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バチカン市国の編集履歴

2012-04-13 20:53:50 バージョン

バチカン市国

ばちかんしこく

イタリア ローマ市内にある都市国家

Status Civitatis Vaticanæ(ラテン語)

Stato della Città del Vaticano(イタリア語)

ヨーロッパイタリアローマ市内にある、世界最小の国家。略称で「バチカン」とも呼ぶ。

都市国家であり、街そのものが世界遺産に登録されている、キリスト教カトリック教会の総本山。


かつては教皇領だったが旧王室との確執を越えて、1929年のラテラノ条約により、教皇庁の権利が放棄されるかわりに、バチカンの独立と教会の特別な地位を保証させた。


1,

予言し詠唱するの意味 Vaticanoの語源 動詞"vaticinare"

Vaticanoの語源は、動詞"vaticinare"だと言われる

"vaticinare"は「予言する」という意味でさらにこの語の由来はラテン語の"VATES"と"CINARI"に求めることができるらしい。

"VATES"とは「予言者」という意味、"CINARI"は「(詩にして)歌う」という意味である。


ヴァチカンのある土地は「予言者の丘」と呼ばれていた。

2,

1929年に建国したイタリアのローマ市内にある世界最小の主権国家。元首はローマ教皇、ヴァチカンやバティカン、ヴァティカンとも表記する。

ヨーロッパにある国家。正式名はバチカン市国。国そのものが世界遺産に登録されている。

イタリア語ではStato della Città del Vaticanoと書く。また日本語ではヴァチカンとも呼ぶ。

2の概要

 イタリアの首都・ローマ市内にある世界最小の都市国家で、国土は日本皇居より小さく、中国北京の天安門広場とほぼ同じ広さ。人口は800人前後。

もともとここが「ウァティカヌスの丘」と呼ばれた地名から由来している。


4世紀前半に教会が立てられ、ここに移り住んだ司教教皇となって、全ての教会へ影響力を及ぼすようになり、カトリックの本拠地となった。教皇領を拡大させたが、19世紀にイタリアに多くの領地を接収され、20世紀に険悪な関係だったイタリアと交渉して独立国となった。


ローマ教皇を頂点とするローマ教皇庁が統治しており、キリスト教のカトリック教会や東方教会などの総本山である。ここで聖ペドロが殉死したため、聖地でありキリスト教の中心地となった。


政治では教皇だけでなく国務長官や行政庁長官もいる。

公用語はラテン語で、一般にはイタリア語フランス語ドイツ語を喋る。通貨はユーロ。軍事力はほぼなく、スイス傭兵やイタリア警察がいるだけ。


外交では多くの国と国交を結び、国連に加盟しているが、共産主義国家とは断絶しており、中華人民共和国ベトナムとは結ばず、台湾中華民国と結んでいる。


戦前は反共国家として満州国と国交を結んでいた。ソ連とも結んでいなかったが、ロシアとは21世紀になって外交関係を結んだ。


カトリック信者である市民の多くは城壁内で生活し、その他に三千人の職員は市国外から通勤している。


関連タグ

教皇領

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