火は全てを清める
概要だ～!!
元ネタは『北斗の拳』に登場するサウザーの部下である聖帝軍兵士のセリフ。
露払いということか、視察中のサウザーの前に立って「さがれ！道をあけろ～!!聖帝様の御視察だ～っ!!」と、邪魔をした者を『消毒』と称して火炎放射器で焼き殺す役目を務めていたこの男。サウザーの前にふらふら出てきた老人を消毒したその直後、居合わせたケンシロウに
火炎放射器を奪われ、
『おまえのいうとおりだ 汚物は消毒すべきだな……』
と痛烈に皮肉られる形で死刑宣告を受けてしまう。
そして抵抗する間もなく、自分自身の火炎放射器で自分自身が消毒されてしまった。
断末魔は「うわぢゃ～っ!!」。
たった数コマの登場にもかかわらず、かなりのインパクトから『北斗の拳』関連では必ずといっていいほど出てくるようになった。
そのためか、ネット上などでは「消毒さん」とかモヒカンというあだ名で呼ばれることもある。
なおアニメではセリフが差し替えられたが、CR北斗の拳などの他の媒体ではちゃんとボイス付きで言ってくれる。
また格闘ゲーム版ではサウザーのステージの背景に火炎放射器で火を噴いている彼らしきモヒカンがいるほか、サウザーの対ジャギ・対ハート様用の特殊イントロとして、『汚物は消毒せねばならんな』というセリフがある。
ネタとして扱われることが多いが、現実世界でも衛生上の理由から高熱による殺菌を含めた焼却が行われる例は存在する。身近な例は生ゴミの焼却や、死体（特に伝染病で死亡した場合）の火葬が該当する。
さらに、生物化学兵器が使用された際の対抗策として焼却消毒がある。その際に使用されるのが携帯放射器（火炎放射器）だ～!!（陸上自衛隊装備）
ちなみに北斗の拳においても悪党が疫病汚染地帯を実際に火炎放射器で消毒するシーンがのちに登場していたりするのだが、ラオウとの決着がついた後のエピソードであるためか、知名度は比較すると非常に低い。
余談だ～!!
TVアニメ版ではセリフが差し替えられていると前述したが、差し替え後のセリフはこいつが
『この野郎!どかねぇか!!』
で、ケンシロウの方は
『おまえがいちばん邪魔なんだ…』
恐らく放送コードに引っかかるから『汚物』という言葉を使いたくなかったのだろうが、消毒された人数が2人から4人に増加しており残虐性が強調された。
……が、「DD北斗の拳」（TVアニメ版）ではちゃんと「汚物は消毒だ～!!」と言っている。
さらに、映画「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章」にも登場し、ちゃんと「汚物は消毒だ～!!」と言うが、1人も消毒できずにケンシロウに消毒された。
ちなみにジャンプのライバル誌の少年サンデーには「汚物は消毒です」と言う名のマンガが存在する。舞台は世紀末…ではなく現代であり、潔癖症のヒロインが登場する北斗の拳とは無縁の日常コメディである。
ニコニコ動画で限定配信された時は、何故か世紀末なコメントが投稿される。
なお、「北斗が如く」では原作再現の一環として火炎放射器持ちの敵に対する反撃技（過去の「龍が如く」シリーズに於ける「強奪の極み」系列）として使用する事ができる。
さらにはこのモヒカンの宿星護符（特殊な強化やモチーフの人物の技を使えるようになる装備）である「延焼の護符」を使用するとケンシロウが火炎放射器を持ち出し、敵を消毒する。
サウザーとの戦闘中に消毒すると、トロフィー「間違って消毒」が手に入る。
関連イラストだ～!!
アレンジ
他のキャラとのコラボ
関連タグだ～!!
北斗の拳 モヒカン ヒャッハー! 火炎放射器 サウザー 消毒
ドロシー(グラブル) -火炎放射器を背負っており、掃除に関してはとにかく燃やせばいいと思っているという、ぶっ飛んだ設定のメイド。戦闘中に奥義が発動可能になると「汚物は消毒です☆」という、元ネタを明らかに意識したセリフを喋る。
西尾里奈 -乗機の武器に火炎放射器があり、フェストゥムを消毒する。
オシシ仮面 -同じく僅か数コマの出番ながら強烈なインパクトを残したキャラクター。「消毒」される末路も共通している。
未来派・ファシスト -「汚物は消毒だ～!!」をリアルに美学として主張した人たち
"相手全員を火炙りにする""火属性攻撃"『浄化の炎』に、その発動時のセリフ「汚物は消毒する!」と、ドロシーほどではないが、元ネタを明らかに意識している部分がある。
手を洗おー! - おてては消毒だ～!
表記揺れだ～!!
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