オクトパスライトフォーム
おくとぱすらいとふぉーむ
『オクトパス! ライト! ベストマッチ!』
『Are you ready?』
『稲妻テクニシャン! オクトパスライト! イェーイ!』
概要
仮面ライダービルドのベストマッチフォームの一つ。初登場は第13話。
ビルドドライバーにオクトパスとライトのフルボトルを装填することで変身する。
墨を吐く生物と発光するツールという相反する組み合わせになっていることも特徴。
ストレッチスマッシュから抜き取った成分を石動美空に(諸事情で密かに)浄化した事でオクトパスフルボトルが完成し、このフォームへの変身が可能になった。
また、これにより東都に存在する20本のフルボトルが全て完成した。
スペック
身長 | 193.5cm |
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体重 | 96.5kg |
パンチ力 | 4.4t(右腕)/4.8t(左腕) |
キック力 | 8.6t(右足)/8.0t(左足) |
ジャンプ力 | ひと跳び42.1m |
走力 | 100mを6.5秒 |
容姿
オクトパス
イメージカラーは桃色。
複眼はタコを模しており、足の部分がアンテナ風になっている。
その複眼はゴム膜を発生させたり墨を噴射したりと相手の視界を奪う事に長けている。動体視力にも優れる。
右肩のアーマー「フューリーオクトパス」は自律型攻撃軟体ユニットになっており、ビルドの動きに合わせて締め付けたり、叩きつけたりすることができる。偶に肩から離れて動く事も。また、保護色や吸盤を使っての隠密行動も得意。
さらに、拳の「BLDカーティレイジグローブ」は上記の触腕を巻きつけることで腕力を8倍にすることが可能。つまり右腕は実質35t(これはクローズチャージを少しだけ超える)。タコ凄い。
タコらしく、体も柔軟になるようで、相手に絡みつく技が得意の様子。
足部の「カラストンビシューズ」は踵から水流を噴射して水中での活動能力を大幅に上げる。爪先には嘴を発生させることがあり、これであらゆる物を砕いてしまう。ちなみにカラストンビとはカラスやトンビの嘴を思わせるタコの嘴の事。これで貝類や甲殻類の殻もバリバリ砕いてしまうのだ。
ライト
イメージカラーは薄黄色。
複眼は電球を模しており、光のエフェクト部分がアンテナ風になっている。
そこから落雷音で敵を追い払ったり、暗闇にメッセージを投影することが出来るようだ。
左肩の発電ユニットを兼ねた発光装置「BLDライトバルブショルダー」を光らせ、目くらましにさせるほか、電気エネルギーパンチなどの攻撃もしっかりこなせる。腕に付いたスポットライト「シェードブレイカー」は光を一点に集中させる事で対象を燃やしてしまう事も。装甲には電磁パルス発生装置があり、敵の武装に障害を与える。また、体の各部に電気ショックを与えて行動を最適化している。
必殺技
- ボルテックフィニッシュ
墨を吐いて球状に包み込み、ライトの電球で包み込んだ墨を爆発させる。
- ボルテックフィニッシュ・OL
ガンバライジング限定技。敵を墨で包み込んでツイストラッシュアームで連続刺突し、BLDライトバルブショルダーから球電を発生させ、雷撃を喰らわせる正に「稲妻テクニシャン」に相応しい技となっている。
余談
第14話の冒頭でオクトパスとライトのフルボトルがブラッドスタークに盗まれたはずが、第16話では自然に持っていてこのフォームに変身している。第13話で盗られたフルボトルが全て偽物だったことを考えると、盗られた方のオクトパスとライトのフルボトルも偽物だという声もあるが、偽物と判明したボトルは全て煙が出たり倒れたりしている中、オクトパスライトのボトルだけは倒れず立っていたり、本物のボトルを並べられていた中で合計18本しかなかったため、この2本だけは取られたままだったのではないかという声もある(ここでオクトパスライトだけを隠す理由もない)。また、第14話終盤で敗北した石動惣一がパンドラボックスと一緒に返したのではないかと言う声もあるが、描写が無いのでこの件は視聴者の予想の域を出ない。公式からも一切説明が出ていないため、現時点で真相は不明である。
第20話ではオクトパス、ロック・第21話ではライト、忍者が猿渡一海に奪われている。
「周りを暗くする生き物」と「周りを明るくする物」という正反対なモチーフの組み合わせになっている。一応タコにも身体を発光させる物がいるので「発光する物」という共通点もあるにはある。