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アンジェリカ・ラファ・レッドグレイブの編集履歴

2022-06-15 01:16:25 バージョン

アンジェリカ・ラファ・レッドグレイブ

あんじぇりからふぁれっどぐれいぶ

アンジェリカ・ラファ・レッドグレイブとは、小説『乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です』の登場人物で、本作のヒロインの1人。

声:ファイルーズあい(アニメ)、久保ユリカ(ドラマCD)


概要

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です」のヒロインの1人。

愛称はアンジェ。ゲーム1作目の悪役令嬢で瞳の色は赤。

レッドグレイブ公爵家の令嬢で、元はユリウスの婚約者だった。

本来のアルトリーベ1作目のユリウスルートまたは逆ハーレムルートで主人公オリヴィアと対立するが、後先考えない激情家の性格が災いする形で自滅し、公爵家や国に見限られ物語の舞台から早々に立ち去る事になる役割。

しかし、転生者達の介入によって彼女の運命は想像を超えた波乱に満ちた物へと変貌する。


経歴

マリエ、そしてリオンの介入によってリビアとの対立は回避されるが、代わりに明確な欲望を持って暗躍するマリエによってユリウスや他の名門貴族4人が誑かされる事態となる。ユリウスから散々蔑ろにされて自暴自棄に陥ったアンジェはパーティー会場でマリエに決闘を申し込むが、王家を敵に回す事を恐れる周囲は取り巻きも含めて誰も彼女の味方になろうとはしなかった。


そして、その悲惨な状況を見かねたリオンが代理人を名乗り出るが、この時、彼の庇護下にいたリビアもまたアンジェの側につく事になり、悪役令嬢が主人公と一緒に攻略対象達と敵対すると言う、ゲーム展開が完全に破綻したも同然の状況と化した


そうして始まった決闘騒ぎは、圧倒的な性能を持つアロガンツを操るリオンの独壇場となり、ユリウス達5人は散々な醜態を晒して惨敗し、アンジェ側の勝利となる。

その後、改めてユリウスと話し合うもやはり彼の心は変わらず、それ所か自分のユリウスに対するこれまでの気遣いも、彼自身の希望とは擦れ違ってばかりだった事を告げられてしまい、結局婚約解消となった。


その後、実家からの気遣いで夏季休暇をリビアと共にバルトファルト家で過ごし、以降は学園でも3人一緒にいる事が多くなる。


男爵家出身のリオンや平民のリビアとの交流、そして身分を傘に他者を迫害するオフリー家令嬢ステファニーとの対立から、これまでの自分の無知と視野の狭さを恥じるようになり、一時は2人との関係も微妙になるが、そうした紆余曲折を経て成長していき、最終的にリビアとは皮肉にも敵対どころか無二の親友と言うべき仲となり、いつも自分達の助けになってくれるリオンに深い愛情を抱き始める。


ファンオース公国との戦争を経て、リビアと同じく自身もリオンへの想いを自覚して告白。相手がユリウスでは無いだけで、結局はリビアと1人の男を巡る関係になるも、既に互いを信頼した深い絆で結ばれていた2人は争う事無く一緒にリオンと婚約した。


ユリウスとの一件で一時は周囲から落ち目扱いされていたが、王国最強の騎士として(不本意な)大出世街道を歩むリオンとの婚約で返り咲く形となり、リオンが留学中の2年目では掌を返して擦り寄ってくる裏切り者の元取り巻き達をあしらいつつ、学園の代表としてリビアと共に彼の留守を守っている。


1年目の修学旅行でリオンから赤のお守りを貰い、炎の魔法ファイアランスが使えるようになったが、本人は何故か急に使えるようになった事を不思議に思っている


人物

普段は輝くような長い金髪を後頭部に編み込んでいる。

性格が少々キツい激情家であるが、美人で曲がった事を嫌う一途な人物。

リオンにとってはリビア以上に視線が向かいそうになる巨乳で抜群のスタイルの持ち主

パーティー等ではそれを強調するかの様な胸元の大きく開いた赤いドレスを着用している。

ちなみに下着の色も赤である。


やや視野が狭い所が災いして、周囲から誤解を受けることもあり、決闘騒ぎや公国との戦争等では取り巻き達に裏切られる不運に見舞われているが、本人は真面目なだけであって決して悪人などでは無い。政治家に不向きな激情家だが、リアリスト思考でもあるのでリオンとの相性はいい。

また、非常に「尽くすタイプ」であり、実家の利益よりもリオン個人の事を優先していて、もし自分が彼の重荷になれば婚約を破棄する覚悟すらある


上述のような短所に邪魔されがちだが、普段の洞察力は高い方で、リオンの持つロストアイテムの性能とその戦力が規格外である事を一番最初に見抜いている(故に、決闘騒ぎでは5馬鹿側に賭けた者達が大損害を被る事になると悟って苦笑し、後の空賊退治ではロストアイテムの危険度を知らずにリオンに罠を仕掛けたステファニーの浅はかさに呆れ果てている)。


気性は激しいが、根はリオンと同様にお人好しらしく、一方的に婚約を破棄したユリウスに対して、大体は冷めたものの完全には情を捨てきれず気を遣ったり、自分と敵対していたマリエやステファニーが争いに敗れて転落した際には、その悲惨な有様から本気で同情したりしている。

また、アルゼル共和国の聖樹の巫女ノエルがリオンに懸想し、リオンもまたノエルを憎からず思っている事を知った際には、リビアと共に憎悪同然の激しい嫉妬を覚えつつも、彼女の複雑な立場とそれによるリオンの悩みを解決する為、メリットなどの話を持ち出してノエルを王国に連れて帰る事を提案した。


冒険者の血を引いている為、冒険に対する情熱は極めて強い。


人間関係

マリエの介入で敵対する筈だった主人公のリビア共々運命が狂い、何の悪戯か彼女と手を取り合い、共にリオンを慕い支える道を歩む事になる


立場や価値観の違いはあったが、そういった壁を乗り越えて強固な友情を育み、ファンオース公国との最終決戦前に行われた王家の船における愛を確かめる装置の絆採点で、「互いに120点」という周囲が唖然とするほどの数字を出し、リオンを落ち込ませた。

所謂「主人公と悪役令嬢の友情ルート」とでも言うべき道を歩んでいる状態だが、同性でありながらリビアとは強く惹かれ合っており、友情の枠を超えている面も多く見られる。

尚、取り巻きだった学生達は幼少期から身近にいた者も含めて最終的に全員が裏切っており、王家を敵に回せなかったという理由はまだしも、中には「下級貴族のリオンと平民のリビアを贔屓にするから」という、自分達の不義を棚上げする身勝手な者達までいた。しかし、リビアやリオンとの交流を経たアンジェは、後に裏切られた怒りよりも自分に人徳が無かった事を悔やんでいる。身分云々に関係無く、真の意味で友達になってくれる人物が本来ならば敵対関係になる運命のリビアだったとは色んな意味で皮肉ではある。


更にもう一つ皮肉な点として、リオンと婚約して以降、リビアは自分とアンジェ以外にリオンに近づく女達に対して執念深い嫉妬の炎を燃やす所謂「ヤンデレ」の一面を見せ始め、そんな彼女を見かねたアンジェが行きすぎない様にたしなめた事も少なくなく、ゲーム展開ならリビアへの嫉妬で破滅するアンジェが逆に「リビアの嫉妬を抑える役」を担う様になってしまっている。


自分達以外の女性達と親しくなる事も多いリオンの人間関係に関しては、貴族として育ったが故に一々嫉妬していては身が持たない事を知っており、また、ユリウスと破局した経験から口を出しすぎて嫌われてしまうのを恐れている所為もあり、平民出身であるリビアに比べれば寛容な面を見せている。しかし、だからと言って面白く思っている訳も無く、共和国へ留学中のリオンに浮気疑惑が浮上した際には、リビアと一緒に彼の元を訪れて追求しており、王妃であるミレーヌと親しくしている事も政治的に利用される可能性から危機感を抱いている。

ちなみに巨乳好きに関しても理解はしているが、ユメリアの様な身近な人物に対しても露骨な視線を向ける事が多い為、釘を刺すと同時に「見ていいのは婚約者である自分達の胸だけ」と堂々とアピールしている。ただ、本人のヘタレな性格故にいつも遠慮されているのだが


元婚約者であるユリウスを含む5馬鹿に対しては、決闘騒ぎ以降どんどん残念な人間と化していく様に辟易しており、ユリウスへの気持ちも現在ではほとんど冷めてしまっているが、情が全く無くなったと言う訳でもなく、それなりに気を遣っている模様。

敵対したマリエには当然良い感情など持っておらず、公国との戦争後はリオンと親しくなり始めた彼女を警戒しているが、浮気と言うよりも、まるで彼と兄妹であるかの様な振る舞いをしている事に困惑気味。また、駄目人間に囲まれて生活する羽目になった境遇から、最早憎しみよりも同情する気持ちの方が強くなってしまっている

尚、自分がユリウスに振られた一因は「彼が胸の大きい女子が嫌いだったから?」等と疑問を抱いた事がある。


ちなみに、ゲーム通りならば王国追放後は田舎領主の醜男の嫁に出されて退場になるのだが、マリエの考察や国王のローランドが過去のバルトファルト家を知っていた事を踏まえると、「田舎領主の醜男」というのは戦争で顔を負傷したバルトファルト家の人間の可能性があり、もしこれがリオンだとすると、マリエの介入が無くとも破局する事になるユリウスとの関係とある意味では同じで、彼女がリオンと結ばれる事は変わらぬ運命だと言えるのかもしれない。

また、他ルートでの詳細は不明だが、リビアと初めて会話した時に「特待生の件に関しては全く興味が無い」と発言しており、問題が起きなければアンジェの方から積極的に関わる気は一切無かった模様。同時にこの時期の彼女の平民に対する関心の薄さも表れており、少なくともリビアとは接点が全く無い他人で終わったと思われる。


人間関係がゲームに近いマリエルートではリビアがユリウス達と親しくなった事を、「身の程も知らずに誑かした」と敵視しているが、実際にはユリウス達の方が一方的な気持ちでリビアに構っており、彼女は平民という立場から彼らの誘いを断れない状態にあったのだが、視野が狭くなる悪癖があったアンジェはそう言った事情に思い至れずにおり、やがて自身もまたリビアが他の生徒から受けた嫌がらせに関わっていると周囲から誤解されていく様子が描かれている。これらの描写を併せて考察すると、ゲームでの彼女達はそうした誤解や擦れ違いを繰り返した末に敵対という不幸な関係に陥ってしまったと考えられ、マリエやリオンの介入によってリビアと友人になる道が生まれ、成長する機会にも恵まれる事になった本編のルートは、彼女にとって正に僥倖だったと言えるだろう。


関連タグ

乙女ゲー世界はモブに厳しい世界です

巨乳 悪役令嬢 ヒロイン


アリアン・グレニス・メープル - 声優が同じ。さらに巨乳でなろうの異世界転生系の共通点あり。

滝沢あすか - 正義感溢れるクールビューティー繋がり。アンジェリカの中の人こちらでは主人公










































ネタバレ注意


































マリエルートにてリビアやマリエと同じく聖女の血を引く者である事実が判明

聖女アンの妹にして、後釜となった人物メアリーの血筋との事。ファイアランスが使えるようになったのもその恩恵だった。





web版では死者の国でリビアと共にリオンの前世家族から転生者の存在、そして自分達の生きる世界がその転生者から見れば、乙女ゲーという所謂物語の世界だと説明され、自分とリビアがマリエの介入が無ければ敵対関係になる所だったと知らされる。


神聖魔法帝国戦後は王妃としてホルファート王国の国政を担い、リオンを支えている。

リオンの子供達の中には彼女に似た子供もいるため、子宝にも恵まれているようである。

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