ピクシブ百科事典は2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

怪異症候群の編集履歴

2022-11-29 07:16:18 バージョン

怪異症候群

かいいしょうこうぐん

サークル『夕闇の季節』が制作した、フリーのホラーアドベンチャーゲームのこと。なお、このゲームの元ネタは「クロックタワーGH」であると作者は発表している。

あらすじ

とある雨の日の午前3時過ぎ。主人公・姫野美琴宛に友人の神代由佳から電話がかかってきた。が、残された留守電は無言。しかし、その電話に違和感を感じた美琴は深夜ではあるものの、彼女の家に向かうことを決めた。開いた玄関から家に上がると、謎の叫び声が家の中に響き渡り・・・


ゲーム内容

触れるとゲームオーバーとなるエネミーから逃げ回りつつ、アイテムやイベントを回収しながらステージからの脱出を目指す。

エネミーはただ逃げているだけでは振り切ることは出来ず、ステージの撃退・退避ポイントまでたどり着いて利用することでようやく逃れられる。このシステムは名作ホラーゲーム『クロックタワー』シリーズを踏襲したものであり、製作者も影響を受けていると明言している。

遭遇することになる怪異は、ネットで広く知られている都市伝説である。


登場人物

姫野美琴 (ヒメノ ミコト)

怪異症候群

本作の主人公。文学系で騒がしいことは好まない、おとなしいタイプの女子高生。18歳。

容姿から良家の令嬢のように思えなくもないが、社会的にはいたって普通の女子高生である。

神代由佳とは友達で、彼女から雨の降る夜に電話に違和感を感じ家に来たことから物語は始まる。

休日も家の中でのんびりしてるほうが多い。


神代由佳 (カジロ ユカ)

怪異症候群3 その1

姫野美琴の友達。こちらは正真正銘良家のお嬢様(無印では普通の家だったが、リメイク版では和洋折衷の豪邸に変更された)。

とある日に遊び半分でひとりかくれんぼをしようと考えた結果、とんでもない怪異を呼び寄せてしまうこととなる。妹と兄・両親との5人暮らしをしている。


氷室等 (ヒムロ ヒトシ)

怪異再び・・・立ち上がる刑事、氷室等!!

菊川警察署の警部補であり、特務課に所属。明晰な頭脳を持ち、ナイフの腕前もかなり立つ。その敏腕さで、これまでにいくつもの怪異事件を解決へと導いている。

名前や口調からクールな人物を想起させるが、実際には困難に立ち向かってでも誰かを守ろうとする熱い心の持ち主である。

第2作では主人公を務める。


加賀剛 (カガ ツヨシ)

さっき立ち絵の制作した人の見に行ったら加賀さん顎鬚あった・・・w

新聞記者であり、オカルトジャーナリスト。彼の書く記事は決して幼稚なものではなく冷静且つ的確な検証など、成熟した思考で堅実に霊的世界を捉えている。

その腕前もあって彼のファンは意外と多い。

霧崎翔太 (キリサキ ショウタ)

怪異の専門

某大学で講師を務める民俗学者。氷室等、加賀剛とは高校時代の同級生でもあり、彼もまたある事件をキッカケにオカルト研究を志すことになる。

神代初(カジロ ハジメ)

神代家の当主、つまり神代由佳の父親にあたる人物。

ひとりかくれんぼの際に死亡してしまっている。その後は埋葬されている。

神代夏子 (カジロ ナツコ)

神代由佳の母親。

ひとりかくれんぼの際に死亡してしまっている。その後は埋葬されている。


神代和也 (カジロ カズヤ)

神代由佳の兄。美琴からは何かと嫌がられている。

ひとりかくれんぼの際に死亡してしまっている。その後は埋葬されている。

部屋にはいやらしい本が置かれており、美琴には呆れられてしまっている。

佐藤淳二 (サトウ ジュンジ)

菊川市の田園地帯で暮らす農家のお爺さん。不愛想だが話の分かる人で面倒見がよい。

美琴から無限ループによって田園地帯から出られないと聞き、確認のために同行する。直後、くねくねを見たことで発狂し行方不明となる。


保坂里美 (ホサカ サトミ)

怪異に襲われた際に出てきた中年女性。正気とは思えない言動を取るが、かろうじて意思疎通は出来ている。

くねくねを見たにもかかわらず発狂はしていないが、正気を失っている(元々そうだった可能性もある)。

勝手な勘違いから美琴に危害を加えようとしたが、背後から迫ったくねくねにより命を奪われた。


神代伊代 (カジロ イヨ)

神代由佳の祖母であり、旧・神代家の旅館の女将。

彼女が運営している旅館はお偉いさん専用の御用達であり、暇と金を持て余した富豪達の遊び場となっている。(いわゆる風俗)

神代春子 (カジロ ハルコ)

神代由佳の妹。

何かと物置や蔵など冷んやりした場所を好み鍵を持ち出しては、そこで遊んだり寝たりしている。


公式サイト・夕闇の季節より一部引用


怪異

クマ人形

チャプター1での鬼役。ひとりかくれんぼの儀式で呪いを宿し、包丁片手に動き回り、神代家に入ってくる人間を片っ端から惨殺するようになってしまった。

幼い声だが大の大人をバラバラにするなど、やることは恐ろしい。


くねくね

チャプター2での鬼役。直視すると精神が崩壊してしまうという、白い糸のように細長くウネウネしている謎の物体。美琴の場合は見てもなんともないため、急に出現しては執拗に追跡してくる。

保坂と関係があるようだ。

ちなみに、チャプター2ではその他にもNNN臨時放送を題材とした怪異も発生する。


猿夢

チャプター3での鬼役の2人組。ピエロのような姿をしており、一輪車に乗って追跡してくる。夢の中で人を電車の一室に招き入れ、お題の通りに惨殺する。見た目はコミカルだかやっていることはかなりエゲツない。

この2人組のボスは処刑場である電車の車掌であるが、声だけの出演である。


能面

チャプター4での鬼役。名前の通りのお面そのままの姿をしている。薄っぺらいからか、人では入れないような場所から突然襲ってくる。

また、このゲームの最終決戦での敵として、巨大な能面も登場する。


その他

同サークルが制作したフリーホラーゲーム『赤の世界』とは、世界観を共有している。美琴と由佳が序盤のコンビニで登場したり、加賀が記した出版物が主人公の家に置かれてたりする。ラストでの警察の対応も本作をプレイしていれば納得出来る。


関連イラスト

惑わす怪異症候群

怪異症候群。怪異+赤の世界


関連タグ

フリーゲーム ホラー

都市伝説 クロックタワー

怪異症候群2 怪異症候群3

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました