概要
属するモンスターは全て水属性か風属性の鳥獣族で統一されているテーマ。
戦術はアドバンス召喚だが、特殊召喚を行わずにカードの効果による追加の「召喚」を連続して行うという方法で展開するのが特徴のデッキとなっており、ある意味ラッシュデュエルの様にも見えなくもない。
展開の要となる下級モンスターはフィールドから離れると除外されてしまうが、除外されている状態で鳥獣族が召喚されると手札に戻ってくるのでリソースが途切れない。
この性質から汎用的なメタカードが効かず、1ターンに複数のモンスターを展開出来る癖に特殊召喚をしないので増殖するGが全く効かない、墓地を利用しないのでディメンション・アトラクターやマクロコスモスなどの全体除外カードをデメリット無しで利用できるのも他にない強みとなっている。
灰流うららも除外に下級ふわんだりぃずがいれば回避することも可能で、展開の妨害が非常に難しい。
明確な1枚初動がありながら事故率は比較的高めではあるものの、登場時から常に一定数は環境に存在するほどの強力なテーマとなっている。
マスターデュエルでは2022/7/11に登場し、対策がし難いシングル戦なのもあって猛威を振るっている。
強力なテーマ故に基本はガチ構築で組まれるが、手札補充のしやすさやリリース素材を確保しやすい点からオシリスの天空竜や邪神アバター、地縛神WiraqochaRascaなどを採用したロマン構築も可能だったりと、意外と遊べるテーマでもある。
特殊召喚を使わないため、複雑な展開ルートが無く、リンク召喚などのルールを覚える必要がないことや拘らなければエクストラデッキは適当に組んでいいこともあって遊戯王初心者や復帰者に勧められることも多い。
だが、ミラー戦になると互いの強みを潰し合う不毛な戦いになりやすい。特に互いの場にふわんだりぃずと謎の地図がある時の動きは複雑怪奇を極める。
カードテキスト
下級モンスター
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚に成功した場合に発動できる。
(固有効果の処理)。
その後、鳥獣族モンスター1体を召喚できる。
(2):表側表示のこのカードはフィールドから離れた場合に除外される。
(3):このカードが除外されている状態で、
自分フィールドに鳥獣族モンスターが召喚された場合に発動できる。
このカードを手札に加える。