データ
小柄だが、とても力持ちな昆虫型デジモン。大きなツノと前足を持っており、周囲からは恐れられているが、実は争いを好まない温和な性格の持ち主である。但し、力は相当強く、とある研究機関の実験でトータモンを持ちあげたこともあるらしい。必殺技は、自慢のツノで敵をすくい上げて弾き飛ばす『スクープスマッシュ』と大きな前足から繰り出す『ビートルラリアット』。
概要
初登場は2005年の「デジモンアクセル ジャスティスゲノム」
同様の命名を思わせるコクワモンに対してこちらは昆虫型で姿も虫らしい特徴のあるデジモン。
青いカブトムシデジモンと言えばカブテリモンやアトラーカブテリモン(青)が存在しており名前の通りカブテリモン系を想定したと思われるのだが、そもそもその成長期枠には初出の育成玩具や根強い人気を持つアニメの影響で定番ルートとしてテントモンがいる。
…というより丸みのあるシルエットや緑の複眼はテントモンと被っており恐らく意図的に寄せている(前述のジャスティスゲノムの対とも言える「デジモンアクセル エビルゲノム」にもテントモンがいる)。
また、初出の進化ルートとして想定されたと思われる下記のタイラントカブテリモン系譜も機械的な見た目のクワガーモン系列でありコクワモン寄りである。
この辺りが災いしたのかその後はほとんど育成玩具やゲームへの出番はなくカブテリモンに進化も少なかった(一応カブテリモンやクワガーモンとはデジモンコレクターズで繋がったらしい)のだが、2021年になるとデジモンカードゲームではブリッツモンと師弟のようなイラストが登場(BT7-046、ST9-07)、さらに「バイタルブレスデジタルモンスター Dimカードセット EX3 デジモンフロンティア SPIRIT LIGHT」のブリッツモンdimにも採用されデジモンのもう一つの青カブトムシ系といえるブリッツモンの進化元になりつつある。
青いカブトムシと複眼という特徴から近い時期の仮面ライダーである仮面ライダーブレイドのようなデザインと言われることもある(同じく近い時期の仮面ライダーに要素が似てたスティングモンという前例もあるだろう)。なお、その辺りとは違い強そうでも成長期デジモンである。
活躍
『デジモンネクスト』
森の住民として登場。
デジモンゴーストゲーム
第65話に登場。
進化ルートの一例
タイラントカブテリモンルート(デジモンアクセル)
ポポモン→フリモン→コカブテリモン→ブレイドクワガーモン→メタリフェクワガーモン→タイラントカブテリモン
エンシェントビートモンルート(バイタルブレス)
チョロモン→カプリモン→コカブテリモン→ブリッツモン→ボルグモン/ライノカブテリモン→エンシェントビートモン
これ以外ではデジモンアクセルではアクィラモン/グレイモンX抗体/リボルモン、バイタルブレスではサンダーボールモンに進化可能。前述のデジモンコレクターズではカブテリモンやクワガーモンに進化できてモチモンが進化元になるので現在唯一テントモンポジションに収まったと言える。
旧デジカではハヌモン(Bo-1153)に指定されていた。