ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目玉おやじ(本来の姿)の編集履歴

2022-08-06 21:32:11 バージョン

目玉おやじ(本来の姿)

もとのめだまおやじ

『ゲゲゲの鬼太郎』アニメ第6期14話で登場。 鬼太郎の父親が業病を患い、「目玉おやじ」と化す以前の姿である。

「すまんのう鬼太郎…わしがこんな姿になってしまわなければ、お前に全うな子供時代を送らせてやれたかもしれぬ…だがそれは叶わなかった…」

「出来れば…お前を守り、お前にもっとのびのびと、お前に子供らしい夢を見せてやれる父親でありたかったよ…」


「くっ…お前は…何者だァ!!」


「子供を守る為なら何でもする…ただの父親だ。」


概要

目玉おやじの説明は当該記事を参照。

元々彼は鬼太郎が生まれる前、酷い難病に罹って妻諸共死ぬ事になったが、生まれたばかりの息子を独りぼっちにしたくないという想いから、目玉だけの妖怪として転生した過去を持つ。


そんな設定の元本記事で説明するのは、TVアニメ第6期14話・『枕返しと幻の夢』で夢の世界に登場した姿である。

夢繰りの鈴の少女により、夢の世界に魂を囚われてしまったマサシの父アキノリを救うため、鬼太郎たちは枕返しの助けを借りて夢の世界に入り込む。


しかし、不幸な生い立ちゆえに子供らしい夢を持つ余裕などなかった鬼太郎は、空想の強さがものを言う夢の世界の戦いに戸惑って隙を突かれ飲み込まれてしまった。

目玉おやじも後を追って飛び込み、息子に対する強い後悔の想いが溢れた事により、病を得る以前の力強い姿となって具現化された。


容姿

砂かけ婆が思い出しただけで惚れ惚れするほどの端正な容姿(※2)。

原作の田中ゲタ吉(高校生となった鬼太郎)をも彷彿とさせる、銀髪(白髪)に赤い瞳を持つ壮年(人間だと40~50代)の男性(余談の項目も参照)。


親父殿14話

彼は鬼太郎の様な隻眼ではなく、「目玉おやじ」の元となった目玉も左目なのだが、この時見せた容姿は鬼太郎同様に左目を隠して右目を露わにしている (唯一失われなかった左目以外が復元する形で具現化した可能性もある)。

服装は着流しで霊毛ちゃんちゃんこ(※3)を羽織り、足には下駄を履いている。

全体的に、鬼太郎をそのまま成長させたような感じの姿である。


(※2)鬼太郎と年齢の近い6期ねこ娘は、このエピソードで初めて、目玉おやじの今の姿が本来のものではないと知った、と設定されている。


(※3)鬼太郎が攻撃に使用した際に手放してしまい、直前まで目玉おやじが魔法の絨毯のような移動手段として用いていたところを、枕返しの能力で肉体ごと彼の服装として組み込まれた(一族に代々伝わる家宝であり、現実世界においても、息子の鬼太郎に譲る前は目玉おやじ自身が着用していたはずである)。


戦闘能力

かつて地球を支配していた幽霊族、その王族の末裔で、しかもまだ子供の鬼太郎と違って大人である彼は、鬼太郎以上の力を持っていた模様。

鬼太郎を抱きかかえた状態でも敵の猛攻を易々と避け、息子のそれとは比べものにならないほど高威力の指鉄砲を片手で放ち、敵のガードをものともせずに勝利を収めた。


現在の目玉姿でもその力の一端を行使する事は出来るのだが、無理やり伸ばした寿命を大きく擦り減らす事になる為、極力やろうとはしない。


シリーズにおいて

これまで目玉おやじの本体の姿が描かれたのは、原作やアニメ『墓場鬼太郎』の第1話くらいである。この時は病に侵されていたことから「全身を包帯で包んだ大柄な『ミイラ男』のような容姿」で描写されていた。


3期の地獄編にて、岩子の記憶にて髪を生やした姿が見られた。その容姿は6期とは異なる(参照)。


健康だった頃の姿については原作に描かれたことはなく(詳細は幽霊族のリンク先参照)、アニメでオリジナルに描写されたのも6期が初となる。

鬼太郎の親父誰よりも強い父親


包帯から除くその目は鬼太郎に似た三白眼で、顔も爛れていかにも恐ろしげな雰囲気を漂わせている。

一方、夢の世界で具現化された健康体の姿は、前述の通り赤い大きな瞳で、口元にそれなりの年齢を感じさせる小さな皺は目立つものの、かなりのナイスミドルなルックスとなっている。


なお、永富プロデューサーの談話によると、水木プロ側からはこのデザインについて


「ああいうことをやるんだったら、事前に言ってくださいよ」と笑いながら言われたとのこと。


幸いというか、水木プロにも大ウケしたようである。


そして

2021年3月7日「まんが王国とっとり 生誕99年水木しげる生誕祭」の生配信において、6期鬼太郎の新作映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」の製作が発表された。

親子のキャストも6期と全く同じであり、この企画は水木プロ全面協力のもとで進められ、鬼太郎シリーズの記念碑的な作品になるとか。

……本気すぎるぞ、東映。


余談

目玉おやじ、ネットを制す

本邦初公開となったこの姿と活躍ぶりは、視聴者に凄まじい衝撃を与えて大きな反響を呼んだ。

ツイッターでは「目玉おやじ」がトレンドワードとなり、3万件に迫るリツイートが行われたほどで、放送日(2018年7月1日)のうちにGoogleの検索予測で目玉おやじと打つと、すぐ下に「生前の姿」「イケメン」等がサジェスト候補として表れるようになった。


声優の意志

かつて1期2期墓場編で鬼太郎を演じ、本作で目玉おやじの声優を務める野沢雅子は、自ら「(6期の目玉おやじは)鬼太郎が成長して父親になった気持ちで演じる」と発言していた。それを受けて以前から一部では「愛息子の危機を救うため、全盛期=初代鬼太郎の姿を取り戻す目玉おやじ」という設定での二次創作が行われ、ピクシブ内でもそういった作品が投稿されていた。

が、公式で限りなく近いことが実現してしまった。


  • 野沢雅子は、「ドラゴンボール」の孫悟空役でもよく知られている。このためピクシブでもCV発表直後から中の人つながりネタが賑わっていたが、今回の「息子を守る強き父親」「エネルギー波の様な指鉄砲」「普段と違う低い男らしい声」などの点から再び悟空を想起した視聴者も多かった。

『cv野沢雅子さん』と聞いてセンシティブな作品ゲゲゲTwitterログ其の五


小ネタ

  • 冒頭の台詞の様に、目玉おやじは自身の事を「ただの父親だ」と呼んでいたが、これはアニメ第一作第二作での目玉おやじのクレジットが、『父親』だった事も想起させる。
  • 実写版のウエンツ瑛士が演じた青年鬼太郎は髪が白(銀)髪に近く、当然ながら身長や体形も成人男性のもので、もしかしたら、こちらもモチーフにしているのかもしれない。なお、6期のスタッフはこの実写版にも参加している。

関連タグ

ゲゲゲの鬼太郎 妖怪 幽霊族 野沢雅子

イケメン ごつくしい アルビノ

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました