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CV:ファイルーズあい

概要編集

「アーク、あなたの能力(ちから)を私達に貸してもらえないかしら?」

カナダ大森林のメープルの里に棲むダークエルフの女戦士。

本作におけるダークエルフは我々のイメージと異なり、薄紫色の肌耳は尖がっているもののエルフに比べると短いというものである。

白く長い髪を後ろでポニーテールに結んだ、大いなる実り持ちのナイスバディ。

所属はメープルの里だが、父親はララトイアの里の長老である。

母や姉からは「アリンちゃん」と愛称で呼ばれている。


人間に囚われたエルフ族を救うために活動している最中、エルフの子供を人質に取られてしまうが、アークに助けられる。

精霊獣であるポンタと心を通わせている上に単独で転移魔法を使えるアークを雇い、エルフ族解放のための世直し旅に出る。その過程でアークの素顔が骸骨であることを知るが、彼がアンデッドでないことにすぐに気付いたのもあり、彼を信頼する。


アニメでは第1話にてルビエルテの街でアークとすれ違う形で登場し、アニメのおまけ漫画にてローレン達と別れた後に再びすれ違っていた事も判明した。

第3話にてアークを人攫いと勘違いして襲撃するが、原作同様ポンタを見て誤解を解いた。この時は人間への不信感でアークとはすぐに別れたが、アリアンと交流を深めたいと思ったアークが翌日にアリアンのピンチを救い、原作同様にアリアンに雇われる形となった。


当初は同族を攫う人族に不信感を抱いており、人間とエルフの交友に懐疑的。

上記のエルフ救出ミッションの最中にアークと出会い、同じエルフ族ながら国王の許可を得て魔獣の生態調査を行い国を救うカーシーや、先代領主に奴隷として買われたものの、自分を救ったランドバルト領の現領主ペトロスと結婚したトレアサとの邂逅を経て多少は薄れた。

しかし未だに人間に対する不信感は消えておらず、言葉の節々に人間に対する煽りが込められており、トラブルを避けるためにアークがフォローする羽目になっている。


エルフ族の文化に自信を持ち、褒められると得意気になる。


当初アリアンはアークを頼れる傭兵として接していたが、一緒に行動していく内に彼の天然行動に頭を抱える事になる(主に、倒した賊の所持金と装備を剥ぐ、道に迷ったとき適当に棒を倒して決めるなど)。本人曰くアークのお目付け役。

そして、ライブニッツァでヒュドラを倒すためにアークが召喚した炎獄魔人(イフリート)が大参事を起こしてから、アークを歩く危険物扱いする。……間違ってないから困る。

アニメ版OPでは、半ば文字通りアークに振り回され、ポンタと一緒に白目をむいてのびている


その一方で、アークを異性として意識しているらしき描写があり、何時意識していたのかは不明だが、書籍2巻にて姉のイビンに気になる人がいないか訊ねられた際、すぐにアークの顔を思い浮かべていた(しかもよりによって骸骨姿)。

両親はその想いに気付いて温かい目で見ているが、「アリアンの恋人は自分より強くなければならない」と豪語するイビンはアークに不信感を抱いている。

書籍4巻では意識を失ったアークに水を飲ませる際にチヨメに口移しを勧められて動揺したり、書籍7巻ではアークとは夫婦と誤解されて顔を真っ赤にして声を荒げた。

……要するにツンデレである。特に後者の場合、アークとのやり取りが夫婦漫才のそれで……おや、誰かが来たようd(ry


また、アークに女が引っ付いたり、他の女(母親やチヨメは別)と親しげな様子を見せると露骨に不機嫌になる。

コミック版ではアークが賞賛されると我が事の様に得意気になっていた。


女性らしく可愛いものが好きで、ポンタの腹の毛をわしわししたりする。

菜食主義という訳ではなくディエントの街では肉串を食し、書籍6巻ではアークが料理した鶏の照り焼きに舌鼓を打っている。しかし、クラーケンの潮干しについては他のエルフ族と同様に嫌悪感を抱いて食べようとしなかった。

また、本人に自覚は無いが酒乱である。アニメ6話のおまけ漫画によると、父親のディランも酒に弱かったようである(母親のグレニスは酒に強い)。


アークに出会う前は、旅中の食事は干し肉や現地調達した食材で食い繋いでいた。アニメ7話のおまけ漫画ではアークの料理の腕に驚き、舌鼓を打ち、初めて食べた芋虫の味を思い出して泣いてしまった。


ちなみに本作のエルフ族の名前は『自分の名前・同性の親の名前・所属している里の名前』となっており、同じ苗字でも兄弟・家族関係とは限らない。

そのため、初対面のアークに同じ里の同僚であるダンカと兄妹であると誤解された。



戦闘能力編集

灰色の外套を身に纏い、意匠を施された法衣の上に革製のコルセットの様な防具を装備している。


武器は剣で、最初に使っていた剣を書籍2巻にてエルフ族のセナに譲り渡した後は、アークがディエントの街の領主の屋敷から奪い取った『獅子王の剣』を譲られ、以降はそれを使う様にしている。

ちなみにこの獅子王の剣はアークが元の世界でプレイしたMMORPGであったものに似ているらしく、アーク曰くスピードと攻撃に補正がかかる名品級の武器との事。


コミック・アニメ版では獅子王の剣を入手せず、自分の剣をセナに譲らず使い続けていた。

そして、ヒルク教の七枢機卿の一人であるマルコスと、彼の助太刀に現れたタナトスの襲撃を受けて破損してしまう。

コミック11巻のおまけ漫画によると、以前から古くなってそろそろ買い替えることを考えていたらしく、その話を聞いていたアークにより、大量にあった黒の森の魔物の魔石と龍王ウィリアースフィムの古い鱗と樹王の朽木で作った人里に売ればエルフでも一生遊んで暮らせるレベルの大金になる剣を譲り渡された(ちなみにアークは最初これらの素材を人里で換金しようとしたが、グレニスに止められた)。

最初はアークから新しい剣をもらって喜んでいたが、素材を聞いて絶句し、「もし壊れたら一生立ち直れない」と嘆いて返そうとしたが、アークに「その時はまた素材を集めて作り直す」と言われて押し付けられてしまった。


ダークエルフで女戦士、しかも豊満な肉付きのせいで男を寄せ付ける……という属性からあわや……と思いきや、本人が強すぎるため「く」の字も出ない。

更には、もしナンパされたり敵に操られてあわやになりかけても、傍にいる鎧の騎士様が撃退してくれるので「く」の字どころか「k」の字も出ない(アニメ版では原作と多少展開が異なるためくっころ寸前だったが、救援が間に合う点は同じ)。


精霊魔法を操り、特に炎と土属性魔法を得意とする。アークやチヨメと違って技名はない。

精霊魔法に加えてダークエルフの特徴である戦闘能力の高さを持つ。剣捌きも男相手に引けを取らない程。

要するに魔法戦士的ポジション。


なお、戦闘力は強いものの、母のグレニスや姉のイビンにはまったく敵わず、優秀な彼女達と比較してコンプレックスに悩む事もある(とはいえ、その2人は作中最強レベルであるため致し方ないと言える)。


なお、ゴエモンと同様にアークの魔法と共鳴し、とんでもない威力を発揮する。アニメ版のおまけ漫画にて盗賊相手に試し撃ちしたら、盗賊の住処ごと焼却してしまうほどの威力を放ち、互いに今後の使用を控えようと誓いあった。



主な精霊魔法編集


・ ―呑み込め、大地よ―

 土属性。手を地面に付け、波打った地面が相手を飲み込む。

 初使用の際、倒した人攫い集団の遺体を処理した。


・ ―炎よ、剣と共に舞い踊れ―

 手にした剣に炎を纏わせ、敵を焼き切る。


・ ―業火よ、全てを飲み込み、全てを焼き屠れ―

 構えた剣から炎を溢れさせ、長く伸びた炎を蛇の形にして相手を攻撃する。


・ ―炎を纏いし礫よ、敵を穿ち屠れ―

 炎の塊を飛ばす精霊魔法。



余談編集

彼女達エルフが住まうカナダ大森林やメープルの里などのネーミングから、アークはエルフ族初代族長が自分の世界のカナダ人、もしくはカナダが好きな日本人と予想したが詳細は不明


ナイスバディな体つきのため、何かとお色気シーンが多い。男からはいやらしい目で見られる

体型が仇となり、潜入時に狭いところで色々引っかかるというハプニングを起こしていた。また、同様の理由で紫電に乗ると振動で酔ったり、腰痛に苦しんでしまう(こちらはアークが自作した特殊なシートで解決済み)。

また、お風呂にて全裸でアークと遭遇するというラッキースケベな場面になった事もあるが、自宅で骸骨に遭遇したパニックの方が強かった(しかし、コミック版ではおまけイラストで赤面していたところをグレニスに見られていた)。


作中では美人の部類として見られ、男に言い寄られて手酷くあしらう場面が多いが、コミック版ではヒルク教の七枢機卿・パルルモから「不細工」と罵られて激怒していた(もっとも、パルルモがエルフや獣人を下等種族として見做していたための発言である。しかも、「情報を渡さないためにわざと怒らせた」わけではなくガチの失言であり、パルルモは情けなく悲鳴を上げながら処された)。


なお、読者からは「メインヒロインはポンタ、アリアンはアークの嫁」と見られている。

アーク自身は独白でアリアンが魅力的な容姿をしていると認識しており、初対面時にはお近づきになりたいと思って彼女を助け、その後は男を寄せ付けやすいアリアンを何かと気にかけている場面がある。アニメ6話では、風呂場で裸で対面するパプニングの後、アークも赤面していた。

アニメ6話のおまけ漫画では酒に酔ったディランがアークをアリアンの婿として貰ってくれないかと持ちかけており、アークは「そういうのはアリアン殿の気持ちが大事で……」と断ろうとしたが圧に負けて承った(幸い、ディランは酔ってる間の記憶を失っていた)。

一方、上述の売ればエルフでも一生遊んで暮らせる剣を譲られた際は「他意はあるの?」と聞いたが、アークに「ない」と即答された(アークとしては日頃世話になった感謝のつもりなのだろうが)。


その体つきから案の定、アニメ放送以降、Pixivにて彼女のイラストが急上昇しつつある。


関連タグ編集

骸骨騎士様、只今異世界へお出掛け中

ダークエルフ エルフ娘 巨乳 女剣士

アーク(骸骨騎士様) ポンタ(骸骨騎士様) チヨメ(骸骨騎士様)

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