この記事は単行本・アニメ未収録の重大なネタバレ情報を含みます。 |
概要
少年漫画『ONEPIECE』に登場する天才科学者・ベガパンクが発明した活動方式(システム)。
ホワッとした名称もある感じと裏腹に、その実態は飛躍しすぎな科学技術を指す。
また、当て字に在る「サテライト:本体から離れて存在するもの」の意味合い大きく―
〝優良な人手を増やすため、優秀な本体の分身体を生成する〟
即ち「複製(クローン)」に関する技術。第1062話時点では、これをベガパンク自身が実践しており、計6人の分身体を生成している。〝猫(サテライト)〟の実行でベガパンクは、天才すぎて常に忙しい課題を解決しているらしい。
また「自己複製(クローン)」に留まらず―
といった施術から、Dr.ベガパンクの倫理に縛られない独創性・高度な科学力が窺える。人道の面からは異常・狂気であり、進歩の面からは画期的・効率的な生体形式(システム)。
〝猫(サテライト)〟の話に普段冷静なロブ・ルッチが少々混乱する反応をしている事から、作中世界でも特異な手段・高等な技術と分かる。
実践方法
第1062話時点では不明。
なお作中では、一歩間違えれば神の領域に達する生命の設計図と呼べる代物〝生物の血統因子〟をベガパンクが発見した事、彼の同期だった科学者が血統因子の研究を進め複製(クローン)の兵隊を開発、人道を無視した生体兵器の実戦導入といった出来事があり、これらと〝猫(サテライト)〟の関連は果たして……。
作品投稿・検索の留意
前述でも触れたように天才「ベガパンク(VEGAPUNK)」の特異な人間性・飛躍した技術力で実用された〝猫(サテライト)〟により、ややこしいが『ベガパンク本人であり別人という存在が複数いる』の大要から、作品投稿サイト「pixiv」に限らず、関連したファンアート・二次創作では同類・近似した呼称が複数使用も想察される。
その為、別表記として「猫(サテライト)」「猫(ONEPIECE)」といった活用(※)も想定される。
以上の事から、本作の標題「ONE PIECE(ワンピース)」や本稿「猫(ベガパンク)」といった関連語句(キーワード)の活用(タグ付け)で絞り込み検索・棲み分け・マイナス検索を助ける。
※後者「猫(ONEPIECE)」だと、動物や肩書の猫・猫型獣人も適用されるなど、連想範囲が大きいため解説に工夫が必要となる。
備考・余談
名称の由来は、作中(第1062話)でカクも口にしていた諺「猫の手も借りたい」と、当て字「サテライト≒衛星」を併合した名前と思われる。
関連項目
〝猫(サテライト)〟 〝本体(ステラ)〟
PUNK-01〝正(シャカ)〟
PUNK-02〝悪(リリス)〟
PUNK-03〝想(エジソン)〟
PUNK-04〝知(ピタゴラス)〟
PUNK-05〝暴(アトラス)〟
PUNK-06〝欲(ヨーク)〟