概要
カクレンジャーの5人が背中に帯剣している忍者刀。
その刀身には『忍者戦隊』、鍔には『忍』の銘が刻まれている。
玩具としては『響鳴秘剣カクレマル』という名義になっており、サイトや書籍によっては『秘剣カクレマル』と表記・説明されている場合もある。(鶴姫も後述する第1話のみ『秘剣カクレマル』という呼び方をしていた)
元々は猿飛佐助をはじめとするサスケ達5人の先祖(すなわち先代カクレンジャー)が本編開始前の頃に使用していた武器で、妖怪を封印する際ための手段として地面に突き刺して使用した。
それから月日が経ち、本編開始の時点でも勇者が使用する聖剣の如く、錆びることもなく、朽ちることもなく当時のそのままの状態で地面に突き刺さっており『忍者の血を引く本物の子孫』『忍者としての気合』をはじめとするカクレンジャーとしての素質を持つ者だけが引き抜くことができる。
ちなみにサスケ達5人が手に入れた経緯は以下の通り。
サスケ、鶴姫、サイゾウ | サスケとサイゾウは第1話にて出会った鶴姫から説明を受け、三人で引き抜いて入手した。 |
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セイカイ | 第2話にて、カクレンジャーの一員となったサイゾウから説明を受け、鶴姫に案内されて引き抜いて入手した。 |
ジライヤ | 第3話にて、アズキアライの罠にかかって牢屋に入れられてしまい、それを見かねたジライヤの先祖が忍術?で引き抜いてジライヤの元に届けた。 |
ちなみにジュウレンジャーの伝説の武器と同じく変身前と変身後で全く外観が異なっており、変身前の状態では普通の忍者刀(柄紐の色はそれぞれのイメージカラーと同色である)だが、変身するとメイン画像のようなカクレマルに変化する。
その切れ味は正宗や村正と言った有名な刀剣を遥かに凌駕し、西洋の甲冑すらも真っ二つに切り裂く切れ味を誇るとされ、刀身にエネルギーを集中させてスパークさせれば戦車も切り裂くことも可能である。
また、第1話の時にはなかった要素だが、第3話からは鞘から引き抜くと独特の効果音が鳴るように変化し、それがカクレマルの代名詞ともいえる要素となっている。
固有必殺技
隠流・満月斬り
ニンジャレッドがカクレマルを使用して放つ必殺技。
カクレマルをゆっくりと振るって円(満月)を描くと背景に満月が浮かび上がり、そこから唐竹割りで敵を一刀両断する。
ちなみに唐竹割りではなく十字に振るって敵を斬る『満月十文字斬り』という派生技もある。
隠流・くの字斬り
ニンジャホワイトがカクレマルを使用して放つ必殺技。
ひらがなの『く』の字を描くように素早く敵を2回斬りつける。
隠流・正方の陣
ニンジャブルーがカクレマルを使用して放つ必殺技。
正方形を一筆書きで描くように、カクレマルで敵を4回斬りつける。
隠流・三段斬り
ニンジャイエローがカクレマルを使用して放つ必殺技。
正三角形を一筆書きで描くように、カクレマルで敵を3回斬りつける。
因みに第21話で変身前のセイカイが使用した時は『横切りだけで素早く3回斬りつける』という内容だった。
隠流・流れ星
ニンジャブラックがカクレマルを使用して放つ必殺技。
五芒星を描くように、カクレマルで敵を5回斬りつける。
カクレマル雷光波
カクレンジャー5人全員がカクレマルを使用して放つ合体必殺技。
これのみ前述の必殺技のような斬撃タイプではなく『5人が上に掲げたカクレマルの刃を交差させ、エネルギーをスパークさせて雷光を飛ばして攻撃する』
という一種の遠距離攻撃のような技になっている。なお『オーレVSカクレンジャー』ではこれの発展型に相当する『カクレマル・スーパー雷光波』という技を使用した。
関連動画
響鳴秘剣カクレマル(とシノビナックル)のCM
関連タグ
ハヤテ丸、シンケンマル、忍者一番刀:いずれもカクレンジャーの後の和風スーパー戦隊達の使用する刀剣。特にシンケンマルはメンバー全員に固有の必殺技がある点が共通している。
スターソード/スターカッター/ダイレンロッド←カクレマル/カクレイザー/シノビナックル→バトルスティック/キングブラスター