概要
2022年2月16日のプレスリリースでJR西日本が導入を発表した。
岡山駅〜出雲市駅間(山陽本線・伯備線・山陰本線経由)の特急「やくも」に使用されている381系電車を置き換えるために製造される直流特急形電車。2024年春から営業運転を開始し、44両(4両×11編成)が投入される。
性能
振り子式車両だが、381系電車(国鉄→JR東海・JR西日本)で採用された自然付振り子方式や、2000系気動車(JR四国・土佐くろしお鉄道)以来全国各社の車両で採用されてきた制御付自然振り子方式をさらに発展させた「車上型の制御付自然振り子方式」が国内で初めて採用される。
これはJR西日本・鉄道総合技術研究所・川崎車両の3社が共同開発し、本系列で初めて実用化するもので、車上の曲線データと走行地点のデータを連続して照合し、適切なタイミングで車体を傾斜させることにより乗り心地を向上させる。
そして10/20にデザインが公開された。
現在走っている白色に赤の塗装がされたものとは大きく異なり、「やくもブロンズ」という銅色をベースにした車体となる。
ライトは287系のものを縦に引き伸ばしたような形となっている。
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