「大勢で一人をよってたかってってのは、感心しないねえ」
演・宮野真守
概要
『ウルトラマンプレミア2011』にてウルトラマンゼロが一体化したレベル3マルチバースのM78ワールドの地球で暮らす青年。
カイザーベリアルによる地球侵略の際にゼロが地球に来訪、そこで『ウルトラセブン』で登場したキリヤマ隊長の孫であるキリヤマ翔一が不良達に囲まれているのを見つける。ゼロがその様子を見て地球人とはこんな醜い種族なのかと失望していた所に上述の台詞とともにライトが登場、逆上した不良達を見事な手際で返り討ちにし懲らしめた。そんなライトの勇気ある行動に心を打たれ気に入ったゼロが「その身体、借りるぜ！」と一体化、ライトに助けられた翔一に名を聞かれてライトの身体を借りたゼロはモロボシ・シンと名乗った。
その後、カイザーベリアルとの戦いを終えてゼロはライトから分離した。（ゼロが常時、身体の主導権を握っていたからか、シン＝ゼロとして行動していた記憶はなくなっていた。）
余談
- ライトとモロボシ・シン／ウルトラマンゼロ役を演じた宮野真守氏は『ウルトラマンゼロ』シリーズをはじめ、『新世代ヒーローズ』系含めた多くの客演作品、ゲーム、玩具等でゼロのCVを担当している。また、歌手としても『ウルトラマン列伝』、『ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突』で主題歌、『ウルトラゼロファイト』で挿入歌を担当している。（ウルトラマン列伝72話で主題歌を担当する歌手として映像告知に登場したこともある。）
- 演じた宮野氏はゼロ10周年の際のインタビューで度々この作品に触れておりウルトラゼロアイを目元に持ってきて「デュワ！」と親父と一緒に変身出来たのは嬉しい思い出、森次晃嗣氏（『ウルトラセブン』モロボシ・ダン：薩摩次郎役）や真夏竜氏（『ウルトラマンレオ』おおとりゲン役）、黒部進氏（『ウルトラマン』ハヤタ隊員役）らから当時の話、ウルトラシリーズに臨む上での心構えなどを直接教えて頂けたのはとても貴重な機会だったと語っていた。（またいつかモロボシ・シン/ウルトラマンゼロ役を演じたいとも語っていた。）
- ライト本人の性格としては、正義感が強く、ユーモアとお茶目な一面がある性格設定がされていた。
- ライトと一体化したシン／ゼロは父親であるダン／セブンや師匠であるゲン／レオと同じく演者がウルトラマン体のCVと同じ役者（宮野氏）が演じていたため擬態型感が強かった。
- ライトという名前、今となればゼロが映像作品で一体化した、ラン、タイガ・ノゾム、伊賀栗レイトからそれぞれ一体化した順に文字を貰った構成となっており運命的なものがある。（ラ→ラン、イ→タイガ、ト→レイト）
関連タグ
モロボシ・シン:ウルトラマンゼロがライトと一体化した際に地球で活動するため、名乗った名前。
ウルトラマンゼロ:一体化し、モロボシ・シンとして活動、カイザーベリアルの地球侵略を防いだ。
