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概要

ゴードンは『汽車のえほん』とそれをベースとした映像作品の『きかんしゃトーマス』に登場する蒸気機関車のキャラクターである。

タグとしては、ゴードン(きかんしゃトーマス)が既に使われているが、本来は汽車のえほんが原作のためこちらの記事に解説を掲載する。

汽車のえほん』と『きかんしゃトーマス』では設定が異なるため、媒体別に解説を行う。

汽車のえほんにおいてのゴードン

概要

汽車のえほんの第1巻『3だいの機関車』より初登場した大型テンダー式蒸気機関車。

1923年10月に生まれ、1924年1月に来島したとされる。

1922年4月から1923年9月までに作られたクラスA1の最初の12両である1470~1481号機(1924年2月からは4470~4481号機)に続いて、ゴードンは1923年10月にロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道クラスA1の1482号機(クラスA1では架空の番号)として作られた。

当初はエディンバラからロンドンのキングス・クロス駅までの急行列車牽引を担当していた(このことでロンドンの駅がキングス・クロス駅だと主張している)が、1924年1月にノース・ウェスタン鉄道に購入されたことで来島する。

その時にノース・ウェスタン鉄道入線に備えてクルー市で改造を受け、3シリンダーから太っちょの局長が設計した2シリンダーに改造され、同時に外観も現在の姿になった。

2011年ピップエマが急行担当を引き継ぐ形で急行運用から離脱した。

フライング・スコッツマンは兄にあたる(フライング・スコッツマンは1923年2月に製造されたクラスA1/A3の1472号機(現在の4472号機)で、ゴードンは1923年10月に製造されたクラスA1の1482号機であるため)。

性格・特徴

性格は、威張りんぼうで、他の機関車を見下すこともある。

急行列車を担当するのが自慢なのだが、貨車を引くのは嫌がる。

安全弁が壊れたり汽笛が鳴りやまなくなった時の事は、誰にでもある失敗と言って、脱線したことがないことを自慢していたが、その後すぐに脱線している

イギリスの蒸気機関車が消えていき、兄弟達も廃車されたことを知った時は、かなり大きなショックを受けていた。また、そのショックから立ち直らせるために、太っちょの局長フライング・スコッツマンを連れてきて、兄との再会を大変喜んでいた。

運用

本線の運用を担当しており、主に旅客を行っている。

とはいえ、貨物運用も担当するときもある。

ゴードンと言えば、急行担当のイメージが強いが、2011年ピップエマが急行担当を引き継ぐことになり、急行牽引を引退している。

イレギュラーな例としては、以下が挙げられる。

  • 女王陛下のお召列車の担当をした。
  • 汽車のえほんの機関車達が本当にいることを伝えるために、ロンドンの会場で展示されるメンバーの一員として参加。

きかんしゃトーマスにおいてのゴードン

データ

所属鉄道ロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道 → ノース・ウェスタン鉄道
性別男性
ベースカラー水色
番号4
日本版声優内海賢二三宅健太
モデルロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道クラスA1/A3
初登場トーマスとゴードン

概要

きかんしゃトーマスにおいても登場キャラクターの1台として登場している。

性格は、原作と同じ威張りんぼうである。

汽車のえほんとの違い

きかんしゃトーマスにおいての変更点は以下の通りとなっている。

2次創作について

2次創作では、威張りんぼうな性格で描かれている。

海外では、trainzを使った動画が多く制作されている。

それに使われるモデルは、きかんしゃトーマスベースのモデルやロンドン・アンド・ノース・イースタン鉄道クラスA1/A3の姿をしたモデルなどがあったりする。