キンググリッドマン
きんぐぐりっどまん
合体竜帝!キンググリッドマン!!
データ
別名 | 合体竜帝 |
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身長 | 93m |
重量 | 20万4000t |
パワー | 320万馬力 |
ジャンプ力 | 一跳び240m |
スーツアクター | 岡野弘之 |
概要
グリッドマンがアシストウェポン・キングジェットと竜帝合体した形態。
パワータイプのサンダーグリッドマンに対し、こちらはスピード重視の形態であり、ジャンプ力や走る速度はキンググリッドマンの方が上。そのため、重々しい外見ながら回し蹴りを放つこともできる。ただし重量はサンダーグリッドマンよりも5万トン近く重く、馬力も30万馬力劣る。そのため完全な上位互換とはならず、ゴッドゼノンの復活と共に再びサンダーグリッドマンに合体可能になってからは相手に応じて使い分けるスタイルを取ることに。
このスピードは脚部に内蔵された加速機構「イナーシャルスタビライザー」によって実現させており、さらにキック力を数百倍に増大させる「バスターレッグイグナイター」と「ニークラッシャーラム」と組み合わせれば強力なハイキックや連続キック、足刀蹴りまで行える。
脚部にはこのほかに「バリアブルサイドスラスター」という推進器があり、加速・ジャンプ時に運動エネルギーを向上させる。
さらに「光電子ブースター」も内蔵されており、高度1万mまで上昇可能。
背部の「ドラゴンウイング」を展開することで空を飛び、脚部ブースターを併用することでマッハ50による高速飛行もこなす。
腕部の「キングパワードアーム」も45tのチタンの塊を握りつぶせる強い握力を持ち、強化怪獣相手にも引けを取らない。
頭部装甲に内蔵されている「キングサーチャーシールド」には、ありとあらゆるセンシングデバイスが組み込まれており、防毒マスクとしての機能もあり毒ガスを使用する怪獣相手に有効な形態。初登場は第26話のベノラ戦で、防毒機能が付加されたのもベノラの毒ガス対策という側面がある。
かなりの難産だったらしく、劇中で一平はダイナドラゴン全体をグリッドマンの鎧にすることを考えていたのだが、構造が複雑で考えがまとまらなかったところにゆかのアドバイスを受け、ダイナファイターを外してキングジェットだけで合体できるようにするという結論に至ってこの形態が誕生した。
雑誌展開『魔王の逆襲』ではグリッドマンシグマが合体することで、キンググリッドマンシグマとなり、サンダーグリッドマンと並び立った。スーパーミニプラでも再現できるようになっている。(ただし、グリッドマンシグマおよびダイナドラゴンはプレバン限定アイテム。)もちろん逆の合体も可能。
戦力
装備
- ペネトレーター砲
両腕に装備された厚さ10mの鋼鉄を撃ち抜く砲門。
- ブレストランチャー
胸部にある4門のレーザーバルカン。スパークビーム同様の出力を持つ。
- ドラゴニックキャノン
ダイナファイターが変形した大型キャノン砲。
本編ではキンググリッドマンで使用したことはないが、2015年に『日本アニメ(ーター)見本市』で制作された短編アニメ『電光超人グリッドマン boys invent great hero』にて、カーンデジファー相手に使用した。
必殺技
- キンググリッドランチャー
両腕に一門ずつ装備された光線砲「ペネトレーター砲」から発射されるビーム。ペネトレーター砲より出力が高く、連射能力に長ける。
- キンググリッドビーム
グリッドビームの強化版。サンダーグリッドビームと同じく右拳から放つ。サンダー版が電撃を纏っているのに対し、こちらは超高熱を帯びている。
- キンググリッドファイヤー
胸の発光体から発射する高熱火炎。サンダーグリッドファイヤーと異なり、最初から装備されている武器で、射程距離に優れる。
サンダーグリッドマンのものと同じ修復光線だが、こちらは両肩のトライジャスターから放ち現実の世界を修復するほどの出力を持つ。
- ショルダーランチャー
光子弾バーストミサイルを放つ。
- プラズマストーム
ペネトレーター砲の下部から放つ粉砕光線。
- ドラゴンクロー
肩の爪を飛ばす。命中すると3キロメートルは吹っ飛ぶ。
- ハイパーキングキック
ブースターでジャンプし、高々度から飛び蹴りを仕掛ける。
余談
- 名称は初期からキンググリッドマンだった。サンダーグリッドマンの初期名称であるグレートグリッドマンに対し、恐竜王と言う意味でのキングの名称をつけたものである。放送当時は別の番組でキングの名称を付けた恐竜合体ロボットが登場したが、ネーミング的に問題はないと判断したため、そのままの名称となった。