概要
『仮面ライダーアギト』における太古の戦いにおいて、闇の力に敗れた光の力が死ぬ間際に人間に対して放ったもの。
本稿では、アギトの力およびその覚醒者について解説する。
アギトの種
太古の時代、テオス(闇の力)によって創造された存在である人間とマラーク(ロード怪人)の間に戦争があった。
テオス(闇の力)によって創造されたエルの一体であるプロメス(光の力)は人間に与したが結局敗れ、最期に人間の中に「アギトの種」を蒔いた。
そして現代のあかつき号に飛んだプロメス(光の力)は津上翔一に光を浴びせて消滅した。
覚醒者
『アギト』本編に登場するアギト
時系列順に掲載する。
なお、一部は公式の仮面ライダー図鑑で「仮面ライダーじゃない」扱いとなっている。自らの意思とは無関係に変貌し、アンノウンと戦うことも無かったためだと思われる。
闇の力曰く、「この世に生まれた最初のアギト」。「仮面ライダーじゃない」扱い。
主に劇中で人間が「アギト」と呼称する存在。氷川誠は後述の木野薫と比較して「僕の知っているアギト」と称する。
闇の力曰く、「第三のアギト」。劇中では呼称されないが、設定におけるアナザーアギトのことである。
「仮面ライダーじゃない」扱い。可奈が覚醒した頃に警察では北條透を先頭に、目覚めうるアギトを脅威とする動きが中心になっている。
TVSP『新たなる変身』に登場するアギト
「仮面ライダーじゃない」扱い。なお、同作では翔一が変身するバーニングフォームが暴走している。
『HERO SAGA』に登場するアギト
非公式のジオラマ小説。他作品の要素があったり設定が本編と異なったり、と二次創作であることに注意。
ネフェリム
太古の戦いにおいて、プロメス(光の力)が人間と交わることにより生まれた存在。
イコンには人間の側に立つ緑色をした異形の存在が描かれており、これがネフェリムであると思われる。また、その姿は本編に登場するギルスと極めてよく似ており、「ギルス=ネフェリム」であると考察されている。
つまり、光の力に起因する力という意味ではアギトとギルスは同種と言える。
なお、本編に登場する唯一のギルスである葦原涼はアナザーアギトの攻撃によって重傷を負った際、真島浩二に「アギトの力」を与えられることで回復している。
真島の力によって涼は名実ともにアギトになっており、その力により極限進化したエクシードギルスは、アギトと同様に胸部にワイズマン・モノリスが出現している。
詳細は「仮面ライダーギルス」の記事を参照。