概要
ヴォルデモートによって殺害されたルーファス・スクリムジョールの後任として、魔法省大臣の座に着いた魔法使い。
1980年代中盤から後半にかけて魔法省の役員を務め、第二次魔法戦争の中で魔法法執行部の部長に就任した。
しかし死喰い人の幹部であるコーバン・ヤックスリーによって「服従の呪文」を掛けられると、彼の傀儡政権として魔法省大臣に就任、これにより魔法省は完全に闇陣営の手に堕ちた。
シックネスは服従の呪文を掛けられたまま行動を完全に操られ、最終決戦にも死喰い人の仲間として参戦した。
ヴォルデモートの敗北によってシックネスへの「服従の呪文」は解かれ、後任としてキングズリー・シャックルボルトが魔法省大臣に就任した。
ちなみに、作中では初登場時から最後まで服従の呪文で操られた状態でしか登場しないため、魔法省の役員として、1人の魔法使いとして彼がどのような思想の持ち主なのかは謎である。
映画版ではホグワーツの戦いにおいてヴォルデモートに停戦を進言するが、分霊箱を破壊されたことを感じ取り激しい怒りや動揺を抱いていた彼に話しかけてしまったため、八つ当たりで死の呪文を放たれて殺害されてしまった。
関連タグ
魔法法執行部 部長
就任順
- バーテミウス・クラウチ・シニア→魔法大臣候補だったが国際魔法協力部に異動
- アメリア・ボーンズ→ヴォルデモートの手により殺害される
- パイアス・シックネス→服従の呪文にかけられヴォルデモートの傀儡役の魔法大臣に
- コーバン・ヤックスリー→シックネスを操り後任になった死喰い人
- ハリー・ポッター→闇祓い局長から昇進
魔法大臣
就任順