概要
この単語は、「類似した状況に対し、異なった指針が適用される」ことを指し、それはおおむね不合理かつ矛盾を含むものである。
この言葉はダブスタと略されるケースがある。同じ意味としてダブルスピークがある。
この指針が「習慣や道徳の差異による区別」の場合はこう呼ばれない。
特に政治的な内容の発言や行動に対し用いられる、例えば「自らが敵と見なすものが行った疑惑の行為に関しては激しく追及を行うが、自ら、あるいは味方と見なすものが行うそれは追求せず、逆に擁護すらする」等……が知られており、その中には何らかのレッテル等も含まれるとされる。
問題点
特に現代において「法の下の平等」を謳った現代法の基本原理に反するケースが多く、また、特定の人種や階級、属性等に対する差別となる。
また、これを拡大解釈し合理的な区別に対し、この言葉をレッテル貼りとして用い、逆に不合理な状況に追い込むケースも存在するとされる(この場合は『主観』の言葉も併用される)。
その他
金融の用語では、「金と銀等、2つの異なる本位貨幣を用いる」システムをこう呼ばれる。
ネットスラング的にはもっと単純に“普段自身が行っている主張や意見をその時の都合、あるいは相手によってコロコロ変えていくような姿勢を指す言葉”としても使われている。
例えば普段は「自分は他人への誹謗中傷は絶対にしない」としている人間が、いざ自分が嫌っている相手に対しては「アイツは最低のクズ野郎だ」等と前に自分で否定していたものと同然の言動に及んでいながら、それを「言っておくけどこれは正当な批判だから」と、適当な都合のいい理屈で正当化する様をこの“ダブルスタンダード”と揶揄、表現したりする。
pixiv百科事典では
大半の『(自分目線のみで)記事の存続・削除を繰り返すユーザー』に見られる傾向。
こう言ったユーザーは往々に「タグ使用された作品がない」を大義名分に削除を実行しており、その意見にこそ間違いはない……が、実際は「自分が気に入らないか否か」で行っている事実が多々見られる。
ある項目では複数のユーザーが編集している中、唐突に「この記事は不要だ」と一方的に主張・削除を強行したユーザーが居り、復旧したとしても「復旧したければどうぞ」と煽りめいたコメントと共に、削除を繰り返した、またある項目では「この記事はゴミの集積所のようなもの」と挑発的な悪態をついた、またある項目では「退会しろ」とやたら強調して吠える、またある項目では「通報はご自由に、この量を異常と思わないなら好きになさい」と自分の考えに反対したユーザーに煽りめいたコメントをするといった実例がある。
また、個別化する程の内容がないを名目に、削除する事例もあるが、その場合それよりも内容が薄い記事を無視している実情もある。
実際、タグ使用された作品がない記事には、汎用アイコンを用いて(もちろん、用いていない記事もある)存続している実例がある中、そう言った実例を無視して削除を強行する。
似たケースでは記事内にある『(正誤を問わない)自分の意に反する記載』を絶対に認めず、あらゆる屁理屈を並べて削除するケースもある。
この場合、削除側の意見は総じて「(自分が調べた限り)そんな意見は見た記憶がない」「(公式の見解が出るまで)推測や憶測を書くな」「(公式の見解が出たとしても)自分の知らないかつ気に入らない事実は存在しない」等の押し付けに終始する。
酷くなると、編集合戦からの炎上に至るケースもある。
関連項目
ダブスタ:表記揺れ