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ニャーコ(攻略本)の編集履歴

2022-07-28 15:45:29 バージョン

ニャーコ(攻略本)

にゃーこ

『ニャーコ』とは小説『「攻略本」を駆使する最強の魔法使い』もしくはそれを原作とした漫画に登場するキャラクターのことである。

プロフィール


概要

本編の主人公である魔法使いの青年『マグナス』がプロローグで追放された後にマグナスの後釜としてユージン勇者パーティーに所属している女武闘家


キャラクター像

ネコ人族(ケットシー)で有り、チャイナドレスを着ている。


その思考回路はユージンと同レベルの脳筋で極めて暴力的で有り、師の教えである『分からず屋には拳で説得しろ』を間違った解釈をして行く先々で暴行を加えてはトラブルを起こす常習犯で有る。

その上特に罪もない市民に「ブサイクなツラが気に入らねぇ」という理不尽な因縁をつけて傷害を与えたユージンを諫めたり被害者の男性に謝罪もせず、ヒルデと共にそれを見てゲラゲラと嘲笑うなど、その傲慢さは筆舌に難くない。


一方でマグナスに救われた際には命の恩人と感謝するなど、受けた恩に対する礼を言えるだけの(最低限の)良識は一応持っている。


経歴

マグナス追放後に勇者パーティーに入り、依頼で『魔法の杖』を探す勇者パーティーが偶然前任のマグナスと会した際には、ユージンやヒルデ共々嘲笑うが、まだそこまで関わる事はしなかった。


それから暫く経ったある日、ユージンが秘術鍛冶師のバゼルフに自分の剣の強化を依頼しに彼の工房を訪れた際に、礼節を弁えなかった事からユージンの依頼を断ろうとしたバゼルフを、実力行使に出て蹴り飛ばし、それに便乗する形でユージンも彼を暴力で脅して強引に自分の剣『フレイムソード』を作らせようという勇者らしからぬゴロツキ同然の暴挙に出てしまう(因みにバゼルフを脅して無理矢理鋳造したフレイムソードは「ウチらがマオーを倒して、ラクスティアに凱旋した暁には、返してやるにゃー」と言いながらそのまま対価も払わず持ち去った)。


それから更に数日後。

ラクスタ王国王室お付きの学者 ナルサイからの依頼された品(『ブナビア洞窟の奥地でしか咲かない珍しい花』)の納期遅れで依頼の無効を申し渡されて揉めた際に、ナルサイの口からマグナスの名を出された上、彼と引き合いに出される形で散々こき下ろされたユージンがその帰路、八つ当たりから街中で遊んでいた子供に暴行を加えた事でそれを見ていた街の人々から勇者パーティーの悪行(無銭飲食や言いがかりによる略奪、暴力行為、等。コミカライズ版ではいずれの回想場面でもニャーコはヒルデと共にゲラゲラと嘲笑う)に関する陰口と共に、マグナスがユージンと真逆に数々の善行によって街の人々から尊敬と好評を集めている事を聞かされる。


同じくそれを聞いたユージンも「〈勇者〉より優れた〈魔法使い〉なんているわけがねえ」「マグナスより凄い事を成し遂げて、本当に優れてるのはどっちか、ラクスタ中に知らしめてやる」と『マグナスが自分よりも方々から評価されている事が許容できない』という逆恨みや妬みが動機ながらも、ようやく勇者らしくやる気を見せ始める。

……が、ユージンがやろうとした『マグナスより凄い事』とは(攻略に必要なレベルも全く足りていないにも関わらず)『魔王軍の幹部である八魔将の一人『魔拳将軍デルベンブロ』が待ち受ける『死の山』に挑む』という無謀極まる挑戦であった。


自らも勇者パーティーの一員としてこれに同伴するニャーコであったが、案の定デルベンブロとの戦いではユージンは勿論の事、パーティー内で一番レベルが高かったミシャや、同じく前衛担当の自身の攻撃も全く通用せず、遂には腕や脚にダメージを負うなど、瞬く間に劣勢に追い込まれてしまう。

さらにここへきて、ユージンはあろうことか「駆け落ちしよう」と嘯きながらヒルデの手だけを取ると、仲間である筈の自分やミシャを見捨てて尻尾を巻くように逃げ去ってしまった。

当然そんな勇者にあるまじき腰抜けぶりや醜態に、流石のニャーコも唖然とするしかなかった。


当然、デルベンブロからは大笑いされた上に、残された自分達は「自涜にも飽き飽きしていたところでね」と堂々と慰み者にする事を宣言され、先にミシャと違ってグラマラスだったニャーコは捕まって酷い目に遭ってしまう


そこへマグナスが現れ、正統派の勇者と同等の精神を持つマグナスの手によってデルベンブロは討伐され、自身も助けられる。


最終的にデルベンブロの城から生還後、ユージンの意気地の無さに失望し、「ユーシャさまに愛想が尽きたにゃー」と、勇者パーティーから離脱宣言をしたものの、それまで引き起こしてきた乱暴狼藉その他諸々の罪状を被害者たちから改めて訴えられて投獄され、物語からフェードアウトした(この事はweb版・書籍版ではマグナスがナルサイから聞いた事で判明、コミカライズ版ではユージンがヒルデから聞いた事で判明しており、後者ではニャーコはボロボロの姿で手枷鉄球付きの足枷を装着された状態で収監されている様子が描かれている。)。


勇者パーティー




人間関係

かつてニャーコの前任として勇者パーティーに所属していた魔法使い。

彼とはあまり関わっていないが、ユージンやヒルデと共に見下し、ヒルデと共にそれを見てゲラゲラと嘲笑う等、相変わらずの様子を見せていたものの、デルベンブロから助けられた際は命の恩人と感謝している。

因みにニャーコ自身が投獄された後、マグナスはナルサイから(投獄された経緯を含め)ニャーコの名前を初めて聞いている。(web版・書籍版のみ)


補足

バゼルフに暴行を加えたシーンがニャーコの初台詞だが、コミカライズ版ではそのバゼルフに暴行を加えたシーンが1コマに省略されてしまい、1章終盤のマグナスがデルベンブロの居城で勇者パーティーと出くわしたシーンが初台詞になっていると少し割りを食ってしまっている。


また、前任であるマグナスは、奇しくも後にサブ職業として武闘家の職業を修得している。


関連タグ

「攻略本」を駆使する最強の魔法使い ケットシー 女武闘家

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