会メンバーに引き止められ、日本(ニジガク)に残るものの同好会の一員となり、第29章にて正式に同好会と統合する形で虹ヶ咲スクールアイドル部が廃部となった。
評価など
事実上セカンドストーリーのライバルポジションであるが、監視委員会などやりすぎた行動や、同好会キャラが移籍・残存組と対立したことにより、ファンから不満の声が多く上がった。詳しくはスクスタストーリー第20章炎上問題を参照。
また、部の設立に関しては条件を満たせば良いと理事長が発言していたが、愛の発言からランジュ、ミア、栞子の3人で活躍していた時期があることが推測され、「設立に必要な人数を満たしていないのに部が活動している」ことになるため、矛盾もしくは不正が生じてしまっている(理事長の娘・生徒会長の幼馴染みの立場を濫用していたのだろうか)。
アニガサキでは…
アニメ版では、スクスタのストーリーを踏襲せず、2期ではランジュやミアは直接スクールアイドル同好会へ入部したため、スクールアイドル部が別途設立されることはなかった。また、2期11話でスクールアイドル同好会から部への昇格を申請するかどうかを検討したが、同好会のままで行くことを全員一致で決定した。