「大人しくギフの遺伝子を渡せぇ!」
概要
『劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア』に登場する悪魔であり、とある人物の悪魔として誕生。
しかし、何らかの理由で逃げ出してしまい、無関係の人に憑依することで今まで生き延びていたようであるが……。
人物像
現時点では不明だが、オーバーな身振り手振りや相手を小馬鹿にして嘲笑するような軽い言動から録な性格でない様子。
容姿
白を基調とした悪魔で、頭部にはメッシュのような金色の装飾が存在している。
また、身体の至るところに縫い目のようなものがあり嘲笑っているようにも見える笑顔から、道化師もしくはマッドサイエンティストを思わせる。
Birth of Chimeraにて
「永久不滅の仮面ライダー軍団を、作ろうよ~♪」
予告にて少しだけ登場。とある人物から『何か』を強奪しているシーンが確認された。
余談
- 名前の由来は上記の様子から恐らく、英語で『病気』を意味する『シック(Sick)』であると思われる。
- また、メッシュのような金色の装飾から、フランス語で『粋なこと、洒落たこと』を意味する『シック(chic)』も名前の由来になっているのではないかと思われる。
- CVを務める藤森氏は、リバイスドライバー、ツーサイドライバー、リベラドライバーのシステムボイスとクワガタバイスタンプを除く(玩具版では藤森ボイスの起動音もある)全てのバイスタンプの音声を担当しており、本作でついに1人のキャラクターとして出演することとなった。
- リバイス内でベルトのCVをやっている中の人が演じているキャラクターの前例としてベイル(仮面ライダーリバイス)とデモンズドライバー、ベイルドライバーがあり、一部ファンからはデモンズドライバー及びベイルドライバーはシステムの関係と内容的にもベイルの声をサンプリングしたのではないかと言う声もある。こちらの可能性は高いのだが、シックの声を上記2つのドライバーやアイテムのシステムボイス同様にリバイスシステムを初めとするライダーシステムのシステムボイスにサンプリングしたかは不明。
- 彼の宿主に関しては不明だが、リベラドライバーが試作段階で「悪魔を実体化させる」というデメリットを理由に危険視され廃棄されていたことや本編で第43話まで悪魔の存在が一切語られていなかったこと、特報映像にて、「全く…、困った悪魔だ…。」と意味深な発言をしていたこと、シックの容姿がその人物の普段の服装と酷似していたこと、シックの性格もその人物と非常に似ていたことからこの人物ではないかと推測されるが果たして…。
- リバイス本編の43話においてある証言から、本来の宿主はこの人物だった可能性が浮上した。
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ここから先はネタバレです。未見の方は注意!
大方の予想通り、ジョージ・狩崎(正確には狩崎真澄)の悪魔だったことが判明。『Birth Of Chimera』・『バトルファミリア』における実質的な黒幕であり、その目的も「自身の才能がどこまで行けるのかどうか試したかった。」というジョージの飽くなき探究心が悪い方向に傾いたものであった。仮面ライダーライブとの決戦でついに外海雅人の姿から変化し、ライブを苦戦させた。途中でカゲロウが変身した仮面ライダーエビルに押されるも、すぐさま形勢を逆転させ、変身解除まで追い込んだ。しかし、さくらと元太が大二の助太刀に来たことで仮面ライダージャンヌ、仮面ライダーデストリーム、ライブの3対1の戦いに持ち込まれてしまう。さすがに3人相手に敵うはずもなく、「バットジャスティスフィニッシュ」、「コブラスタンピングスマッシュ」、「デストリームフィニッシュ」を叩き込まれ、撃破された。しかし、それでもまだ生きており、元の宿主であるジョージに「全く…、困った悪魔だ…。」と煽られるも、最後の悪あがきと言わんばかりに起爆装置を手に取りエリア666全体を爆破、巻き込まれる形で消滅していった。