概要
悪役の如き黒いボディと体躯が特徴で、コミカライズ版では前世から課金アイテムとして登場。
尚、リビアは「なんだか可愛いですよ」と言っていたが、アンジェに「美的感覚がおかしい」とツッコミを受けている。
ルクシオンがリオンにピッタリな言葉を選んで「アロガンツ」=「傲慢」と名付けた。
正に基本的に「困っている全ての人を救いたい」と考える傲慢なリオンの人生そのものと言える。
一見、大型かつ重装甲、重装備で鈍重そうな感じだがガチガチのロストオーバーテクノロジの産物で火力、汎用性、防御力、機動力が全てに隙が無く纏まっており根本的に「次元が違う」性能
圧倒的な機体出力を持ち背面には多数の武装コンテナを背負いシャベル、ミサイル、ライフル、戦斧、ドローン等の様々な武器が格納しており極めて高い汎用性と冗長性を持つ。さらにバリアも備える。
主機と技術レベルから軽量化が主流の鎧とはポテンシャルの次元が違い、哨戒機とA-10とF-35を足して割ったような機体がレシプロエンジン戦闘機と戦うような物である。
また腕部には衝撃波を放つ機能を内蔵している。繊細な出力が可能で解析次第では鎧のみの破壊や搭乗者だけを昏倒させるといった芸当も可能なため遠近共に隙が無く、リオンの勝利に大きく貢献している。
また、戦況によってはサブパイロットのルクシオンに操縦を委譲することもある。
連戦連勝が続いてはいるが敗北の危機に陥る事態が全く無かった訳では無く、ファンオース公国との戦争では公国最強の黒騎士バンデル(魔装形態)との戦闘によって装甲が破壊されるほどのダメージを受けてしまったが、不要な武装コンテナをパージしてルクシオンが原型が無くなる程改造したエアバイク・シュヴェールト(サイズすら変わっている)と合体した強化形態になる。
後日、修復する際には武装コンテナを戻し任意に外せる増加装甲が追加された。
アルゼル共和国ではピエールと対立した際、強引な手段で取り上げられ世紀末のような刺々しい装飾が追加されたが、機体の制御はルクシオンに掌握されていた為、その状況を利用したリオンの罠によって搭乗したピエールは逆にアロガンツの中に閉じ込められる事となり、何もできず散々弄ばれた末に惨敗する末路を辿った。
返還後は悪趣味な装飾を外した元の状態に戻されている。
マリエルート
ルクシオンが新人類の遺跡の破壊にかかりきりになったため、固有の人工知能を組み込まれている。
戦闘時の補助は問題なくこなせるが、まだ生まれたてなためか単独で動くと動作が拙く、失敗するとすぐ拗ねる上、基本的にドジっ子。
だがその未熟さをリオンとマリエには「駄目可愛い」と評され、好ましく思われている。