概要
CV.久住琳
ローデン王国のルビエルテ子爵の長女。16歳。侍女のリタの事が大好きなおっとり優しいお嬢様。
物語開始の冒頭でいきなり暴漢に襲われ、服を破られ、失禁までしてしまった（なお、この暴漢はルビエルテ領地を狙う第二王子派の悪徳貴族の差金である）。
しかし、たまたま通りすがったアークによってリタ共々助けられ、恩人であるアークを慕っている。
それ以来しばらくは登場しなかったが、書籍9巻にて再登場した。
父親のバコル・ドゥ・ルビエルテ子爵は第一王子のセクト派の貴族であり、第二王子派の貴族から敵視されているため、バルコは娘を救ったアークを他の派閥が自作自演のために送り込んだのではないかと疑っていた。
容姿
少し細めの顔立ちに長い睫毛、髪型は栗色の長髪(原作ではもうひとつの毛も髪と同じ色とはっきり説明されている)。
原作での服装は「淡い水色の絹織りの豪奢なドレス」と説明されており、概要で解説した暴漢達からは「その服は丁寧に脱がせ」「売ればかなり良い値がつく」と言われ、その価値の高さを見積もられて一切破かずに脱がされている。アニメ版の暴漢に襲われるシーンでは、薄緑のドレスを着ており派手に破られているが、その後は原作基準の水色のドレスに着替えた。
ドレスの下にはドロワーズとコルセットを着用しており、アニメ版では更にドロワーズの下にショーツを穿いている(原作ではドロワーズの下には何も穿いておらず、漫画版ではドロワーズを穿かずショーツのみを穿いている)。
強姦未遂事件
ルビエルテ領地を狙う悪徳貴族の差金である盗賊達に物語冒頭で襲われており、ローレン、リタの護衛として付いていた「騎士モードリン」率いる護衛兵の一団を皆殺しにされている。その際には護衛兵として共に同行していた「カスダ」がルビエルテを裏切り、盗賊たちを手引きしていた（アニメ、コミカライズ版では省略されている）。
その後、護衛を失ったローレンは馬車の外に引きずり出される。その際に盗賊達は「どうせ殺すんですから俺が味見してもいいですかい？」「最初は俺が突っ込むんだよっ！」といった言動を見せており、明確な強姦意思が存在していた。裏切った護衛兵のカスダもこれに便乗して行為を要求したが、その直後その場で盗賊達に惨殺されている。原作でのローレンは、これを目の前で見せられた事により失禁している。
最終的に強姦に至る前に通りすがったアークにより助けられ、大事には至らなかった。
アニメ、コミカライズ版では下着姿にされるだけで済んでいるが、原作では下半身の衣服を全て脱がされ、盗賊達も自分の一物を取り出し入れ込む寸前まで迫っていた。その為、原作でのローレンはアニメ、コミカライズ版とは違いそれ以来心に深いトラウマを植え付けられており、部屋に引きこもってしまうようになった…。(アークにより救われた際にも、アークが斬った盗賊達の返り血を全身に浴びており彼女自身も半狂乱になっていた。)
ただし、書籍版ではリタと一緒に寝るよう笑顔で命令するほど落ち着いており、上述の通り9巻にて再登場してアークと再会。アークが（表向きには）エルフ族だった事を知っても、変わらず命の恩人として慕っている。
