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ボンド・フォージャーの編集履歴

2022-10-09 15:50:17 バージョン

ボンド・フォージャー

ぼんどふぉーじゃー

「ボンド・フォージャー」とは、SPY×FAMILYに登場する犬のキャラクター。

CV:松田健一郎(ナレーションも兼任)

概要

フォージャー家ペットである白い大型犬。オス。たまに白熊に間違えられる。ワンではなくボフと鳴く。

その正体は動物実験の末に未来予知の力を獲得した超能力犬。

来歴

元は旧東国政権時代にプロジェクト「アップル」という特殊能力を持つ動物を生み出そうとする実験計画の被験体であり、旧政権崩壊に伴って計画は殆ど目標を達成できないまま頓挫。ボンドを含め残された知能の高い動物たちは処分される事なく闇世界に流れ、犬たちは学生テロリスト集団に爆弾犬として利用されようとしていた。

劣悪な環境で飼育されていた中、ボンドは予知で見知らぬ人間の家族に歓迎される未来を見る。その後テロリストたちに連れられて街中を歩いていた時に、予知で見たアーニャを見かけ、アーニャも自分の能力で自分たちを思い浮かべる大型犬に興味を持った事から縁が生まれた。その後事件は無事解決され、この白い犬はアーニャの希望でフォージャー家に家族として迎えられた。

名前の由来

アーニャが出逢った時からフォージャー家の家族となった当初までは名前が無く、アーニャからは単純に「いぬさん」と呼ばれていた(アニメのスタッフクレジットでは「大きな白い犬」と表記されている)。フォージャー家がドッグパークまで散歩に出かけた際、アーニャが大事にしていた手袋を落としてしまい、その手袋は別の飼い犬であるブルドッグが拾ったが、アーニャが気付いても威嚇しながら咥えて離そうとしなかった。その時、ブルドッグの背後にいつの間に現れたのはアーニャの犬だった。穏やかな顔はそのままに無言の威圧感でブルドッグは口を開けて腰を抜かし、手袋を取り返しことに成功した。アーニャは彼の正義感と黒い手を見て、スパイウォーズの主人公ボンドマンに似ている事から、「ボンド」と名付けた。ロイドがアーニャにアドバイスした名付け方のコツである『呼びやすい名前』『犬が聞き分け易い母音(特にa,u,o)が入っている』ことを満たしており、ボンド自身も名前を気に入っているようである。

性格

 被験体だっただけあって非常に賢く、未来予知で見た内容で他者を危険から助けようとしたりするなど、心優しい性格。一方で実験のため訓練などを無理矢理されてきた事から、訓練などはあまり好きではない。歳を重ねたおじいちゃん犬なのでおっとりのんびりしている。


 その能力からアーニャと同じように家族全員の正体を把握しており、ロイドも未来予知の能力は把握していないものの、犬であるが故に自分がスパイである事を唯一自分から明かしている存在でもある。

ボンドの側も「お前がいなくなると悲しむ者がいるから決して無茶をするな」と優しさを見せるロイドに好感を抱いている。


 ヨルに対してはアーニャから「ははをおこらせたらころされる」と言われたことと、お手製のエサという名の劇物で意図せず死にかけたこともあって内心恐れを抱いている部分もあるが、餌やりやシャワーなど普段の生活で多く世話を受けていることもあり、自分を家族として大事に思ってくれていることはわかっているため基本的には好印象。


 自分を組織の手から救い出し幸せな生活を与えてくれたアーニャには特に強い親愛の情を向けており、しばらく離れていた際は再会時に涙を流して喜び、アーニャと一緒に眠っていたペンギンのぬいぐるみにジェラシーを抱いて破いてしまったことも。


 フランキーとはよくロイドから世話を押し付けられるのもあって仲が良く、美人の飼い主が連れた美しいメス犬とダブルデートを目論もうとして惨敗したこともある。

能力

 未来における自身の周辺の映像(主観視点の場合もある)が見えるという形で未来を予知できる。

未来予知の内容は不変ではなく、行動によってある程度変える事ができる。

しかし犬ゆえに言語化して人に未来を伝えることができないので、アーニャのような超能力者でないと意思疎通は困難。よって、ボンドに予知能力があることを知っているのはアーニャだけである。

能力の詳細についてはボンド自身の主観でしかわからない部分が多く、未来が真っ黒になることについては「何も見ることができない=自身の死」を意味すると考えている。


 予知する未来は数分以内から数日後まで不定期で、どういった内容が予知されるかも決まっておらず、死の危険といった重要なものから夕飯のメニューなどどうでもいい情報まで何が予知されるかもわからない。ただし、過去の予知の内容に変化があった場合はそのタイミングで変化の内容を知ることができる。


 予知した時間が近い場合は改変した予知の更新が間に合わないため、よかれと思って起こした行動が望まない未来を実現してしまうリスクがある。

このため予知を使いこなすには状況を判断する洞察力と未来を改変する実行能力が求められるのだが、予知の内容を察知できるのが現状犬と幼子の2名に限られるため、能力を完全に活用するのは難しい。現状では主に身近な危機を回避するための能力として利用されている。

その他

 ちなみにボンドに実験を施した研究者にはアーニャの教育に携わっていた顔ぶれもいたため、ボンド達実験動物で得られたデータを元にアーニャの超能力開発が行われた可能性もある。


 犬種の設定は特に決められていないが、モデルになった犬種はグレートピレニーズとのこと(SPY×FAMILY4巻 裏表紙より)。

身体は太めに見え、小説版ではユーリからデブ犬呼ばわりされていたが、ふさふさの体毛の中身は結構細身。全身びしょ濡れになると本来のフォルムが露になり、初めてその姿を見たロイドは必死で笑いを堪えていた。ちなみに同じ犬でも笑うらしい。何故か濡れると鳴き声が「ボフ」から「ホフ」に変わる。

名前は「ぴーなつ」にしようとしたが、あの有名な某白い犬を想起してしまうため無しになった。

関連作品

無題SPY×FAMILY

 超能力同士でコンビで動くことも多いためか、(作者自身による絵も含め)アーニャと一緒に描かれる傾向にある。

Anya & Bondアーニャファミリー

ヨル×ボンドSPY×FAMILY

関連タグ

SPY×FAMILY

フォージャー家 

もふもふ

超能力 未来予知

高性能じいちゃん

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