概要
ミミズク系統のフクロウの中では最大サイズで、「夜の猛禽」の異名を持つワシミミズクのフレンズ。
『けものフレンズ』のどの作品でも常に行動を共にしているアフリカオオコノハズクとは博士と助手という関係にあり、コノハズクが博士でワシミミズクが助手である。但し、メディアによって細かな設定が異なる。
「ふわふわのコートを着た小柄な体格」は両者とも共通であるが体色が大きく異なる(これはNEXON版における他のフクロウ系統のフレンズも同じ)。白や灰色がベースとしているのがコノハズク、茶色をベースとしているのがワシミミズクである。
外見はコノハ博士とカラーリング以外ほぼ共通しており、白がベースの博士とは対照的にシックな茶色をベースとしている。色以外には両者の差異はほとんど見られないが、「けもフレ図鑑」での博士の発言によると「(助手は)脱いだらすごいらしい」とのこと。
アプリでもアニメでも博士と一緒にいる印象が強く、pixivにおいてもそれぞれ単独で描かれたものよりも博士と助手のセット(としょかんコンビ)で描かれたイラストの方が多い。
NEXONアプリ版
どうも……博士の助手です。
アフリカオオコノハズクことコノハ博士は、天才で、とても偉いけもの様です。
ゆえに、助手である私も偉いから敬うのです。
ちなみに猛禽類ですから、ナメた態度だと、私のワシ的部分を激しく発揮するですよ!
愛称は「ミミちゃん助手」。
コノハ博士ことアフリカオオコノハズクの助手であり、行動を共にしている。
先述の通り体格は脱いだらすごいらしいが、6章のレースで登場したスタイルが良いフレンズに対し、博士と共に嫉妬の視線を向ける描写がある。
更にジャイアントモアのキャラクエストでは色々と大きくなる為に教わったり、「脱いだらすごいのですよ…」と目を逸しながら発言したりする場面があり、真偽は不明である。
本編にはコノハ博士と共に2章で登場。
博士とは常に同行している訳ではなく、キャラクタークエストなどで博士の命令を受けて単独行動をする場面もある。
博士とは以心伝心とも呼べるほどその言動が連携されており、「です/~のです/~なのです」などの口癖や辛辣な物言いなどまで共通している。その一方で、自分で説明して博士が発言するタイミングを奪ったり、手を貸さざるを得ない状態に持ち込むなど、博士に比べて変化球で人を振り回す黒い一面が見え隠れする。
なお「博士は天才でとても偉いので、その助手である自身も偉いため、敬われて然り」という持論がある模様。そのため、博士同様に図々しいところがある。...かと思えば、ヘラジカのキャラクエでは彼女のエスコートに罪悪感をたらしぶりにきゅんときて「けものたらし」の称号を与えている。
ちなみに彼女の語った回想だと博士の助手となった経緯は「キャラが被っている」から。
レアリティ☆2のクール属性。攻撃タイプは近距離型。
グループはまったり浮遊部に所属。
所有スキルは敵全体に攻撃力の3倍のダメージを与える「憤怒助手の迸り」。
自身を強化するスキルを持つ博士とは対照的に敵を直接叩く助手。プロフィールの解説コメントでも「ナメた態度だと、私のワシ的部分を激しく発揮するですよ!」と警告している辺り、博士と比べるとガンガンいくタイプなのだろうか。
アニメ1期
第7話から登場。じゃぱりとしょかんにはかせのアフリカオオコノハズクと共に住んでいる。
キャラ設定は上述の概要に準じたものであり、博士同様に他のフレンズに比べ格段に知性が高く、図々しく辛辣な物言いもはかせと同じ。「~です/~なのです」という口調も博士と共通しているが、じょしゅのほうが声のトーンがやや低めで淡々としており、はかせよりも若干大人びた印象を受ける。
デザインに大きな変更はないものの、他媒体と比べると博士共々ややスリムになっており、手指の先端が黒くなっていない。
はかせと同じく「料理」というものに興味を持っており、いっしょに文字が読めるフレンズを探していた(文字が読めれば料理本も読むことが出来るため)。自分が何の動物かを訊きにとしょかんを訪れたかばんが、側にあるクイズのアトラクションをクリアしたことを見込み、彼女に料理をさせる。
出来上がったカレーを食べ、当初は博士と同様「辛いー」などと文句を垂れたが、最終的には完食している。
5月26日22:00よりニコニコ生放送にて開催された「けものフレンズ」全12話一挙放送において、たつき監督より博士はひらがなが、助手はカタカナがちょっと読めるとか考えてたかも(嘘かも)という発言がなされた。
そのため彼女達による情報は正確性に欠ける可能性があることを留意する必要がある。
最終話ではラッキービーストの緊急通信によってかばんの危機を知り、「夜目が利かないだの地図が読めないだの、ポンコツだらけなのです」と愚痴をこぼしながら増援のためにはかせ共々パーク中のフレンズ達を連れ出し、最終的にかばん救出及び黒セルリアン討伐の成功に大きな役割りを果たした。
戦闘後のBパートのパーティーでは火を恐れないヒグマに料理を指導し、料理を食べるためにかばんの言葉を遮ったりしていた。
かばん出港の際には「お前ならなんだかんだ大丈夫なのです」と励ましの言葉をかけ、その船出を見送った。
けものフレンズ2
6話に登場。
前作に登場した助手は手の先も白かったが、本作の彼女は吉崎デザインの立ち絵同様に手の先が黒くなっているので、恐らく前作の彼女とは別人。
しかし、辛いものが好きという点は共通しており、劇中では博士が作った「キノコの激辛鍋」に舌鼓を打っている。
「かばんの助手の博士の助手」を自称し、かばんの元で博士と共にサンドスターやセルリウムの研究を手伝っている。
最近強力なセルリアンが現れる頻度が高まっている事を調べていたものの原因が分からず手をこまねいていたが、キュルルが海底火山の存在を知った事でその仮説を実証すべく、博士と共にキュルルを強引に海へと連れ出して水中のサンドスターをサンプルとして確保した。
同話の次回予告パートにも登場。
カフェで博士と香辛料にまつわる問答勝負を繰り広げていた。
11話以降はキュルルの絵がフレンズ型セルリアンの大量発生の原因になる事を危惧した博士と共に他のフレンズ達に招集をかけ、ジャパリホテルへと向かう。
コミカライズ版
第8話から登場。
アニメ版同様、かばんさん、コノハ博士と共に研究所で暮らしているが、役割は少々変更があり、パークガイド(かばんさん)の助手として外で活動(フィールドワーク)する場面が多い。一緒に活動する時間が長いためか、かばんさんには大変懐いており、馴れ馴れしい態度を取るサーバルに、やきもちとも指導ともとれる態度を取ったりもする。
かといって、博士とのコンビが解消したわけでもなく、研究所内ではかばんさん特製のティラミス味のジャパリマンをよこせと、一緒になってカラカルに迫っていた。子供か!
あと、頭突きに膝蹴りと、ツッコミが割と容赦ない。
8話ではかばんさんと共に夕飯の食材を採集中に、ボスが野生解放を検知した為にビースト接近を察し、ゴリラ達の元へ急行。煙幕紙飛行機を投擲してビーストを攪乱、ゴリラとキュルル達を救出した。
なお、自動車に乗っている時はだいたい助手席に座っている。助手が座る席だと思っているのかもしれない。
研究所内では三角巾をつけてかばんさんの料理を手伝う一方、サーバルとかばんが何かしらやり取りをする度に、溜息等の不自然な態度を取っており、読者のさまざまな考察が上げられた。
研究所で発生した「バスセルリアン」との対決の際は、かばんさんとの「ツーカー」で作戦を瞬時に理解したサーバルに、「そういうの……ずるいのです――」と、二人の絆に嫉妬するような言葉も漏らしていた。
その後、第12話予告パートで、研究所の外で倒れていたビーストを発見、第13話予告パートでは、ばすてきコンビやボスと共にキュルル、ビーストが収容されていた施設跡を調査するなど、サイドストーリーの進行役的な役目を担った。
最終決戦では、かばんさんと連れだってホテルに現れ、仲間を逃がすために囮になろうとしたPPPを引き留めた。フレンズ型セルリアンを撃退した後は、海底火山の噴火によるセルリウムの大量噴出、巨大セルリアンの襲撃を、PPPのコンサートによる「ケモハーモニー」の増幅で鎮圧する作戦を前線で取り仕切った。
決戦後は、研究所で少し目を潤ませながら、力一杯手を振って、サバンナに戻るキュルル達に別れを告げた。
けものフレンズあらーむ2
待ち受けキャラクターとして選択はできないが、博士と共に各種機能の解説をするガイド役として登場。
けものフレンズぱびりおん
第?世代
配信開始初期から観察可能なフレンズの一人。主に夜に出会いやすい。
1期アニメ同様に博士と行動を共にしている事が多いが、博士からの指示で単独で行動している場面も見られる。
博士と比べると若干大人びた印象。
本を読み散らかしている博士に片付けをするよう指摘するなど、几帳面な所がある。
珍しい行動は「本を読む」。「本棚」で披露する。
その名の通り本を読み進めていく。
博士の珍しい行動も同じ名称かつ動きも同じだが、表情に細かい差異がある。
第2世代
2020年9月9日より第2世代のコウザンエリア解放と同時に観察可能になったフレンズの一人。
性格はNEXON時代に近い厚かましいもので、通称も「ミミちゃん助手」となっている。また、第?世代とは異なり手に杖を持っている。
博士の事を尊敬してはいるものの、最近お腹周りが丸くなっている彼女に苦言を呈している。
珍しい行動は「とりあえずたたくのです」。「マトリョーシカ」で披露する。
叩くと中身が飛び出すフクロウ型のマトリョーシカに驚きつつ、最後に飛び出た卵の上に乗る。
けものフレンズぱずるごっこ
ステージ501以降の背景として博士と共に登場。
けものフレンズFESTIVAL
公式Twitterにおける事前登録限定ストーリーでは1話・2話に登場。
ジャパリまつりが開催される時期になるとセルリアンの目撃報告が増えている事について博士と話しており、今年のまつりでは特に目撃報告が多い事を語っている。
また、2話ではほしぞら資料館(アニメにおけるとしょかんと同一の場所なのかは不明)の本棚から「でんせつのおたから」が記された書物を発見している。
ゲーム本編におけるストーリーでは上記ストーリーの続きが語られ、博士から「大騒ぎになるといけない」という理由からジャパリまつりが終わるまで他言無用の指示を受けていたが、その場に偶然居合わせて二人の話を聞いていたフルルがジャパリまつりの開会の挨拶時に皆に知らせてしまった。
限定バージョンについては探偵ワシミミズクを参照。
レアリティ☆3で、動物グループは青。
得意地形は雲海・夜、苦手地形は雪原。
けもパワーは桃グループのフレンズへ与えるダメージがアップ。
所有わざは3ターンの間味方全員のはやさを中アップする「ミッドナイト☆パーティー」。
けものフレンズピクロス
ピクロスでは、114問目に登場。問題サイズは15×15。
メガピクロスでは、82問目に登場。問題サイズは15×15。
イラストBにした状態で、クリップピクロスのイラストを完成させる。または、ピクロス問題を解くと見ることが出来る
クリップピクロスでは、一つ目の問題に登場。
けものフレンズ3
アプリ版
探検隊とは別にパークの治安を守る「ジャパリパーク警備隊」のまとめる係のまとめる補助をしている。
性格においては博士共々NEXON版同様の腹黒い一面があり、ミーアキャットからも「相変わらず厚かましい方達」と辛辣な物言いをされている。
メインシナリオでは3章終盤より博士と揃って登場。
探検隊が追っている巨大セルリアンに関する重大な情報を掴んだとの事で、一行にゴコクチホーへの同行を命じる……が、帰りの船がもうないのを理由にシロナガスクジラ達の夕飯に(無理矢理)ありつく。
4章ではゴコクチホーへ一行を連れてきて、突如として警備隊の「入隊試験」なる課題を博士と共に突きつける。
警備隊メンバー達も振り回してのムチャクチャなテストの中、「颯爽と現れて自分達のお題を緩和し恩を着せる」という腹黒な計画を博士と共に企てていたが、一行と合流していた警備隊リーダーのライオンが博士の無理難題を変更させていった為に出るタイミングを完全に見失う。
そこへたまたま通りかかったジャパリ団を上手く言いくるめてライオンの誘拐を命じるが、ジャパリ団はライオンではなくホワイトライオンを誘拐してしまい、さらにセルリアンが大量発生しているトンネルに入り込んでしまう。
その後はハクトウワシら一部の面子から軽率な行動を咎められ、落ち込みながらも博士と共に事態の収束に加わり、ジャパリ団とホワイトライオンの救出に成功。
しばらくは博士共々落ち込んでいたが、ライオンの仲介で許しを得てからは何食わぬ顔でいつもの調子に戻った。
そして肝心の巨大セルリアンに関する情報は既にドール達も把握していた内容で、結果的に大した収穫は得られずじまいとなった。
フレンズストーリーでは助手になった経緯が言及されており、嘗て怪我をした時にアフリカオオコノハズクに助けられ、その際にお互いのキャラが被っている事に気づき、差別化のために「博士」を譲り、自分は「助手」のポジションにつく事にしたらしい。
ちなみに本人が言うには本当は自分の方が頭が良いそうである。
ゲーム内では2020年2月末に開催されたセルリアン大掃除イベントに伴い、ジェンツーペンギンと共に実装された。
初期けも級は☆4。属性はリラックス。
とくせい | 我々は賢いので・助手 | 与ダメージ6%増加&くたくた耐性(高)増加+ステージの時間が夜の場合、追加で与ダメージ10%増加 |
---|---|---|
キセキとくせい | 天才ミミちゃん助手の完璧な作戦 | 与ダメージ15%増加+ステージの時間が夜の場合、味方全体の攻撃命中率10%増加 |
たいきスキル | ミミちゃん・カムフラージュ | 2ターンかいひと与ダメージ15%増加 |
とくいわざ | ファサッとしてバシッ | 敵単体に59%×2のダメージ&中確率で2ターン攻撃命中率15%減少 |
けものミラクル | ワシ的部分…解放! | 敵単体に大ダメージ・対象がファニー属性の場合、威力が特大ダメージへ変更 |
期間限定イベント「決定!ジャパリパークの1等章!」開催時には、別属性のユニットとして再登場。
初期けも級は☆4。属性はマイペース。
サブ属性はリラックス。
肩書きは「優秀な助手の出番なのです」。
とくせい | 食の追求者 | 味方全体の状態異常の敵への与ダメージ20%増加+自身が生存中、毎ターン味方全体のたいりょく2%回復 |
---|---|---|
キセキとくせい | 賢い助手とは、私ですよ | マイペース、リラックス属性の味方のズキンズキン耐性(高)増加&敵全体のどく、くたくた、ズキンズキン、からげんき、ぼんやりうっかり耐性(低)減少 |
たいきスキル | 研究スケッチ | 自身のMP10増加&味方全体のたいりょく20%回復&2ターン被ダメージの50%はねかえし状態 |
とくいわざ | 文武両道なのです | 敵単体に24%×5のダメージ+対象がラブリー、ファニー属性の場合、低確率で1ターンくたくた、からげんき、ぼんやりうっかり状態 |
けものミラクル | 研究材料を探しに行くのです | 4ターン味方全体の与ダメージ増加&MP増加 |
アーケード版
2019年12月6日からユニットとして実装された。
2020/7/31には夏イベント「ワクワクドキドキ博士と助手のハッピーサマータイム!」開催に伴い、SSRバージョンが先行登場した。
レアリティ | SR、SSR |
---|---|
属性 | ゆうき |
得意なエリア | ジャングル |
元気な時間帯 | 夜 |
けものミラクル | ワシ的部分…解放!※ |
※アプリ版における該当属性へのダメージ変更はカットされている。
スキルカードでは以下のカードに描かれていた。
- はっぱのねいろ
- もしもしきこえますか?
コラボレーション
しろくろジョーカー
けものフレンズぱびりおんとの相互コラボイベントにて、期間限定で入手できる動く銅像として登場。
銅像建築には、指定のスポットで位置登録をすると獲得できるパビリコインを使用する必要がある。
マビノギ
コラボイベントにてNPCとして登場。
設定としては、原因不明の爆発に巻き込まれた際にマビノギの世界へ飛ばされたという事になっている。
イベント中は港エリアに滞在していた。
また、助手になりきれるアバターパーツも登場した。