データ
多くの獣型デジモンが生息する自然豊かな大地を守護する頭脳明晰な獣騎士型デジモン。穏やかな性格で周りのデジモンと触れ合いながら静かに過ごすことを好む。そんな大地を脅かす敵が現れれば2本の愛剣「モラルタ」と「ベガルタ」を抜き素早い動きで敵を撃退する。大地を酷く荒らす者には、普段は紳士的なディルビットモンでも激憤を呼び痕跡すら残さぬまで斬り刻み、その仲間も消滅するまで追い続ける。
必殺技は、無涯の太刀筋で敵に斬りこむ『トラスゲイン』と、2本の魔槍を召喚し自動追尾する『ボルジャーグ』。さらに敵を中心に全方位に高速残像を残しながら斬り刻む『バックストラッシュ』で敵の退路も断つ。
概要
「BEMEMORY アンゴラモンDim」で初登場のデジモン。
白い軍服を装着したデジモンで、ウサギ型の仮面を被った半人半獣型のデザインが特徴。
人のような素顔にはアンゴラモンの面影が残っており、二刀流で戦う。
アニメでの活躍
デジモンゴーストゲーム
CV:中井和哉
第58話にて初登場。
エンシェントスフィンクモンとの戦いでガンマモンとジェリーモン、エスピモン、マミーモンが倒されていく中、ラモールモンもエンシェントスフィンクモンに圧倒され、止めを刺そうとした瞬間にエアドラモンに乗ってた琉璃が制止しようとしたところをかばい、倒れた瞬間ファラオのピラミッドが完成してしまいファラオモンが蘇りそうになるが同時に超進化の時間制限が近づき満身創痍になった瞬間、色々な思い出やまだやりたいことを語り、この世界と琉璃を守るという強い意志で、リミットを超えて究極進化した。琉璃と人間達の名誉の為に!と腰につけられた2本の剣を抜刀し、エンシェントスフィンクモンと互角の戦いを繰り広げ、とどめを刺す前に、エンシェントスフィンクモンが犯したことを言って懺悔を促すも、エンシェントスフィンクモンが悪あがきと言わんがばかりに、ティルビットモンを黄泉へ連れていこうとするが、鍔迫り合いで負け、逆にエンシェントスフィンクモン自体が黄泉へ連れていかれる結果になった。
ティルビットモンになってからは、ラモールモンの時の野性と荒々しさは無くなり、ジンバーアンゴラモンの時の冷静な喋り方になる。
余談
名前の由来はケルト神話のフィニアンサイクルに登場するフィオナ騎士団最強の騎士ディルムッド・オディナ+ラビット(兎)であろう。
剣の名称と必殺技の『ボルジャーグ』(ゲイ・ボウ+ゲイ・ジャルグ)もディルムッドが使っていた武器が元ネタであろう。
なお、神話ではディルムッドはゲイ・ジャルグ+モラルタあるいはゲイ・ボウ+ベガルタという剣と槍の組み合わせで戦う戦士とされており、二刀流で戦うのはどちらかといえば、近世に登場したディルムッドの闘法である。
進化ルートの一例
ピョンモン→ボサモン→アンゴラモン→ジンバーアンゴラモン→ラモールモン→ディルビットモン
関連タグ
ミラージュガオガモン:タイプと声優が共通している究極体デジモン。
サクヤモン:仮面のデザイン・被りかたが似ている。並べたら画になりそう。