日本語吹き替え:山口りゅう
概要
ハリポタシリーズに登場する魔法使い。闇の魔法使いであり死喰い人の一人。その中でもヴォルデモート挙兵期からの古参である。
死喰い人の中でも卓越した戦闘力を持つ武闘派。好戦的な描写が目立つ。マグルや反ヴォルデモート派の数多くを傷つけた。作中の描写からはおそらくベラトリックス・レストレンジやセブルス・スネイプに次ぐ実力が読み取れる。
モリー・ウィーズリーの兄弟であるギデオン・プルウェットとフェービアン・プルウェットを殺害した張本人。また、全盛期を過ぎたとはいえ伝説の闇祓いであるアラスター・ムーディを倒している。シリウス・ブラックもハリーの助けなしにドロホフに勝つことはできなかった。
杖をムチのようにしならせて紫の炎を出すという固有の魔法を扱う。詠唱を封じられても無言で使用することができ、ハーマイオニー・グレンジャーを戦闘不能に追い込んだ。おそらく詠唱されていたら彼女の命は危うかっただろう。
ホグワーツ最終決戦では、リーマス・ルーピンを殺害。しかしフィリウス・フリットウィックに敗北した。おそらくその後死亡したか逮捕されたものだと思われる。
作中の描写から死喰い人の中ではソーフィン・ロウルやコーバン・ヤックスリーとの交流があるようだ。
余談だが、劇中ではやたらと石化呪文を喰らっている。実に通算4回。
青白い肌に暗い髪、長い輪郭に歪んだ顔つきをしている。映画版では黒髪に髭。
ドロホフはロシアの名前であるため、彼はダームストラングの出身だったのかもしれない。また、ドロホフという名は聖28一族には入っていないため、英国の純血家系としてはランクが高くない可能性も高い。その場合、古参死喰い人の中ではドロホフはイレギュラーである。(他はレストレンジ、ノット、エイブリーなど聖28一族ばかり)
アントニンはいわゆるアンソニーと同義の名前。
映画版
原作ではこれだけ格も実力も上位のポジションであるにもかかわらず、映画での目立った見せ場は「ハリー・ポッターと死の秘宝PART1」でソーフィン・ロウルと共に作業員に変装してトッテナム・コート通りでハリーを襲うシーンぐらい。普通のおっさんにしか見えないのである意味かわいい。