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リング(鈴木光司)の編集履歴

2023/02/14 20:22:53 版

編集内容:ちょっと加筆。

リング(鈴木光司)

りんぐ

『リング』とは、鈴木光司による小説。および、それを原作とした諸作品。ここではシリーズ全てを対象にしている。

概要

"見た者は一週間後に死ぬ"という呪いのビデオをめぐる物語。

ジャパニーズホラーカルチャーの火付け役にして原点。

都市伝説の「不幸の手紙」を題に取った本書は、その作中の通り、口コミで評判が広がり、ベストセラーとなった。

映画化ドラマ化など多くのメディアミックスがされたが、それもまた作中の描写とリンクする仕掛けがなされている。

映画版の印象からホラージャンルとして見られることが多いが、シリーズ全体を俯瞰するとSF色が濃い。

また、著者の鈴木光司はホラー専門の書き手ではなく、シリーズの一部ではヒューマンドラマを成立させようと試みている。

本作の中心的な存在である山村貞子は、そのキャラクター性と映画版で見せたインパクトから、一躍話題の種となり、さまざまなパロディがなされた。

近年はインターネット上の二次創作においては、萌えの対象(貞子たん)にもなっている。

「リング」タグで見られるイラストの大半は、もはや『リング』ではなく貞子のイラストだが、「貞子」タグだけでは同名の人物と被るため、「リング」タグが併用されることもある。

pixivで「リング」 「貞子」をタグ検索

シリーズ一覧

原作小説

いずれも角川書店刊。

『リング』1991年

『らせん』1995年

『ループ』1998年

『バースデイ』1999年(唯一映像化無し)

『エス』2012年

『タイド』2013年

ラジオドラマ・ドラマCD

『リング』1996年 - 角川書店発売

映画

日本映画。東宝配給

  • 『リング』『らせん』1998年 - 同時上映

同名の小説が原作。浅川が女性で高山と元夫婦で子供の性別が異なるなど設定に変更がみられる。

  • 『リング2』1999年 - 同時上映は『死国

あくまで、上記映画リングのらせんとは別なパラレルワールドを描いた作品。

  • 『リング0 バースデイ』2000年 - 同時上映は『ISOLA 多重人格少女』

短編小説集バースデイの一説「レモンハート」を映像化。こちらも設定が異なる。

小説「エス」を映像化。文字通り3Dでシリーズ初の3D立体映画(3D/2D同時公開)となる。「らせん」の登場人物が主人公の原作を主人公の恋人役に。ニコニコ動画が協力しており、ニコニコ動画を介して呪いが拡散される。

  • 『貞子3D2』2013年

映画貞子3Dの続編。

直接的な原作は存在しない。

「タイド」が原作であるが、ほぼ別物と考えていい。「リング2」の登場人物も登場し、1998年のリングのリメイク要素もある。

  • 『貞子DX』

直接的な原作は存在せず、原作者が世界観監修を務める。「デラックス」ではなく「ディーエックス」と読む。

韓国映画

『リング』1999年

アメリカ映画の場合はアメリカンホラーアレンジとなる。

ザ・リング』2002年 - ドリーム・ワークス配給(アメリカ)。アスミック・エース配給(日本)

『ザ・リング2』2005年 - アスミック・エース配給

ドラマ

いずれもフジテレビ放送。

『リング ~ 事故か! 変死か! 4つの命を奪う少女の怨念』1995年 - 二時間ドラマ。『リング 完全版』としてビデオ化

『リング~最終章~』1999年 - 連続ドラマ

『らせん』1999年 - 連続ドラマ

漫画

『リング』1995年 - 永井幸二郎作画。講談社刊

『リング』1999年 - 上下巻。稲垣みさお作画。以下、角川書店刊

『らせん』1999年 - 桜水樹作画

『リング2』1999年 - MEIMU作画

『バースデイ』1999年 - MEIMU作画

『リング0 バースデイ』2000年 - MEIMU作画

『貞子』2012年 - MEIMU作画

『貞子さんとさだこちゃん』2019年 - 津々巳あや作画。ComicWalkerでのWeb配信。後述の映画のスピンオフギャグ漫画。

ゲーム

『リング』2000年 - ドリームキャスト専用。角川書店発売(開発はアスミックエース)

『リング∞』2000年 - ワンダースワン専用。インフィニティ発売

『CRリング』2007年 - パチンコ藤商事

ジュブナイル

『リトルリングⅠ 死者からの手紙』2010年 - 鈴木光司原案。みずのあき作。角川つばさ文庫

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編集内容:ちょっと加筆。