概要
『ウィザーディング・ワールド(魔法ワールド)』の人物。魔法使いの男性。死喰い人。純血名家で聖28一族のヤックスリー家の出身。
プロフィール
来歴
第一次ヴォルデモート暗黒期に死喰い人として活動したが、アズカバン収監は逃れた。
ヴォルデモート復活の夜の墓場には現れず、少し経ってから死喰い人に合流している。
この事実から、ヤックスリーがベラトリックス・レストレンジやバーテミウス・クラウチ・ジュニアのような忠実な従者ではないことが分かる。
死喰い人復帰後はホラス・スラグホーンを仲間に引き込むために捜索。
1995年6月27日のことである。しかしスラグホーンは巧妙に姿を隠し、ヤックスリーは彼を見つけることはできなかった。
1996年の魔法省神秘部の戦いには参加せず。
1997年、ドラコ・マルフォイの手引きによりフェンリール・グレイバックやソーフィン・ロウル、アミカス・カローやアレクト・カローと共に(映画版ではベラトリックス・レストレンジも)ホグワーツ魔法魔術学校へ侵入。天文台の塔の戦いにて不死鳥の騎士団やダンブルドア軍団と交戦した。
ドラコ・マルフォイに、早くアルバス・ダンブルドアを殺すようにプレッシャーをかけていた。(その後到着したセブルス・スネイプがダンブルドアを殺害。)
戦いの中で、ヤックスリーはハリー・ポッターにより全身金縛りの魔法を掛けられた。おそらくその後は逃走したか、収監されたがすぐに脱獄したものと思われる。
その約一ヶ月後、セブルス・スネイプと共にルシウス・マルフォイの屋敷(マルフォイの館)に到着。ヴォルデモートの魔法省陥落計画とハリー殺害計画の打ち合わせに参加。この時点でヤックスリーは魔法省法執行部の部長パイアス・シックネスに服従の呪文をかけることに成功していた。
さらにその約一ヶ月後、魔法大臣スクリムジョールがヴォルデモート に殺害され魔法省は陥落。ヴォルデモートの傀儡として魔法大臣に昇格したシックネスの後を継ぎ、ヤックスリーが法執行部の部長となる。そして、処罰を受けず依然として魔法省に在籍していたドローレス・アンブリッジは、ヤックスリーのもと「マグル生まれ登録委員会」の会長に。マグル生まれから杖を取り上げて収監する政策を実行していた。
ハリーたちは魔法省に侵入した際、ヤックスリーに捕まりそうになっている。
1998年5月2日のホグワーツの戦いでは、リー・ジョーダンとジョージ・ウィーズリーの二人により撃破された。その後の動向は不明。
容姿
映画版では、金髪(銀髪)をオールバックの三つ編みにした中年〜壮年の男性。
ファーストネーム
ファーストネームの「コーバン」は本編完結後、Pottermoreの「ホラス・スラグホーン」の記事により明らかになった。
関連タグ
歴代魔法法執行部 部長
- バーテミウス・クラウチ・シニア→魔法大臣候補だったが国際魔法協力部に異動
- アメリア・ボーンズ→ヴォルデモートの手により殺害される
- パイアス・シックネス→服従の呪文にかけられヴォルデモートの傀儡役の魔法大臣に
- コーバン・ヤックスリー→シックネスを操り後任になった死喰い人
- ハリー・ポッター→闇祓い局長から昇進