じゃあ全員 上下分離といきますか
概要
「お前さんらは京極組の連中だったかな…こんなところで何してるんだい?」
「ちょうど体の真ん中で上下に分けてやろう…」
河内組の日本刀の使い手で伝説クラスの男。異名は「横一文字の柳楽」、「一文字斬りの柳楽」。
人物
容姿
灰色の髪をオールバックにした中年～壮年の男。左眉～右目の下にかけて刀傷がある。これはかつて黒澤派の構成員・犬亥に付けられたものである。
黒いジャケットの下に赤いタートルネックのシャツを着用している。
性格
龍本と同様に柔軟な判断が出来る人物であり、組織どうしの不要な対立は避ける傾向にある。その一方で震えた声で叫びながら敵を流れ作業のようにバラバラにすると言う狂気も兼ね備える。
また、組内でも超がつくほど不愛想であることや、カチコミの際も敵のアジトに単騎で乗り込むといったことから、どちらかといえば単独行動を好むタイプの人物であることも窺える。それでも心根は任侠なようで仁義を捨てた黒澤派には怒りを見せているような描写がある。
能力
伝説クラスの男とはその通りで、剣の腕前は「免許皆伝クラス」でも過小評価だと言わざるを得ないほど。スピードからパワーから全てが凄まじく、敵対した者は全て横一文字で切り裂く。その実力の高さは京極組の武闘派である海瀬ですら表情を曇らせるほど。
得物が日本刀でなくともその驚異は衰えず、柔らかいスポンジの剣でも稽古相手を病院送りにし、木刀で相手の両手足を骨折させた。
また、半グレ組織「ファントマ」粛清の際に遭遇した久我のことを「面白い人材」と評価していたことから、相手の実力を見抜く能力も高いと思われる。
声優
声優は、佐竹博文や、京極組の兄貴、小峠華太などの数々のキャラクターを演じている「ヤシロこーいち氏」が担当しているが、今までのキャラクターとは違い、常に声が震えている感じであり、「狂人」を表すかのような声である。
活躍
動画冒頭に少しだけ登場。利権争いで殺害された組員たちの報復として、組員殺害の実行犯が夜の営みをしているところを急襲、そのまま横一文字で切り裂き絶命させた。
なお、この回のメインストーリーでは天羽組の北岡が京極組の一条に殺害されてしまったために、どうしてもそちらの方インパクトが強かった。それゆえに、まさか動画冒頭で登場した初老の男性剣士が実は河内組に所属する伝説クラスの大物極道だなんて考えもしなかった視聴者は少なくないだろう。
ちなみにこの回では渋めのクールなものとなっている。
ストーリーに直接は関与していないものの、河内組に関する解説シーンにて、布袋、龍本とともに描かれていたため、この段階で河内組内でも幹部クラスの実力者であることが暗に示された。
この総集編にて、天羽組の和中に匹敵するレベルで剣技を極めた実力者であることが明かされた。
満を持してようやくストーリー本編に登場。京極組の久我・海瀬と偶然出会ったものの、半グレ組織「ファントマ」の粛清という目的が共通していたため、この回では共闘した。粛清完了後、去り際に「次出くわしたときは敵か味方か楽しみだ(要約)」と意味深なセリフを残していった。
ちなみに、この回にてようやく名前が判明した。
漁港として有名である綾波町の漁業組合の利権を巡って京極組の五十嵐、六車と抗争を繰り広げていた（時系列からして少なくとも10年以上も前と考えられる）。
最終的には組合が京極組を選んだため利権から手を引いたが、六車の顔に切り傷を付けるなど当時からその高い実力を持っていた。なお、この時は自身の顔に傷はつけられていない。
- 10月2日付の動画(阿蒜寛太)
冒頭で一般人に暴行を働いた半グレを木刀で撃退した。また、眉済派のナンバー3である大村が殺された際は、怒りを見せた。その後の幹部会では黒澤に対し、「もし犯人がアンタなら必ず斬り捨てる」と言い放った。
因みに、この回で阿蒜にスポーツチャンバラで稽古したが、彼を病院送りにした。
- 2023年2月1日付の動画(久我虎徹)
赤ドスの犬亥がどれだけ危険かを久我と阿蒜に説明していた。
余談
実は同じく河内組の主力である龍本よりも1日早く初登場しているが、それにもかかわらず、初登場から実際のストーリー本編に関与するようになるまでに現実時間で約2ヵ月とけっこうな期間が経っている。
ヒューマンバグ大学においては、彼のように実力者でありながら初登場から実際のストーリー本編に関与するようになるまでけっこうな期間が経っている者は、CODE-ELの構成員を除けば割とレアである。
関連タグ
犬亥鳳太郎 - 黒澤派の剣豪。
和中蒼一郎 - 天羽組における剣豪。
