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カマラ・カーンの編集履歴

2022-07-14 17:18:28 バージョン

カマラ・カーン

かまらかーん

「Ms.マーベル」襲名者の1人

概要

パキスタンアメリカ人女子高生で、イスラム教を信仰している。

コミック「Inhumanty」で起こった事件の影響で、自身に眠っていたインヒューマンズの力に目覚め、その力を正義に役立てるため、憧れのヒーロー・キャロル・ダンバース(現キャプテン・マーベル)がかつて名乗っていた「Ms.マーベル」を名乗って、ヒーロー活動を始める。


MARVELコミックスで初めて主人公となったイスラム教徒のキャラクター。

現実世界のムスリムにも実はヒジャブをつけない人は多く、彼女もその一人である。

作者もイスラム教徒だが、カマラを宗教の代表や象徴として造型するのではなく、どの人種、どの宗教にもいる等身大の人物として描く方針である(参考リンク)。


能力者としてはインヒューマンに分類され、そのパワーは変身能力。

体の巨大化と縮小化を主に使い、他人や物体に姿を変えたり、体の一部だけを伸縮させることも可能。

戦闘で多用するのは拳を巨大化させての殴打であり、その際の掛け声は「Embiggen!(巨大化)」

ただし、この能力の正体は、実は「他の時間軸から質量やエネルギーを持って来る」と云うもので、多用し過ぎるとタイムパラドクスなどの危険な事態を招く可能性も有る。


日本人からすると、人種よりも、自分でもファンフィクション(二次創作)を執筆するようなヒーローオタクなキャラクター性の方が驚きかもしれない。

ちなみに、カマラ自身はスパイダーマン×キャプテン・マーベル(先代Ms.マーベルであるキャロル)推しらしい。


アニメ

  • アベンジャーズ・アッセンブル(アース-12041)

シーズ3「ウルトロン・レボリューション」の10話でカメオ出演したのちに次の11話で本格的に登場。


  • マーベルスパイダーマン(アース-17628)

シーズン2に登場予定。


  • マーベル・ライジング(アース-TRN684)

マーベルの新作短編アニメ。この作品ではスクイレル・ガール、クエイク、スパイダーグウェンことゴーストスパイダーら新世代のヒーローたちが活躍する。またこの続編のアニメ映画『Marvel Rising : Secret Warriors』にも登場する予定。


CV:鬼頭明里

シーズン1の15話に登場。設定も原作準拠で当初はキャプテン・マーベルの姿であったがインベンターとの戦いで原作同様のコスチュームになる。シーズン2では6話から登場。何やら彼女の秘密も明らかになる模様。


鬼頭女史は後に、MCUでカマラが登場する1つ前の『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』にて、同年代のアメリカ・チャベスの吹替を担当している。


ゲーム

CV:黒木ほの香

メインキャンペーンシナリオの主人公として扱われている。


MCU(アース-199999)

演:イマン・ヴェラーニ

吹替:松岡美里


フェーズ4に属するドラマシリーズ『ミズ・マーベル』の主人公として登場。

その後、映画『キャプテン・マーベル』の続編である『The Marvels』(原題)の主人公の1人として登場することが計画されている。


ミズ・マーベル

配信サービス『ディズニープラス』にて、彼女がヒーローとして目覚める過程が全6話で配信された。


原作同様スーパーヒーロー、特にキャプテン・マーベルの大ファンで、コスプレ衣装を自作しコンテストに参加する他、部屋中至る所にキャプテン・マーベル含めヒーローたちのポスターやイラストが飾られており、その傾倒ぶりがうかがえる。

また、原作と異なり二次創作ではなく、ヒーローやその周辺の謎を考察する動画投稿者として活動している場面が描かれた。


保守的で若干過保護気味な両親とは折り合いが悪く、時折口論になるものの家族仲は非常に良好。結婚を間近に控えた兄もいる。


妄想癖があり、TPOを弁えず空想の世界に入り浸っては周囲から戒められている。

その為学業も芳しくなく、学校でも孤立気味だが、科学の秀才ブルーノや、同じムスリムであるナキアといった友人がいる為、完全に孤立しているというわけでもない。


ある日祖母から送られてきたバングルを嵌めたことで内に秘められていた能力が覚醒。

身体を自在に伸縮させる原作とは異なり、煌めく結晶体を自在に生成する能力となっている。

この結晶体は盾状に成型したり、足場を空中に展開したり、鎧のように全身に纏い防御するなど応用が効くものとなっている。

また、原作で印象的な技の一つである腕の伸長と肥大化についても、結晶体で表現されている。

機転や応用力次第では無限の可能性を秘めた能力であり、正しく彼女の想像力と創造力が強さを引き出す。

これらの能力は、内にある『ヌール』という超常的なエネルギーに起因することと、曾祖母が『ヌール・ディメンション』と云う異世界出身の種族『クラン・デスティン』の一員でありエネルギーもそれに由来する事実が作中で語られた。


自身のアイデンティティや出自に葛藤や苦悩を覚えながらも様々な出会いや別れ、事件を通じて使命に目覚める。

その後はヒーロー活動を心配しながらも見守ってくれるようになった母からコスチュームを、父からはヒーローネームを贈られ、一人のヒーローとして確立することとなった。



小ネタ

  • 「ヒーローオタクのヒーロー」と云う設定の彼女だが、演者のイマン・ヴェラーニも「MCUの世界はアース616じゃなくてアース199999でしょ?」とMCU前作での矛盾に言及するようなガチのオタクである。なお、一番お気に入りのヒーローはアイアンマンとのこと。
  • MCUではコミックと「善悪を含めた作品内での役割・立場」や「性別」が違うキャラは登場してきたが、ヒーロー側で「能力が大きく違う」のは彼女が初めてである。

明かされた真実(最終話のネタバレ注意)














全ての事件が終わった後、ヒーロー活動を本格始動したカマラにブルーノは「自分たちの考えは間違っていた」と打ち明ける。

彼女の兄の希望で能力の有無について調べた際、カマラの能力は自分がかつて解析したようにヌールだけが要因ではないことが発覚。

ブルーノ曰く遺伝子レベルで突然変異を起こしているという衝撃の事実が明かされた。





そして最終話のエンドクレジット。

部屋でコスチュームのままくつろいでいると、突如バングルが何かに反応。そのまま吸い込まれるように消えてしまった。

入れ替わるように現れたのは……


関連タグ

Ms.マーベル オタク

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