来たれよ・・・・
「愛という名の幻想を得し者」・・・・
「人の心を得し者」・・・・
「怒りにより勇気を得し者」・・・・
「人の道に目覚めし者」・・・・
「英雄の名声を得し者」・・・・
「志を受け継ぐ者」・・・・
「最強の座を得し者」・・・・
人間に、未だ幻想を抱く者よ・・・・
いざなおう・・・・
真実を知らしめんために・・・・
概要
各編の主人公達が集結する最終シナリオ。開始前に各シナリオの主人公から1人を選択し、オルステッドを選んだ時とそれ以外の主人公を選んだ時とでは内容が異なる。
オルステッドの場合
中世編以外の7つの編のボスたちを操って、各主人公たちと戦うことになる。元々かなりの強さを持ったボスを、オルステッド本人の強さを上乗せするため、たいていは圧倒的な力で叩き潰すことができる。しかしその結末は···。
本ゲーム中でも最も救われない重大な展開になる可能性もある。魔王オディオの項目を参照。
オルステッド以外の場合
中世編以外の7つの編の主人公たち(功夫編のみ心山拳老師の弟子の一人が心山拳師範として登場する)がオディオの世界へと召喚され、プレイヤーはそのうちの選んだ主人公でオディオを倒しに行くことになる。
選ばなかった主人公たちは各地に点在しており、条件を満たすことでパーティに入れることができるロマンシング サ・ガに近い形式になっている。条件はそれぞれ異なり、話しかけるだけですむ者もいれば、戦闘しなければならなかったり、特定のアイテムを手に入れる必要のある者もいる。
最終編にはこれといった物語がなく目的はラスボスを倒すことだけとなっており、仲間を集めなくてもラスボスと戦うことは可能で、一人だけでクリアすることもできる。
また各主人公の最強武器が各地に点在するダンジョンに存在しており、対応した主人公がいないと入れないようになっている。選択した主人公、仲間全員と会ったかラスボス戦後の行動によってエンディングが変化する。
また、各編での行動によっても若干変化する。魔王とは何かを考えさせられるものがある。
ちなみに「逃げる」が鍵となっている隠し要素が二つあり、「???回戦闘から逃げる」「ある所で戦わず去ろうとする」と起きるイベントがある。
前者は既に最終編のどこでも可能であり、ある回数から初めて何者かから残り5回であることが警告され、以降逃げる度にカウントダウンされていく。そして0になると…?
リメイク版はさらなるところで新しい追加要素として真のラスボスが現れることとなる。
なお、魔王との会話イベントから最後まで、及びオルステッドルートは発売当初は録画・撮影禁止区間に設定されていたが、2022年11月のアップデートで解禁された。
登場キャラクター
- 各編の主人公達
- 各編のボスたち
- 魔王オディオ
- ボスモンスター
- モンスター
他
- リメイク版
ダンジョン
中世編では入れず何故存在するのか、何の為に造られたのかが謎の迷宮群であり、各主人公がいるのが突入の最低条件となっている。
攻略すると、各主人公の最強武器が入手できる。
本能のダンジョン
ポゴがいる状態で雪山のふもとの青い壁を調べると入れる。
迷わずに進むためには原始編特有の「あのアクション」が鍵である。
奥にはボスのアムルクレチアが生息している。彼の話によると、これらのダンジョン自体は中世編の頃から存在していたようだ。
鍵のダンジョン
ルクレチア城下町の民家から入れる。
おぼろ丸がいる間は『影』と呼ばれるモンスターが「古びた鍵」を落とすようになる。ダンジョンに多数存在する鍵付きの扉は「古びた鍵」がないと開かないため、おぼろ丸がパーティに必要。
ボスは不在であり、鍵を開けた扉はおぼろ丸がいなくても通行できる。
技のダンジョン
雪山の中腹あたりにある岩を心山拳師範に壊してもらうと進入でき、ダンジョン内にも師範の特定の技で壊せる岩が点在している。
そのため心山拳の技を全て覚えていないとまともに探索できないが、リメイク版ではシステムを改善したことで技を覚えられないバグがなくなったため、詰む心配がなくなった。
更にリメイク版ではどの岩にどの技を叩き込めばいいかは心山拳師範がヒントを出してくれるようになり、裏側からでも破壊できるようになるなど、ユーザーフレンドリーになっている。
通路にはボイスハートがうろついており、通常エンカウントは無い。
時のダンジョン
サンダウンがいる状態で森にいる馬を追いかけていくと入れる。
通常エンカウントは一切ないが、時間が経つ毎に鐘が鳴り、ダンジョンが暗くなっていき、最後にはボスのジャギィイエッグが襲いかかってくる。
完全に暗くなる前にダンジョンから出るとカウントがリセットされるほか、ボス討伐後はカウント自体が廃止されるため、明るいままで敵が出ないダンジョンを探索することができる。
力のダンジョン
日勝がいる状態で森にいるボスのアポフィスフィオを倒すと入れる。
最初こそ一切のエンカウントがないうえ一本道しかないダンジョンだが、当初は途中の宝箱が開かない。最深部にある最強バンデージを入手すると他の宝箱を開けられるようになるが、高エンカウント率でかつ強いモンスターが出る。
この高いエンカウントを利用することで、レベリングやある隠しボスをおびき寄せたりすることにも使える。
心のダンジョン
他のダンジョンと異なり、入り口そのものが存在しない水路らしきものがある謎の空間であり、アキラがテレポートするとたまに入れる。
滅びたルクレチアの人々の魂が彷徨っており(何故あの世ではなくここに閉じ込められているのかは不明)、目的を果たすと二度と入れない。ボスは不在。
リマスター版のアムルクレチア曰く「閉ざされた心っちゅーもんはそう何度も開かん」らしい。
知のダンジョン
ファミリオの村の民家が入口。
通常エンカウントは一切なく、キューブがいれば謎解きに挑戦でき、先に進める。17ダイオード入手後に再訪するとボスのユラウクスと戦える。
なお、何故か民家がダンジョンと直接繋がっているため、家の屋内そのものには入れない。これは鍵のダンジョンも同様。
関連動画
『ライブアライブ』ファイナルトレーラー
※他の編の内容も入っているが最終編が動画のメインになっている。
リメイク版
オリジナル版は中世編クリアすると同時に最終編が始まるのだが、
リメイク版では中世編クリア後も最終編以外のシナリオをプレイできる。もちろん中世編も再プレイ可能。
最終編を始める前にやり残したこと、やり直したいことがあれば、今一度ほかのシナリオをプレイしてから最終編に挑むことを推奨する。やり直す場合は必ずこの最終編が出現しているセーブデータから行う事。
なお、シナリオ選択画面の「最終編」の欄には、特定のキャラクターが立つ台座のかわりに、各編のボス達が纏っていた赤黒いオーラだけが浮かんだものになっている。
さらに最終編主人公選択では台座の色が唯一オルステッドだけは赤になっており、明らかに他の主人公達と違う事を匂わせている。
なお、最終編自体もやり直す事が可能。その為オルステッド側を選択しても再び最終編主人公選択ができるようになっている。
そして、オリジナル版では各主人公の装備したものしか最終編に持ち込めなかったが、
リメイク版では一部を除く装備品と攻撃アイテムも持ち込めるようになった。更には仲間の装備品も持ち込める。各主人公と合流した際は各編クリア時の持ち物を受け取りが可能。
ただし、以下のアイテムは持ち込めない。
- 各編の特定の仲間しか装備できない装備品:ボーリング玉(タロイモ)、野生バッグ&野生ドレス&キバのネックレス(べる)、陸奥守吉行(とらわれの男 ※非0人斬り時)
- ボーリング玉は最終編でキューブの装備として改めて敵からドロップ可能。
- 陸奥守吉行は0人斬りの場合に限りおぼろ丸の右手に自動装備されて引き継げるが、代わりに元々右手に装備していた刀が1本消えるため要注意。
- 装備にも攻撃にも使えないアイテム:消費回復アイテム全般、強化パーツ、かたいカワ&かわひも(素材)、各編のイベントアイテム(鍵など)等が該当。
- 装備可能もしくは攻撃可能なものは引き継げるため、回復効果を持つアクセサリー(印籠など)や、別の用途がある素材(ホネやかたい石など)はセーフ。
- 回復アイテムや強化パーツは最終編で改めて集め直す必要がある。これは近未来編で大量に持ち越すとゲームバランスが崩壊するためだと思われる。
上記の設定により、アイテムコンプリートを目指したい場合、特に原始編のアイテム合成や近未来編のアイテム改造はオリジナル版以上に気を使う必要がある。
幕末編も0人斬りよりは中途半端斬りの方が遥かにメリットが大きくなっている。
なお、最終編でのエンカテーブルが大きく追加されており、期間限定の敵限定ドロップはかなり減った(※ゼロではない)のは有難いところ。
また、オリジナル版では中世編で城や魔王山のアイテムを取ると、最終編で入手できなくなっていたが、リメイク版ではアイテムが再配置されているので遠慮なく取っておこう(ものによってはより優れたアイテムに変わっている)。
また、よく見ないとわかり辛いが、他の7人が主人公の場合に行けるルクレチア城は実は朽ちている。地名も「廃村」「廃墟の街」「雪山」と地名すら忘れ去られてしまっている始末。
そもそも異邦人である主人公たちにとっては完全に未知の異世界であり、土地について教えてくれる人間が一人も残っていないのだから当然っちゃ当然ではある。
なお、オルステッドを主人公にした場合は地図を開くと……?
最終編のTIPSはアムルクレチアを倒せば解放され、彼が各地及び隠されたダンジョンについて解説している。
ちなみにリメイク版のボイスハートは姿や行動はオリジナル版と同じだが、キャラクター性(いわばセリフ)が全く異なる。これは昨今のコンプライアンスにより変更されたものである。