データ
多くの獣型デジモンが生息する自然豊かな大地を守護する頭脳明晰な獣騎士型デジモン。穏やかな性格で周りのデジモンと触れ合いながら静かに過ごすことを好む。
そんな大地を脅かす敵が現れれば2本の愛剣「モラルタ」と「ベガルタ」を抜き素早い動きで敵を撃退する。特に大地を酷く荒らす者には、普段は紳士的なディルビットモンでも激憤を呼び痕跡すら残さぬまで斬り刻み、その仲間も消滅するまで追い続ける。
必殺技は、無涯の太刀筋で敵に斬りこむ『トラスゲイン』と、2本の魔槍を召喚し自動追尾する『ボルジャーグ』。さらに敵を中心に全方位に高速残像を残しながら斬り刻む『バックストラッシュ』で敵の退路も断つ。
概要
「BEMEMORY アンゴラモンDim」で初登場した究極体デジモン。
白い軍服を装着した騎士が、ウサギ型の仮面を被ったような半人半獣型のデザインが特徴。一見完全な人型になった様だが、褐色の口回りなどはアンゴラモンの面影を残している。
アニメでの活躍
デジモンゴーストゲーム
「瑠璃のピアノ……心、落ち着く…」
「剣豪小説……ウズウズ真似する……」
「甘いお菓子……紅茶……温泉……」
「旅すれば……文化の薫り……」
「遊園地……お花見……結婚式……!」
「もっと、知りたい!」
「私、ピッタリな趣味、まだ見つけてない!」
「俺、守る。……瑠璃を……!」
「「この世界を!!」」
「ラモールモン、究極進化!ディルビットモン!」
CV:中井和哉
第58話にて初登場。
ファラオモンの復活を目論むエンシェントスフィンクモンの戦いで追い詰められたラモールモンと琉璃が、色々な思い出やまだやりたいことを語り、この世界を守るという強い意志が完全シンクロ。リミットを超えて究極進化した。
琉璃と人間達の名誉のために腰につけられた2本の剣を抜刀し、エンシェントスフィンクモンと互角の戦いを繰り広げた。
この姿の際は、ラモールモンの時の野性と荒々しさは無くなり、ジンバーアンゴラモン以上に冷静で優雅な性格になる。
余談
名前の由来はケルト神話のフィニアンサイクルに登場するフィオナ騎士団最強の騎士ディルムッド・オディナ+ラビット(兎)であろう。
剣と必殺技の名称(ゲイ・ボウ+ゲイ・ジャルグ⇒ボルジャウグ⇒ボルジャーグ)もディルムッドが使っていた武器が元ネタと思われる。
なお、神話ではディルムッドはゲイ・ジャルグ+モラルタあるいはゲイ・ボウ+ベガルタという剣と槍の組み合わせで戦う戦士とされており、二刀流で戦うのはどちらかといえば、近世に登場したディルムッドの闘法である。
進化ルートの一例
幼年期1 | 幼年期2 | 成長期 | 成熟期 | 完全体 | 究極体 |
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ピョンモン | ボサモン | アンゴラモン | ジンバーアンゴラモン | ラモールモン | ディルビットモン |
関連タグ
ミラージュガオガモン:タイプと声優が共通している究極体デジモン。
サクヤモン:仮面のデザイン・被りかたが似ている。並べたら画になりそう。